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あの夏、風の街に消えた
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あの夏、風の街に消えたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ハードボイルドと呼ばれていることが多い作家さんだけれど、それだけ(いやさこちらのジャンルもすごいんですけど)ではなくて、通り過ぎた時間、そのやさしさとかなしさを描ける人という思いです。 この作品も、過ぎていく時間でいっぱいで胸が苦しくなります。 しかし、長いので一作も読んだことがない方はまずは、まずは短編集の「タンポポの雪が降ってた」を読みましょう。 | ||||
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ハードボイルドと呼ばれていることが多い作家さんだけれど、それだけ(いやさこちらのジャンルもすごいんですけど)ではなくて、通り過ぎた時間、そのやさしさとかなしさを描ける人という思いです。 この作品も、過ぎていく時間でいっぱいで胸が苦しくなります。 しかし、長いので一作も読んだことがない方はまずは、まずは短編集の「タンポポの雪が降ってた」を読みましょう。 | ||||
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新宿という街が主役の,青春小説という気がした。 バブルの終焉期が時代設定だし,そのずっと以前の学生運動の時代についてもあれこれ描かれているけれど,筆者はけっしてノスタルジーに流されようとはしない。 きっとそれは,主人公である新宿の街が,いまなお老いさらばえることなく,あれこれ病気を抱えながらも,エネルギーに満ちあふれながら,前進をつづけているからだと思う。本書の全編から,そんな新宿の息づかいがきこえるようだ。 主人公は,京都や大阪を本拠地として,けっして東京を選ばない。東京には,なにか違和感を感じているからだ。それでも,けっして忘れることのできない想い出が新宿にはあって,腐れ縁はいまも細々と続いている。 読んだあと,ちょっと新宿をあちこち散歩してみたくなる,そんな小説だった。 | ||||
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