西鹿児島駅殺人事件
- 十津川警部シリーズ (466)
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旅情感にあふれる西村さんの作品の中でも特にそれが強いと感じました。 ですから、鹿児島を旅したことがない私でも、スッと鹿児島の風景や匂いなどが浮かび、推理小説としてだけでなく、まるで鹿児島の地を巡っているかのようにも楽しめました。 桜島の噴火と降灰、その降灰対策や処理に追われる鹿児島の人々の苦心、迫りくる台風の脅威、そして茹だるような夏の暑さとその暑さの下で暮らす人々の心境、等々。本当に様々な夏の情景が想像できて良かったです。 ページ数は解説を含めて342でした。とてもすらすらと読めました。 | ||||
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今回の舞台は西鹿児島駅。 殺人を犯し、出所するも、駅の公安官に逆恨みを持ちつづける危険な男。 鹿児島駅に到着した列車から発見される刺殺体。 桜島の噴火の影響での降灰、近づく台風。 さまざまな問題を抱えたまま、十津川警部の部下である田中刑事がやはりこの地で刺殺される。 全編とおして非常にあわただしい。 今作で一番大変だったのは国鉄の職員達。 降灰のため、鉄道の運営がトラブルだらけとなり、その復旧に追われている。 埼玉人としては噴火が日常にある鹿児島の苦労が伝わってきた。 事件そのものは単純な話だった。 | ||||
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この作品は、難解な推理物ではなく、西鹿児島駅という 駅を舞台にした刑事物という感じですね。 全く接点のない二種類の殺人事件を 荒廃・台風・帰省ラッシュという西鹿児島駅の つらさ・大変さと絡めて描かれています。 近年のわけわからない作品(我が屍に旗をたてよとか)に比べたら 数倍いい作品です。 | ||||
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駅で逮捕された男が,刑を終えて出所する。 列車内で人が殺される。 駅についてから,刑事も殺される。 どちらも,列車内で手紙をもらっている。 あまりにたくさんのことが,同時に起こり,整理がしきれないうちに, 鹿児島に進出した企業での死亡事件の判決への疑問が分かって来る。 事件は急速に展開していく。 いくつかの事件の結末に納得感がないかも。 | ||||
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いつもは時代小説しか読まないのですが知人に勧められて 西村京太郎さんのミリオン・セラーシリーズを本作を含め 2作品を読みました。 本作は国鉄が民営化する直前の1987年(昭和62年)の春が舞台です。 推理物としては最初から線が見えている感じがあり、 あまりハラハラはしませんでした。 ただこの作品の読みどころは当時の国鉄の過酷な勤務体制です。 フィクションではありますが職員はこんな事までするのかと…、 とても大変な重労働に同情の思いが込み上げてきました。 また現在のJRはどうなのかな…と思い巡らせました。 | ||||
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