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晴れた日の森に死すの評価:
6.33/10点 レビュー 3件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.33pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
あまりにも辛気くさい
ノルウェーの女性作家の人気シリーズの第3作。第2作「湖のほとりで」がガラスの鍵賞を受賞し、本作もノルウェー書籍販売業者協会の大賞(本屋大賞みたいなもの?)を受賞したという、王道を行く北欧警察小説である。深い森の奥に一人で住む老女が殺害され、近くで目撃された精神に障害がある青年・エリケが有力容疑者とされた。ところが、エリケは同じ日に起きた銀行強盗事件で人質にされ、強盗犯人と一緒に行動していることが判明した。セイエル警部は、エリケを犯人と決めつける周囲とは異なり、冷静沈着に事実を追求し、事件の真相に迫って行くのだった。老女殺害事件の犯人探しの物語だが、銀行強盗と精神障害者の逃避行のエピソードにも力点が置かれている。というか、殺人事件の犯人探しは「えっ?」という展開であっさり決着がつけられるのに対し、逃避行とエリケの思考や行動の解析はじっくり時間をかけ、丁寧に追いかけられており、こちらの方が本筋かと思わされる。しかも、その描写が重くて、なかなかページが進まない。社会的な問題を取り上げ、ストーリー展開が遅く、読者を憂鬱にさせるというのは、北欧ミステリーにはよくあることだが、それにしても本作は辛気くさ過ぎる。銀行強盗とエリケのやり取りにはユーモラスな部分もあるのだが。ゴシック風味というか、多少のオカルト的な重苦しさを苦にしない読者にしか、おススメしない。
あまりにも異質すぎてわかりにくい
ノルウェーの森に住む女性の目には鍬が刺されて殺害されていた。精神病院に入院している青年エリケは、殺人事件現場で目撃されていた。その後、彼は銀行強盗の人質として捕らわれていることが判明する。このあらすじに惹かれて購入しました。結論から言うとミステリの色は少し弱い気がします。大きな山場や波がなく、平坦なストーリーです。所々意味がわからず、そのまま説明もなく終わってしまう内容がいくつかあったり、これはなんなんだと。しかしそれを批判するような作品でもないように思います。不気味?不可思議?な雰囲気の作品で、謎を謎のまま残しても味があるというかなんというか。とにかく他の作品にはない雰囲気でした。わかりにくかったので、この作品の細かい解説とかあったらなぁなんて思ってます。
ノルウェーの女性作家の人気シリーズの第3作。第2作「湖のほとりで」がガラスの鍵賞を受賞し、本作もノルウェー書籍販売業者協会の大賞(本屋大賞みたいなもの?)を受賞したという、王道を行く北欧警察小説である。
深い森の奥に一人で住む老女が殺害され、近くで目撃された精神に障害がある青年・エリケが有力容疑者とされた。ところが、エリケは同じ日に起きた銀行強盗事件で人質にされ、強盗犯人と一緒に行動していることが判明した。セイエル警部は、エリケを犯人と決めつける周囲とは異なり、冷静沈着に事実を追求し、事件の真相に迫って行くのだった。
老女殺害事件の犯人探しの物語だが、銀行強盗と精神障害者の逃避行のエピソードにも力点が置かれている。というか、殺人事件の犯人探しは「えっ?」という展開であっさり決着がつけられるのに対し、逃避行とエリケの思考や行動の解析はじっくり時間をかけ、丁寧に追いかけられており、こちらの方が本筋かと思わされる。しかも、その描写が重くて、なかなかページが進まない。
社会的な問題を取り上げ、ストーリー展開が遅く、読者を憂鬱にさせるというのは、北欧ミステリーにはよくあることだが、それにしても本作は辛気くさ過ぎる。銀行強盗とエリケのやり取りにはユーモラスな部分もあるのだが。
ゴシック風味というか、多少のオカルト的な重苦しさを苦にしない読者にしか、おススメしない。