十津川警部 二つの「金印」の謎
- 十津川警部シリーズ (466)
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歴史、特に古代史を題材にしてこれにミステリーを絡めた小説が本作品。しかも、主人公はあの十津川警部である。トラベルミステリーの第一人者が歴史ミステリーに挑戦か、と思い期待して読んだ。 タイトルにある通りに「金印」、特に未だ発見されていない魏志倭人伝に記述されている魏の皇帝が「親魏倭王卑弥呼」に贈ったとされる金印がこのミステリーの主題である。そして、事件は次から次へと起こる首無し遺体・殺人事件から始まる。被害者はみな日本古代史研究会メンバーばかり。と、ここまで読んでくると、「これは歴史上のミステリーと猟奇殺人事件が絡んだ」西村京太郎氏が相当に力を入れた作品だろうと想像したくなる。どう展開するのか、展開させるのかページをめくる手が速くなる。 そこに謎の金印を発見したという報が発見者自身からもたらされる。しかも、この連続殺人事件の犯人を知っているとの内容までついている。さあ、どう進展するのか。どう十津川警部を中心とした捜査陣は対応するのか・・・・。 最初の入りが大きく期待した分だけ最後の謎解き、犯人検挙の内容に拍子抜けした。特に、最後、十津川警部の「謎解き」に合わせて実行犯の一人を初めて登場させるのは、ミステリーの原則に反する掟破りである。もちろん、小説だから何を書いてもかまわないが・・・・ それと、『二つの「金印」の謎』というタイトルは内容を示していない。内容は、『卑弥呼の「金印」の謎』であろう。 | ||||
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漢委奴国王の印以外に,もう1つの金印があったという。 どう考えても怪しい話。 十津川警部には相応しくない怪しげな話。 怪しげだからこそ,十津川警部のような冷静さが必要なのかもしれない。 | ||||
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