大手ゼネコン勤務の加茂川一正は、インドネシアの小島で海底に聳え立つ仏塔を発見する。

覚醒剤中毒死を疑われ監察医務院に運び込まれた遺体から未知の黒色胞子が発見された。

殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。

ある少年の体内で見つかった未知の臓器。以後、世界中で発見され、彼らはギフテッドと呼ばれる。

探偵・鯉城は「失恋から自らに火をつけた男」には他に楽な自死手段があったことを知る。

美人妻と高収入の勝ち組人生を送るファンドマネージャー麻生貴志、42歳。

原爆が6発落とされた日本。敗戦の絶望の中、国はアメリカ発の不老技術“HAVI”を導入した。

ある中高一貫の進学校で生徒が教師を射殺して自殺した。事件の再発防止と生徒の動揺を抑えるため招聘された心の専門家・比留間。

社会派エンターテインメントの雄が贈る衝撃作 「わたしたちの過去も現在も未来も写しとられている。

『同姓同名』が中国でベストセラー、TikTokで話題、中学生ビブリオバトルでチャンプ本に！ どんでん返しの名手が仕掛ける常識がひっくり返るエンタメミステリ短編集 SNSにも正義警察、正義中毒者が蔓延る現代ニッポン！ 「あなたはそんなに正しい

千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。

警視庁暴力団対策課の刑事の妻であり、娘でもある仲野誓はある日、同じ課で働く夫の賢治が銃撃されてしまう。

『爆弾』『スワン』の気鋭が放つ、超弩級のミステリ短編集 「ぴったりくる隙間」を追い求める広美は、ひとりの男に目を奪われた。

三十年前、松子二十四歳。教職を追われ、故郷から失踪した夏。

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス 26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。

児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。

45万部超のヒット作となった『傍聞き』の表題作で、主人公を務めたシングルマザー刑事の啓子と、一人娘の菜月。

ソ連時代のバルト三国・エストニアに生まれたラウリ・クースク。

A国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。

精神科医の「私」は、患者の不可解な自殺衝動が気に掛かっていた。

東京・奥多摩の山中で他殺体が発見された。警視庁捜査一課の樋口班は現場に急行。

湖畔にある洋館を友人と一緒に訪れた月島。殺人事件の犯人を当てる、脱出型の謎解きイベントが開催されるという。

1930年、ロンドン。名探偵レイチェル・サヴァナクには、黒い噂がつきまとっていた。

生命を誕生させるはずの分娩室で行われた後期妊娠中絶。

“嫌われ松子”の死から四年。大学を卒業したものの無為の日々を送る松子の甥・川尻笙は、初めて夢を見つけようとしていた。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

重い心筋症に冒された玲香の心臓は、外科医である父の願いもむなしく寿命が尽きかけていた。

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。

狂機誕生 家事 殺人 絵画 強盗 経営 すべてをこなすロボット、それがチク・タク もはやロボットを使うことは当たりまえになった。

少年の命を救うのは、どちらの正義か。 大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。

企業ヤクザの顧問を務める弁護士・小早川の事務所に、あらたな事務員として紀籐ひろこが採用される。

大学入学直前のピップに、不審な出来事がいくつも起きていた。無言電話に匿名のメール。

殺し屋シリーズ最新作。世界で最も不運な殺し屋、ふたたび!! あの世界で一番不運な殺し屋が、また騒動に巻き込まれる――。

家族のため、祖国のため。少女は敵を撃つ―― 第二次大戦下、309人の敵を仕留めたソ連の伝説のスナイパー。

京都が生んだ、やさしい奇跡。

大正十三(1924)年七月、鳥取県鳥取市──。

こいつら、最高すぎる……！　昼休みの“完全犯罪”にご用心！？ 本格ミステリ大賞受賞作家の最高到達点！ 九十九ヶ丘高校のある日の昼休み、２年の男子ふたりが体育館裏のフェンスに空いた穴から密かに学校を脱け出した。

まひろの家族事情は、ちょっと複雑。実の両親は幼い頃に離婚。

加速度的に発展するAIによって、人間の就く職が減少することを憂いた人々が機械の打ち壊し運動を起こす最中、首謀者と関わりを持つ一人の女子学生が機械を抱いて海に飛び込んだ。

娘が婚約者を連れてきた。 他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。

もしも日曜の次の日が“自分だけの一日”だったら? 買ったマンションに前の持ち主が“同居”していたら? “魔法の色鉛筆”を手に入れたら? 明日、あなたはこの世界に迷い込むことになるかもしれない――。

共謀罪、始動。標的とされた若者達は公安と大企業を相手に闘うことを選ぶ。

「われわれの契約は、これで終わりだ」探偵ホーソーンに、彼が主人公のミステリを書くのに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツはこう告げた。

いとや手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

昭和~令和へ壮大なスケールで描く人間賛歌 人類の歴史は百万年。だが、子どもと女性の人権の歴史は、まだ百年に満たない。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

1944年、ナチス体制下のドイツ。

暗殺と裏切りの三十年を駆け抜けた「名将 太田道灌」 東国の諸葛孔明と呼ぶにふさわしき漢【おとこ】ここにあり! 応仁の乱に先駆けること十三年、 鎌倉公方が関東管領を殺害。

「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。

ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。

貴志祐介が描くホラーミステリの極北 。あなたの罪が、あなたを殺す。

呪われし1999年7月生まれ―― 東京郊外で発見された15人の遺体。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

奇病が流行った。

大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。