戦争とミステリー作家 なぜ私は「東条英機の後輩」になったのか



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    初公開日(参考)2025年02月
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    戦争とミステリー作家 なぜ私は「東条英機の後輩」になったのか

    2025年02月28日 戦争とミステリー作家 なぜ私は「東条英機の後輩」になったのか

    戦前に生まれ多感な時代に迎えた開戦。 大本営が連戦連勝を伝える中 西村氏は陸軍幼年学校に入学した。 だがこの国に蔓延する 戦争歓迎の熱狂は戦況悪化で 一気に冷めていく。 敵国アメリカを嫌いになれない―― この不思議さは何だ? かつての軍国少年は 敗戦を経て作家の道を歩んだ。 往時を振り返り記した自伝的超克の書。 山村美紗氏との日々を仔細に記した 「特別編」も収録。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    ベストセラー作家・西村京太郎さんの自伝のような連載を1冊にまとめています

    東京新聞の夕刊「この道」に2019年8月1日~10月31日まで連載されたものと年譜を収めています。西村さんの鉄道ミステリーは何十作も読んできましたが、その人生についてはほとんど知らなかったので、興味深いものがありました。
    特に、ラストには山村美紗さんとの関りや出会い(163p)についても触れられています。それも本書の魅力の一つです。

    副題の「なぜ私は『東条英機の後輩』になったのか」は、当時の軍国少年の思いの通り、東京陸軍幼年学校に筆者が入学したことから付けられています。幼年学校は筆者が書いているように「将校を育てるエリート校(71p)」ゆえ、食糧事情厳しい中にも、しっかりと食事にありつけたわけで、世間とは違う環境下にありました。
    また戦時下に生きる人々の気持ちや世情もまた、その時代を生き抜いた人の率直な気持ちが吐露してあり、歴史書では分からない庶民生活と感覚も知ることができました。

    作家になるまでの生活もまたブラックボックスでしたが、本書で119p以下に詳しく書かれており、ある昭和人の一人生を垣間見た気です。作家を目指した切っ掛け(134p)にも触れられており、案外軽い気持ちで踏み出しているところが、西村さんの楽観的な性格を表していました。
    66歳の時に脳血栓を患い、リハビリをしながら多くの作品をそれ以降も書き続けていたことも知りました。凄く強い作家魂と言えるでしょう。
    戦争とミステリー作家 なぜ私は「東条英機の後輩」になったのかAmazon書評・レビュー:戦争とミステリー作家 なぜ私は「東条英機の後輩」になったのかより
    4198659680



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