山内の朝廷の実権を掌握した若宮。彼に仕える雪哉は、全軍の参謀役となった。

高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。

八咫烏の一族が支配する異世界・山内。

高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。

咫烏が支配する世界〈山内〉を揺るがす危険な薬と人喰い大猿。

八咫烏が支配する世界山内では次の統治者金烏となる日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補の姫たちをも巻き込んだ権力争いが繰り広げられていた。

絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、 新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。

八咫烏が支配する世界で始まった、世継ぎの若宮の后選び。宮廷に集められた四人の姫それぞれの陰謀や恋心が火花を散らす。

世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。

『神様の御用人』浅葉なつ による新シリーズ『神と王』第二巻! 丈国の建国十年を祝う式典への招待状が斯城国王・琉劔のもとに届いた。

大正九年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。

風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー! 霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。

死王の騒動から始まった大陰謀の真相がついに詳らかになり、後宮は一時の平穏を取り戻した。

強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。

世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。 領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。

政略結婚から少女を救うのは、姫様人形! 両国の見世物小屋で真実を見抜くと評判の姫様人形・お華と、人形遣いの月草。

遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。

いま明かされる、一条の出生の秘密! 傷心の夏樹の前に、妖しい女たちが現れ──。 久継との闘いで傷心の夏樹。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

御用人である萩原敏益のもとを訪れたのは、子どもの姿をした神様・久久紀若室葛根神。

「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。

行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、 後継者選びのため親族一同が集められた。

読めば、本編が100倍楽しめる! 推しキャラのエピソード満載の番外編。

建物で起こる怪異を解くため、営繕屋は死者に思いを巡らせる。 これぞ怪談文芸の最高峰! 怖ろしくも美しい。

翡翠牌の持ち主である皇族の末裔を追う中で、 猫猫たちは禁書でありながら優れた医学書でもある 『華佗の書』を手に入れた。

英国留学中のリセは、十九世紀に建てられた「ブラックローズハウス」でのパーティーに招かれる。

あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。

百物語怪談会に潜む悲しい真実。

あらゆる毒に通ずる妃と、身代わり妃として後宮に潜入した少年が謎を解く! 時は大唐。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

後宮にうずまく疑惑と謎を検屍術で解き明かす、中華後宮検屍ミステリ! 「死王が生まれた」大光帝国の後宮は大騒ぎになっていた。

冬を迎えた幽世（かくりよ）にて、新たな事件が起こる。曰く「死神」に魂を刈り取られた者は目を覚まさなくなる……。

大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。

それは、ただのレースではない。２年連続で本選出場を逃した崖っぷちチーム、古豪・明誠学院。

自らにかけられた「二十歳まで生きられない」という呪いを解くため、故郷の長野を離れ、京都で暮らすことになった澪(みお)。

江戸は神田の袋物屋・三島屋は風変わりな百物語で知られている。語り手一人に聞き手も一人。

中学生の弟・拓を養うため、元大物政治家・大堂剛の事務所で事務員として働く佐倉聖は大学三年生。

物語は母から娘へ――。ビブリア古書堂の事件手帖、新シリーズ第3弾! 春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。

４７歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。

数えで12歳となった白菊丸は、今日、母と離れ寺へと入る。

５２ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一頭だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。

伊織と青目の「あの日々」と、妖奇庵のみんながここに。待望の完結巻! 東京下町にひっそり建つ妖奇庵。

江戸は両国の見世物小屋では、“まことの華姫”が真実を語る―ともっぱらの噂。

親子の救済、老人の覚醒、過去の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ……淡く美しい希望が灯る。

呉服屋の箱入り娘が、着物の力でよろず解決 お江戸お仕事小説の新定番! 江戸は西河岸町の呉服屋・常葉屋は、「ここにしかない品がある」と着物に五月蠅い江戸っ子たちにも評判お店。

叔母から受け継いだ町屋に一人暮らす祥子。まったく使わない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている(「奥庭より)」。

「バチカン」シリーズがもっと好きになる! 謎とキャラが交差する短編集。

明治十年(1877年)。甚夜は、思春期を迎えた娘の野茉莉との接し方に手を焼く日々をおくっていた。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

『座敷童子の代理人』の著者が贈る、痛快で摩訶不思議な中華ファンタジー! 空飛ぶ首と、首なし死体が暴く、宮廷のある秘密──。

これが私の幸福な結末。

好奇心旺盛な新人女医×若き監察官が後宮の病を解き癒す。