後宮の毒華
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「後宮」ブームなんですね。面白かったです。一風変わってて。 | ||||
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唐の時代を舞台に、後宮に入り華妃という高い身分を与えられた姉翠麗を持つ少年玉蘭。しかし、姉がある日、突然、後宮から姿を消し、叔父である後宮の実力者・宦官高力士から懇願され、玉瀾が姉が戻ってくるまでの「身代わり妃」を務めることになる。そして、潜入した後宮には誰もから畏れられる「毒妃」がいた。月のように繊細で妖しい美貌の彼女は、あらゆる毒に精通し、皇帝や妃嬪を毒から守る、いわば「後宮の守り人」だった。玉蘭は次から次へと後宮で起こる事件に否応なく巻き込まれてゆく中に、毒妃ことドゥドゥと拘わることになりー。この作品には実在した玄宗皇帝や楊貴妃も登場する。昨今、ラノベ界には「後宮もの」がきら星のごとく存在するが、この作品は歴史上の実在人物が重要な脇役として出てくる辺りが従来の作品群とは違う。まずは、そこがとても興味深いと思った。この作品で描かれる楊貴妃はどちらかというと「善」である。史上は「皇帝を籠絡し国を傾けた悪女」のイメージが強い彼女ではあるが、好意的に描かれるキャラクターにも興味を持った。また「後宮の正式な妃」としての位を持ちながらも、皇帝とは一切拘わらない、夜伽をすることのない特別な「毒妃」という立場も新鮮だ(ただ、この夜伽をすることのない特別な妃という立ち位置は、他の作家さんが書かれた「後宮の烏」の「烏妃」をどうしても思い出してしまうので、まったく目新しいと言うわけではないように感じた)。だとしても、中華風ファンタジーではなく、歴史上実在した唐を舞台にしたという点は、大変斬新なように思う。また主人公が「健気で前向きな美少女」ではなく男の子という点も読者の興味を惹く。この少年玉蘭が後宮で「女装妃」として生きる中で、これまで知らなかった後宮だけでなく、この世の中の光と闇を知り、人として成長してゆくプロセスも丁寧に描かれている。一番の謎は、やはり後宮から失踪した本物の華妃翠麗のゆくえだろう。果たして、何故、彼女は姿を消したのか? そして、最終的に「華妃」という存在はどうなって物語が終わるのか? 非常に興味深い。続きに是非とも期待したい作品である。 | ||||
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失踪した姉妃の代わりに女装して後宮生活を送る羽目になる少年、高玉蘭 「家の為にも僕が勤め上げます!」 物語の導入あたりで肝を据えて女装潜入するぞ!と芯の強い雰囲気が漂っていたので 現地であれこれ問題が起こる度にめそめそする玉蘭をビンタしたくなります が、ムカッとなる前に そうでした、この子は小学生~中学生くらいでまだまだ幼い子と思い直すと何とか読了できます この巻では失踪した姉妃はまだ戻っていません 唐代玄宗皇帝と楊貴妃の時代です 有名なこの時代をどう料理するか次巻が楽しみです | ||||
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ミステリー小説としてのストーリーは楽しめた。 だが、作家さんのこともよく知らず、歴史モノが好きで何気なく選んだ私としては色々気になってしまって。 さすがに中国唐代貴人の台詞で「ミス」や「タイミング」はないだろうと。 人物のキャラクターもまたしかり(しばしば現代的というか)で、途中からは、これは唐代後宮を舞台にした現代小説なのだと割り切って読むことにした。 確かに、毒を題材にして現代庶民の小説というのは、不自然極まりないことだろう。 書き下ろしの初版だからか誤字等も散見されて気が散ったが、これは編集部?校正部?の仕事か。 明らかに続編のある終わり方だし展開は気にはなるが……続編出たとして、さてどうしようかな、というところ。 | ||||
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設定がしっかりしていて面白かった 続編希望 | ||||
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