警察官が手を染めた犯罪のからくりは、想定外の結末にいたる。

あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか？ 前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが 不可解な間取りの謎に挑む。

十津川警部は、心当たりがまったくない男の仙台での葬儀に、参列を願う手紙を受け取った。

函館本線の線路際で、警視庁を定年退職した川島が、絞殺死体となって発見された。一方、東京では川島の自宅に空巣が入る。

2度の受験に失敗し、浪人生活を送る木村昌彦。

とある会のメンバーが毒殺された。

鑑識技官・新美格の趣味は、通勤電車で乗客を観察しスケッチすることだった。

「とき403号」で、60代とみられる男性の刺殺体が発見された。

不老不死温泉で殺人事件が起きた。重要参考人として、休暇で訪れていた警視庁刑事の酒井が連行される。

東京の宝石店外商員・北野の死体が城崎温泉を通る円山川で発見された。しかし宝石店社長は北野という社員は知らないという。

差出人不祥の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。

四谷のお岩稲荷近くの路上で若い男が銃撃された。運転免許証から、男は近くに住む吉良義久と判明したが、彼は記憶を失っていた。

武蔵野の雑木林でデート中の男女が殺人事件に遭遇。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。

昭和19年の夏、海軍の関谷中佐は密命を帯びてヨーロッパに渡った。しかし協力者の駐在武官矢部は、謎の死を遂げていた。

名も知らぬ三人の女から「責任を取って欲しい」という脅迫電話を受けた実業家の中山憲之には、記憶の欠落があった。

平成元年、和倉温泉往きお座敷列車で若い女が不審死した。

「日本国民全員を誘拐した。身代金五千億円を用意しろ」―前代未聞の要求が首相に突き付けられた。

胸に刺さったサバイバルナイフと死体の顔に描かれた赤い小さな二重丸。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

インド洋上で原油を満載した巨大タンカーが炎上沈没した。

早川明子は通称「在原業平の寺」十輪寺で大学助教授の細川和也と知り合い、彼の所属する文学部の新年会に誘われた。

金曜日の深夜、二週続けて若い女性の全裸暴行殺人事件が発生した。十津川警部の指揮のもと、必死の捜査を開始。

「ベストセラーを出しませんか」売れない作家・三浦に、出版社の社長から執筆の依頼が来る。

氷雨の浅草寺境内で若い女性の全裸死体が発見された。太腿には、上品な顔立ちとは不釣り合いなバラの刺青が彫られていた。

財団法人“日本の自然と伝統を守る会”理事長が、十津川と名乗る男に殺された?!捜査に乗り出した十津川警部は、自らの名前が騙られたことに驚き戸惑いながらも奈良県十津川村へ向った。

長嶋巨人軍総勢三十七名が、東京駅から新大阪へ向かう〈ひかり99号〉の中から忽然と姿を消した!? そして球団へは身代金の要求が。

東京・上野でホームレスのテントが燃え、十六人が焼死した。

釧路湿原のタンチョウサンクチュアリに、ボランティアを志願して、突然現われた白井香織。

寝台特急“はやぶさ”を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

プレイボーイの青年実業家・高原雅之が刺殺され、付き合いのあった五人の女が捜査線上に浮かんだ。

私立探偵・左文字進は、相棒である妻の史子と、親友で若き私立探偵の川村英祐が射殺された事件の真相を探る。

「三億円事件を再現してお見せしよう」真犯人逮捕のために大富豪が入念に計画した推理ゲーム。

冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。

東京駅の駅長室に爆破予告の脅迫電話がかかってきた。乗降客を人質にとった犯人の要求は一億円。

三つの時代の三つの死。 十津川警部、古代史の謎に挑む! 今年3月に逝去した著者の年譜を収録。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

山陰の小さな私鉄線ホームで、名誉駅長で元俳優の田宮始が、白昼、射殺された。

高田馬場、所沢、そして金沢へーー 女性刺殺事件と特急脱線事故の交点は!? 高田馬場、所沢から金沢へーー 北陸の特急転覆事故との交点は!? 朝の通勤ラッシュアワー、西武新宿線高田馬場駅のホームで、若い女性が刺殺された。

〈これから、あいつを殺しにいってきます〉という思いつめた置手紙を残し、木下由美子は姿を消した。

もしも、賎ヶ岳の戦いで柴田勝家が秀吉に勝っていたら、お市の方の運命はどうなっていたのだろうか…時代小説の人気作家・広沢は、新作の執筆を開始した。

サラリーマンの秋山は恋人の明子に結婚を申し込むが「半年待って」と告げられる。

戦争はまだ終わっていない!? 十津川警部、特攻の真実に直面する。

慶長三年、太閤が薨去した。それは軍師格、黒田官兵衛(如水)にとって好機到来にほかならなかった。

富士五湖の一つ、西湖のほとりにある巴屋旅館から一人の男が遺書を残して失踪した。

坂口刑事は故郷の白馬村から急行「アルプス」で東京に戻る途中、乗用車が炎上している現場に遭遇し、運転士や車掌と協力して車の運転席から若い女性を救出する。

学校から帰宅途中、迎えのベンツに乗ったまま少女が行方不明になった。

末期ガンを患う西洋画の大家・篠崎源一郎が、入院先の病院から失踪した。

東武浅草駅のコインロッカーから、位牌の入った木箱が発見された。

韓国と京都を結ぶ未解決殺人事件を追え! 余命いくばくもない無期懲役囚の堀友一郎が、突然十津川警部に会いたいと言ってきた。

仕事探しの掲示板にメッセージを載せた荒木圭介に仕事の依頼がきた。

十津川警部、最後の事件は 壮大にして華麗なトリック！ SLやまぐち号の5号車と乗客32人が 走行中に姿を消した。

戦前に生まれ多感な時代に迎えた開戦。 大本営が連戦連勝を伝える中 西村氏は陸軍幼年学校に入学した。

十津川あてに、井岡さつきと名乗る女から手紙が届いた。

京都・宮津。建設会社社長中西は、“東京の病院で監禁されているので助けて欲しい”という手紙が結ばれた風船を発見。

十津川警部の妻・直子が尿管結石で病院に運ばれた。