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憂いなき街



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憂いなき街

憂いなき街の評価: 7.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

憂いなき街の感想

これまでのシリーズに引き続き面白い作品でした。津久井の心の動きの描写に引き込まれるというか切ないというか、、、。
ただ、安西との最後があっけなかったのと、別の事件との繋がりがイマイチ明確ではないような気がします、、、。

kmak
0RVCT7SX
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

甘くて切なくて、ハーフボイルド?

道警シリーズの最新作。第7弾ともなるとマンネリの感が拭えず、今回も安定した面白さではあるが、読者を引き込む様な迫力は感じられなかった。
宝石商強盗事件に出動した津久井は、犯人逮捕の現場となったホテルのラウンジでピアノを演奏していた女性が気になった。その後、お馴染のジャズバー・ブラックバードでそのピアニスト・奈津美に再会し、お互いに惹かれ合う。奈津美は、札幌の夏の風物詩「サッポロ・シティ・ジャズ」にサックス奏者四方田純カルテットに誘われての出演が決まり、張り切っていた。ところが、公演の前日、四方田純のファンの女性の刺殺体が発見され、奈津美にも犯行に関与しているとの容疑がかけられた。
ストーリーは、強盗事件の捜査と女性殺害事件の捜査が並行して進行し、重要参考人を庇いたい津久井の苦悩を描いていく。同時に、佐伯と小島百合の大人の関係の進展、新宮の成長など、シリーズ作品ならではのエピソードが挿入されてくる。
事件、犯行、犯人に複雑さや奥深さは無く、警察の捜査としては「ちょっと、どうなの?」という面もあり、道警シリーズの初期のような警察小説としての面白さは薄れている。大人のロマンス小説、ハーフボイルドという印象を持った。

iisan
927253Y1

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