■スポンサードリンク


(短編集)

五つの季節に探偵は



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
五つの季節に探偵は
五つの季節に探偵は (角川文庫)

五つの季節に探偵はの評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

五つの季節に探偵はの感想

第75回日本推理作家協会賞の『スケーターズ・ワルツ』を含む短編集。

短編集とはいえバラバラの内容ではなく、タイトル"五つの季節"が示す通り、主人公の高校時代、大学時代、社会人という具合でその時々での謎の物語を描いた作品です。ミステリとして派手さがあるものではないのですが、成長していく中での主人公の心情や人との接し方、探偵として謎を解く苦悩などが味わい深く描かれており印象的でした。受賞作品である『スケーターズ・ワルツ』も然ることながら個人的には『解錠の音が』がかなりお気に入り。

『解錠の音が』は防犯に絡めたミステリであり現実的な犯行の手口を物語にした作品。ミステリに興味がない一般読者もこの物語は防犯の意味で一読した方がよいような日常の謎が一品でした。他の作品も総じて面白かったです。

egut
T4OQ1KM0

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!