少年しか知らない絵本? 幻の卵料理? 秘めたる恋の落とし物? そして白骨死体?! のどかな図書館の新人司書は、今日も謎解きに奮闘中! 大好評図書館ミステリ第2弾。

秋庭市のはずれもはずれ、ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中にたつ秋庭市立秋葉図書館、そこが文子の仕事場だ。

ススキ野原のまんなかに立つ秋葉図書館。ごく普通の市立図書館に見えるけれど、実はちょっとした伝説がある。

イヒカはさまよいこんだ深山で一人の少年と出会う。少年はババと名乗る女によって、ずっと山に閉じこめられて生きてきた。

帝ご寵愛の猫はどこへ消えた?出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫は、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消え失せていた。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。

親王誕生の祝宴に影を差す、盗賊と呪符の謎。

秋去姫、朝顔姫、梶葉姫…、七つの異称を持った七夕伝説の織女。

中学校にはいろいろな生徒がいる。

1964年のオリンピック決定に沸く東京で、競技場近くに住む一人の男が失踪した。

思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。

宮仕えを辞して出家した紫式部(香子)は今、彰子が手配してくれた宇治の寺の庵に一人で暮らしている。

一九九〇年五月。たたき上げの会社社長が首だけの死体となって発見された。

1945年夏、敗戦翌日。誰もが呆然とする中、朝日新聞社に乗り込んできた男がいた。

『このミステリーがすごい!2005年版』第3位に選ばれ、第5回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞した「幻の探偵小説作家」天城一の初作品集、待望の文庫化!「密室犯罪学教程 実践編」「密室犯罪学教程 理論編」「毒草/摩耶の場合」の三部構成で、独自の密室論

ちょっと一生懸命すぎる普通の少女、人生と弓道に悩んでます―― 。弓道部主将となった翠星学園高校三年生の篠崎凜。

望川貴は幼稚園で出会った日仏混血の少女・万里枝プティに心を奪われ、二人は永遠の絆で結ばれていると確信する。

生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。

1937年の東京。隅田川で拾われた男が病院に運ばれてくる。

夏の午後。古ぼけた大学の研究棟が嵐に閉ざされた。

残酷でおぞましい事件に隠された真実とは。衝撃的結末に、撃ちぬかれる。

「この事件の謎は、 絶対あたしが 解き明かしてやるんだから」 勤め先のスーパーをクビになり、地元・武蔵新城で 『なんでも屋タチバナ』を始めた俺、橘良太。

４７歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。

ちぎれそうな身体だって、おれの走りをするんだ。

「おれは、先輩の味方になりたい」今日はマサルにとって小学校最後の運動会。

美しくて、かよわくて、本を愛したミーナ。

5年前に函館で起きた連続殺人・傷害致死事件。美貌の作家として注目され始めた柚木しおりは、その一連の事件の関係者だった。

六月という半端な時期に夏流に転校してきたミチル。

世は平安、道長が栄華を極めている。紫式部は「源氏物語」の人気に少々困惑気味。

店主の急死により、閉店フェアをすることになった幸本書店。

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。

「できることが目的じゃないよ。

ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。

“本の町”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。

――この店を訪れたということは、あなた怪談をお持ちですね? 『幽落町おばけ駄菓子屋』の著者による、震撼率120%の冷感ホラー! 東京の臨海都市・綿津岬への引っ越しをきっかけに、怪現象に悩まされるようになった雨宮志朗。

20年前、中央医科大学の解剖学実習で組まれた女性だけの班――長谷川仁美、坂東早紀、椎名涼子、安蘭恵子の４人は、城之内泰子教授の指導のもと優秀な成績で卒業しそれぞれの道を歩んできた。

ひとがなんと言おうと、わたしはそれを我慢しない。日常の小さな抵抗の物語。

紀州雑賀崎を発祥の地とする一本釣り漁師船団。

コーヒーの香りとともに蘇る、学生時代の思い出とほろ苦い暗号。いまは亡き夫が、俳句と和菓子に隠した想い。

交際を始めて二カ月が経ったある日、彼が海で亡くなった。彼は生前、「誰かが命を狙っている」と漏らしていた。

得体の知れぬ何かに追われ、助けを求めて遺仏寺を訪れた由羽希。

舞台は『放課後はミステリーとともに』の鯉ケ窪学園。高校に入学したばかりの僕は「第二文芸部」の部室に迷いこんでしまう。

瀬戸内とびしま海道でのアドベンチャーレースに参加した警視庁チーム。

高校生の日菜子は、日々〝推しゴト〟に大忙し。お気に入りの特撮俳優・越谷充の握手会に度々足を運び、限定グッズは必ず購入。