西日本鉄道殺人事件
- 十津川警部シリーズ, (1)
- 復讐 (158)
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旅情感にあふれる西村さんの作品の中でも特にそれが強いと感じました。 ですから、鹿児島を旅したことがない私でも、スッと鹿児島の風景や匂いなどが浮かび、推理小説としてだけでなく、まるで鹿児島の地を巡っているかのようにも楽しめました。 桜島の噴火と降灰、その降灰対策や処理に追われる鹿児島の人々の苦心、迫りくる台風の脅威、そして茹だるような夏の暑さとその暑さの下で暮らす人々の心境、等々。本当に様々な夏の情景が想像できて良かったです。 ページ数は解説を含めて342でした。とてもすらすらと読めました。 | ||||
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亡き父が、西鉄社員で、ライオンズ黄金時代は、リアルタイムで、日本シリーズ優勝を経験しています。でも幼かったので、うろ覚えですが、あの当時周りの大人が喜んでいたのを見て、幸せな気持ちになったことは記憶にあります。 でも一転して、知覧に旅したとき、特攻会館で、少年の遺書や、恋や結婚してない少年たちが、最後、お母さんと叫んで死んでいったと聞き、なみだしたことも覚えています。 でも犯人の正体があれでは、ちょっとがっかりしました。 面白い小説を長年にわたり、執筆していただいた西村京太郎氏の御冥福お祈りいたします。 | ||||
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地元の私鉄が舞台だったので、期待していたら、殆ど西鉄は出てこない。 まぁ、路線がJRみたいにある訳ではないので、路線と時間を使ったトリックは書けないのは仕方ないかと。 ただ、西鉄をトリックに使用したと思わせる様な表題はやめて欲しい。 ちょっと騙された感が残ってしまう。 | ||||
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娘に頼まれてAmazonで購入。娘は西村さんの大ファンで、サイン会で一緒に写った写真も見たことがあるが、わたしが作品を読むのは今回が初めて。西鉄の特急電車9000形の車内で殺人事件が起こり、十津川警部が事件の謎を追う。 犯人は意外な場所で見つかり、先の戦争の体験が色濃く影を落としている。今年で90歳になる西村さんにとって「特攻について、きちんと総括しなければ、日本はまた無意味に若者を殺すようになってしまうのではないか」という十津川の思いは、今の日本人に対する遺言のように感じられる。 全編を通して筋立てが緻密で、論理にも矛盾は見当たらないが、特急の車内での殺人には違和感を覚えた。車内に一人でも乗客がいれば気づかれそうなのに、特急の車両に乗客ゼロという状況は起こりづらいのではないか。現場が西鉄電車である必然性も乏しく、むしろ西鉄ライオンズのほうがストーリーに関わりが深い。あまり詳しく書くとネタバレになるので、これ以上は書けないが。 | ||||
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サスペンス風ではありますがとてもミステリーとは呼べる内容ではありませんでした。 なぜなら事件に関してのトリックが全く無いからです。 ストーリーも無理矢理な部分が多くイマイチです。 関係ない事件を本筋に組み込むことで逆に本筋のストーリーが浅く印象が薄くなっています。 桜島噴火の降灰による西鹿児島駅の駅員の苦労の様子だけが印象に残る作品でした。 | ||||
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