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月の扉



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【この小説が収録されている参考書籍】
月の扉 (カッパ・ノベルス)
月の扉 (光文社文庫)

月の扉の評価: 5.86/10点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.86pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(6pt)

まあまあでした

単純な話。

わたろう
0BCEGGR4
No.4:
(5pt)

ハイジャック&殺人事件の真相と結末は……

ハイジャックされた機内でハイジャック犯とは別の何者かによる殺人事件が起こるという緊迫感と不可思議感が同居したミステリ

設定は面白かったんですけど、人質に取られてるのは人形たちか?と思うような不自然さと、一人称で描かれているハイジャック犯たちに全く共感できなかったのであまり楽しめませんでした。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.3:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

月の扉の感想

作者の作品は3作目。
「扉は~」「水の迷宮」同様、限られた空間、限られた登場人物で繰り広げられる物語。
その中で、論理展開、謎の解明、そして自分達の中にいる犯人を見つけるという流れです。
しかし、この作品は前述の2作品とは少し違う。
それはハイジャック中に密室殺人が起こったという設定だという事です。
同じ事を感じられたレビュアーの方も多いようで、主要登場人物を除く本来大多数を占めるはずの人質の皆さんが人形扱い。
事件発生現場のスケールに見合わない。どこかマンガみたいです。

事件の背景にあるカルト思想の設定も、結局腑に落ちる形の説明がないので最早ファンタジーの世界です。
また、蚊帳の外にいるキーマン「師匠」に対する描写が圧倒的に足りないので、個人的に「変なおっさん」止まり。
なのでハイジャックの動機なども納得できるものではなく、知的面々の論理展開というより「変人の集い」になってしまっている印象です。
せめて犯行動機であるあの「奇跡」に対して、もう少し納得できる形での描写があれば、評価も変わっていたのですが・・・

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

月の扉の感想

ハイジャック中に起きた謎の殺人事件。
飛行機内の閉鎖空間で何が起きたのか?
と、証拠検証や推理、
議論していく展開はとても面白く読めました。

ですが、ハイジャックやこの特殊な空間は
物語の為の舞台設定で必要なのはわかるのですが、
空間内の雰囲気にとても違和感がありました。

200名以上の人質がいる中の緊迫感はなく、
腕に抱いている赤ん坊は最初から動作なし。
(ぐずって泣いたり、暴れたりしないのかな?)

純粋に謎解きを楽しめるように、パニック状況を極力省き、
ハイジャック中と言うことを忘れない程度に
イベントを挟む苦労を感じてしまいました。

読んでいて楽しいのですが、
臨場感のない奇妙な違和感には馴染めませんでした。


▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

月の扉の感想

本格推理とファンタジーの融合と言う感じのお話です。背景となるキャンプと師匠の設定、微妙な動機、リアリティの無い登場人物達とその会話、その割には不思議と気にせずに読めました。
ただし途中から最後まで延々続けられる推理は、論理的には破たんせず結構面白いものの、この状況で長々しゃべりすぎあまりに緊張感がない。周りに大勢の人がいるはずの設定とは全く思えません。
警察側のパートもあまりにも軽すぎる。ハイジャックと言う設定が必要なら、もう少しうまく出来なかったのか、と不満が残りました。ただ、空港でのラストは良かったです。トータルで見ればまずまず平均点。

なおひろ
R1UV05YV

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