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八日目の蝉



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【この小説が収録されている参考書籍】
八日目の蝉
八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉の評価: 8.00/10点 レビュー 7件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(9pt)

八日目の蝉の感想

非ミステリーではあるが、全編を通じて漂うこの切なさと哀しさ、そして緊張感と不安感、これは何なのだろうか。
ミステリーでは無いが、一種のサスペンスである。とは言っても、決して怖いわけではない。愛が溢れているのである。

物語の主人公は、二人の女性。
産まればかりの女児を誘拐した希和子とその女児薫。
第1部は希和子の逃亡劇をその目線と心情で、第2部は成長した薫の現在の環境と心情を描く。
本書の評価のポイントは、不倫・誘拐・逃亡という行為を理知的に読むか、女性の心情・親子愛をエモーショナルに読み進めるかによって全く異なるであろう。当方は、後者のスタンスで最後まで読み、相当に印象に残り、評価もかなり高くなった。

『その子は、朝ごはんを、まだ、食べていないの、と』に表される希和子の愛。
今の自分を全て希和子の所為と割り切れない薫の心情。
泣かせます。
アマゾン評価5点です。
非ミスであっても楽しめますし、心に残ります。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.1:
(10pt)

引き込まれる


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スズ
LFH2FGR6

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