過去は変えられないが、未来は変えられる―― 鎌倉に春一番が吹いた日、一台の快速電車が脱線し、多くの死傷者が出てしまう。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

僕にとって、親友の殉は神様だ。 弱くとも優しく、行いは正しくけして曲がらず、それでいて柔らかかい。

孤独な少女が、幼い頃から繰り返し見る夢。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

緊急大重版中『15歳のテロリスト』著者の、慟哭の衝撃ミステリー第3弾! 廃屋に閉じ込められた六人の高校生たち。

これは、世界一感動的な、僕が人殺しになるまでの物語。

あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。

高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

続々重版『今夜、世界からこの恋が消えても』著者が贈る感動ラブストーリー 田舎町で祖父母と三人暮らし。

「さよなら」ができないすべての人に。4,355作品から選ばれた感動作 高校生になった智成の日常は少し変わっている。

貴方の心の傷に、優しく 絆創膏を貼ってくれる。 東京は浅草に建つ、小さくも美しい日和神社には、ある伝説が残っている。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

伝説は美しい月夜に甦る。それは絶望の果てからはじまる崩壊と再生の物語。

皆が望む、「いい子」を演じていた。 あの家族に出会うまでは――。

クラスメイトが消えた。

５２ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一頭だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。

初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた 中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。

そこにはきっと、あなたを救う「ターン」がある。

やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。

「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。

君と出会えた奇跡を、永遠に忘れない。たとえ君が人殺しだとしても。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

「ウラシマトンネルって、知ってる?そこに入れば欲しいものがなんでも手に入るんだけど、その代わりに年を取っちゃうの―」。

あの日、わたしは《幽霊》と恋をした――。切なさ120%の青春恋物語。

あの日、あんなことをしなければ…。心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。

余命1ヶ月。天国に近いこの場所で、死を待つ人に、私ができること。

僕は、死にかけると未来を見ることができる。

もう一度、彼を救うチャンスをください。未来は変えられると信じて――。

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中２の百合。

家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。

恋人に貢ぐために、義理の母から保険金殺人の標的にされている高校生・灰村瑞貴。

少年院から退院した18歳の水井ハノは、更生を誓いながらも上手く現実に馴染めず、再び犯罪に手を染めようとしていた。

余命1年の宣告を受けた高校2年の月島誠は、想いを寄せる美波翼に気持ちを伝えられない日々を送っていた。でも、それでいい。

家族や友達といるより、喫茶店のアルバイトが好きな17歳の更紗。アイスコーヒーだけで閉店まで粘る常連客の「黒縁さん」。

名前のない病を患った彼女との、すれ違う恋の物語 ある夏の夜、文学部一年の埋夏樹は、芸術学部に通う岩戸優紀と出会い恋に落ちる。

22歳女子、実家のバスタブで暮らし始める 「人間は、テンションが高すぎる」ーー 磯原めだかは、人とはちょっと違う感性を持つ女の子。

姉を殺した七人への復讐に少女は命を捧げた 四方を山に囲まれた田舎町、阿加田町。

普通とちがうって、なんて大変なことなんだろう。

伝説的傑作『ミミズクと夜の王』に続く、【人喰い三部作】第二部。 その夜、魔物が手に入れたのは、彼だけのママだった。

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。

生きづらさを抱える水森陽向は、真夜中、不思議な声に呼ばれ辿りついた夜の公園で、衝撃の光景に目を見張る―そこでは十代の子供達が壮絶な殺し合いを繰り広げていた。

『ミミズクと夜の王』 『MAMA』に続く 【人喰い三部作】第三部 あなたを、喰べてしまいたいほどに、愛している。

家族からもクラスメイトからもぞんざいに扱われ、生きる意味を見失っている少女・千花。

第20回『このミステリーがすごい! 』大賞・文庫グランプリ受賞作! 「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。

彼女はクラスメイトで、聡明で、美人で、僕の恋人で――誘拐犯だった。 「君を世界で一番×してる。

残された時間はあと4ヶ月――4,355作品の頂点に輝いた青春ホラー! 事故で姉を失った高校生・田越作楽は、葬儀を終えた日、どんな願いも叶えるという死神と出会う。

恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

本屋大賞ノミネート作家、瀬尾まいこのデビュー直後から3年半の日常をつづるほのぼのエッセイ。