▼以下、ネタバレ感想

密室の中のデスゲームということで、期待していた通りの
読み応えだった。


▼以下、ネタバレ感想

　なぜか読んでなかった作品、多分映画の予告で藤原氏を見てミステリー作品ということ失念していたのです。
むしろデスゲーム系統では登場人物が猟奇的になりすぎることなく、ミステリー要素は色濃いほうかと思います。
伏線自体は分かりやすく犯人当ては比較的容易？デスゲームものなので動機の部分はお金か生き残りのためで成立するのでしょうがあまり裏事情が明かされないのもすっきりしませんね、★は8で!!

▼以下、ネタバレ感想

こういった話は嫌いではないし、読んでいて面白かったとは思いますが、ここでの評判ほどとは残念ながら思いませんでした。


▼以下、ネタバレ感想

▼以下、ネタバレ感想

現実離れした設定ではあるが、楽しめました。

クローズドサークルですが、推理に重点を置きすぎていないのでとてもバランスがよく、飽きさせない展開でした。
まさに、藤原竜也の主演映画にありそうな小説と思って読んでいましたが、本当に藤原竜也で映画化されていました。。。（映画は×ですが）
どんな方にもエンターテイメントとして、とても楽しめる作品に仕上がっています。

ありきたりな設定だったのであまり期待せず読み始めましたが、だんだん面白くなってきてあっという間に読んでしまいました。
クローズドサークルものですが、無駄な大量殺人もなくトリックはしっかり考えられており、純粋に犯人当てを楽しめる作品だと思います。

本書は登場人物のキャラクターが少しアニメチック（？）な感じがして
また新鮮なクローズドサークルものとして読めました。

『そして誰もいなくなった』のフォロワーとして
綾辻行人著『十角館の殺人』とセットで本棚に置いておきたいです。

▼以下、ネタバレ感想

米澤版「そして誰もいなくなった」。ガチガチのクローズドサークルモノと見せかけて、実はという新しい形を示してくれた傑作！ドキドキしながら、読めました。

登場人物が多いので人物設定が1度では覚えられず、前半は読み進めながら何度か自己紹介の件に戻って確認してました。
最後は色々なルールが最大に活かされた結末で、納得できる作品でした。

クローズド・サークル系がとても好きになりました。

インシテミルを読んでクローズド・サークルって
面白いって思いました。

TVの『ライアーゲーム』の殺人事件が起きるバージョンて感じがした。
ライアーゲーム自体好きで、この作品も楽しめた。
只、ラスト、良かったんだけど（ふざけた武器もあり）なんとなく茶番感を感じた。
そして、犯人。目的達成後、ナイフもってどーすんだ？先は読者の想像に委ねるて感じの作品じゃないよね。後、長い。
個人的に不満もあったけど、読みやすかったからなのか、主人公の何がしたいんだ的な行動に共感した
のか、とにかく楽しめた不思議な作品でした。

スリルと好奇心で一気に読ませてくれる作品です。

続きを期待している作品の一つです。
終わり方でも続編を匂わせていますしね。

私は通でもマニアでもなく、少々の矛盾があっても全く違和感を
抱かないミステリーの多読派です。
これは純粋に楽しめました。
終わりに向かってのスピード感も良かったです。
ミステリーはトリックや意外な人物が犯人、動機・・がもちろん読みどころなんですが
私はそれ以上に、文体が気になります。
ナルシスト、自虐的な言葉。
こちらの想像を寄せ付けないほど、登場人物の気持ちを書きこみすぎちゃって余白のない文。。。
色々ありますが、米澤さんの文はあっさりしているというか、書き込みすぎてないため
話そのものに集中できて入り込めます。

そういう点も評価させてもらって、９に近い８を。

「ミステリ」という枠を良い意味で「遊び」に使った作品。
ミステリをジャンルの偏重無く好きな人はきっと楽しめる。
反面、語られていない部分が多く、物語性は薄い。
続編が出そうではあるけれど・・・。
いや、出て欲しいのだけれど。

▼以下、ネタバレ感想

映画を見る前に原作を読んでみました。誰が生き残るのかドキドキ。眠れない夜の設定にもドキドキ。
想像していたよりは悲惨で無残で陰鬱なシーンもなかったので楽しめました。