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ダンガンロンパ霧切 7



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【この小説が収録されている参考書籍】
ダンガンロンパ霧切 7 (星海社FICTIONS)

ダンガンロンパ霧切 7の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ダンガンロンパ霧切 7の感想

シリーズ最終巻。 北山猛邦の本格ミステリがとても活きており、シリーズ完結編として綺麗にまとまった内容でした。

本書はシリーズを途中で投げてしまった人でも楽しめる配慮を感じます。
1巻⇒2巻⇒3巻⇒7巻 と読んでも大丈夫。
※シリーズを追わなくなったとしても名作2巻以降だと思われる為。

結末に向けてのおさらいとして、登場人物、探偵図書館、宿敵の犯罪被害者救済委員会の説明、行われるデスゲームの概要を改めて解説しています。また舞台は1巻のシリウス天文台で行われる館ものミステリでありシリーズ読者はワクワクの設定です。
ダンガンロンパのトンデモ設定の中だからできる本格ミステリとして、著者の特性が活きているのが楽しかったです。

霧切響子の過去の物語。五月雨結との関係。儚くも綺麗にまとまりました。
キャラクターデザインとしての霧切の三つ編みにとても深みを感じます。キャラクターへより良いエピソードを盛り込んだスピンオフ作品として満足の作品でした。

シリーズを振り返ると、1巻,2巻がミステリ成分強めで世界観とミステリのやりたい事をやった作品。3巻からはキャラや世界観の説明が混じってミステリとしてもキャラものとしても薄くなってしまった印象。6巻が終盤へ向けて面白さ。最終巻が原点回帰的なミステリと大団円。という印象。
シリーズが終わり寂しく感じますが、著者の新たな本格ミステリを楽しみにしています。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
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