“犯罪被害者家族の集い”に参加した女性2人の惨殺死体が、東中野の教会で発見された。

東京都大田区の路上で発見された女性の全裸死体。殺人事件として捜査一課強行班が動き始める。

刑事くずれの探偵・鬼束啓一郎は、ヤクザの次男坊・仁科英雄に依頼され、謎の殺し屋“ミスター”を探すことになった。

7年前に行方不明になった少女の遺留品が発見され、県警捜査一課の都筑は捜査を再開。

日航機墜落事故から十年、かつて警察官として遺体確認の現場指揮を執った父の突然の死。

バーのマスター斎木章の裏の顔は、盗みのプロ。一年前のヤマで相棒と恋人を失い、いまは傷心の日々を送っている。

認知症の老婆に潜む秘密とは、その哀しみとは何か?!現在と過去が複雑に絡み合う殺人事件は、やがて「愛」や「家族」や「幸せ」の姿を、二人の刑事たちに突きつけてゆく。

凍てついた早朝の高校校庭で、警備員の桜木が女子生徒の全裸死体を発見した。

死にかけた海辺の町にもちあがった空港建設計画。町は真っ二つに割れていた。

黒幕の遺した一通のメモが政財界を揺るがした。

親友の父を殺した秀夫は、服役中に連絡を絶った最愛の人を捜していた。だが、伝手となる男の殺害現場に遭遇。

“やつはヤクザで、おまえは警官なんだ" 会うはずのなかった世界が交わる街。

五年前に愛を交わしながらも突然姿を消した女、瞭子と偶然の再会を果たした弁護士の栖本誠次は、翌朝、彼女の死を知った。

1970年代の川崎。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

腐乱死体となって発見された16歳の少女・舞子は妊娠していた。

警察OBの越沼が殺された。頭蓋骨が切断され、脳味噌に王冠のように釘を植えつけられて。

刑務所で起こった元受刑者の首吊り死。

今度の依頼はどこかキナ臭い。

機動捜査隊・浅草日本堤分駐所のベテラン辰見は相勤者の新米刑事小沼を残し、管轄外の火葬場にいた。

切なさと救い溢れる３つのラスト。 読者を半泣きさせる書下ろし警察小説。

京浜運河沿いで死体があがった。身元は暴力団員、伊波肇の母親照子。

「短編の名手」と文芸評論家・細谷正充氏絶賛 切なくて、心ゆさぶられる はぐれ者たち… 「おまえ、“泣き丸”だよな」少年時代の渾名（あだな）で呼ばれ、銀行支店長の丸太滋雄はぎょっとした。

宝石商の壬生真理子が夫と画策した殺人計画が今宵遂行される。ターゲットは自分たちに偽造ダイヤを売りつけたイタリア人。

Ｋ・Ｓ・Ｐ特捜部の沖幹次郎は突然の人事でチーフをはずされた。新チーフはキャリア警部の村井貴里子。

機動捜査隊浅草分駐所に班長として赴任した稲田小町は、元医院の「幽霊屋敷」で首吊り死体を発見する。

機動捜査隊浅草分駐所のベテラン刑事・辰見悟郎は、かつて捜査を担当した殺人事件の被害者の娘・大川亜由香から相談を受ける。

中本警部補率いる警視庁捜査一課第三班は猛者ぞろい。事件解決に銃など不要。

一片の死角なし。最大の敵、現る。

終電過ぎの街で一人の若い娘が消えた、ありふれた話――。

「精神鑑定」に真っ向から挑む感動作! 「心神喪失」の通り魔犯に娘を殺された夫婦。

あの青年の夢を砕いてしまったのは私だ。三年前の〈やらせ事件〉が、今度の殺人を招いたのか―。

記憶を無くし満身創痍の状態で、横浜中華街の安ホテルの一室で目覚めた“俺”。

無聊(ぶりょう)を託(かこ)つ探偵・鬼束は、刑事だった時に逮捕した男が、水死したことを知る。

新宿を二分する勢力の抗争が激化した！　 暴力団の顔となった高校恩師の西沖。

犯人は、13歳の少年だった。 娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。

新署長赴任の朝。署の正面玄関前で、容疑者を連行中の刑事が雑居ビルから狙撃された。

新宿副都心の高層ビル群の一角に沖幹次郎、村井貴理子らK・S・P特捜部が駆けつける。植え込みから白骨死体が見つかったのだ。

子どもへの性犯罪が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が殺される。

金になることなら何でもやる、元凄腕の興行師・金円友。ハマのマル暴で、一番ごつく、一番気が荒いといわれた元刑事・流一。

エリート銀行員の仁藤俊実が、意外な理由で妻子を殺害、逮捕・拘留された安治川事件。

自らが犯した不祥事で職を追われた元警官の佐伯修一は、今は埼玉の探偵事務所に籍を置いている。

香納諒一氏の人気警察小説「K・S・P(歌舞伎町特別分署)」シリーズの第4弾。銃撃戦、知能戦ともにパワーアップ。

女刑事(ヒロイン)は眠らない! 消えた少女を救い出せ! 人気上昇度No.1警察小説 機動捜査隊浅草分駐所に勤務する女刑事・稲田小町は、 牛丼屋に入った親子連れの母親・伊藤千都子を覚醒剤所持で緊急逮捕する。

人生をやり直したかったのだ。ネットカフェ難民相沢仁は、闇の提示板で募った仲間と軽井沢の金持ちの屋敷に押し入った。

父親から引き継いだ会社を守るため、沢渡留理は兄とその愛人を、痴情のもつれを装って殺した。

5年前、組の幹部を殺害して大阪を後にした橋爪優作は、北陸の海辺の町で所帯を持ち、一見かたぎのような生活を送っていた。

愛車のフォルクスワーゲン・タイプ2が故障し、田舎町で立ち往生した辰巳。

台東区根岸のラブホテル街で、スーパーの社長が口の中を銃で撃たれて死んでいた。

架装したフォルクスワーゲン・タイプ2をねぐらに、フリーのカメラマンと探偵の二足の草鞋を履く辰巳翔一。

あのときも、こんなふうにして、タンポポの雪が降っていた…。

死んだはずのあの男がいた。

インターネット心中で妻の恭子を失い、ネット古本屋を営む「私」は、心中事件を追っていた旧知のライター、小杉の切断死体を発見する。

最後のページに「彼女」はいない――。 謎の女の正体にあなたは気づけるか? 元刑事で探偵の鬼束啓一郎。

編集者、ヴェテランライター、作家志望者、マンガ家、飲み屋のママ―。新宿二丁目に事務所を構える編集プロダクション。

噛ませ犬。現役時代、武藤順次はそう呼ばれた。