大義か、道義か。 刑事と公安、親友同士のふたりの警官。

富む日本、惑う警察。 この国は、守る価値があるのか――。

異動の先々で事件を呼ぶ男・岩倉剛。

俺は刑事に生まれたんだ―祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で刺殺された老女が、かつて宗教団体の教祖で、五十年前の殺人事件に関わっていたことを突き止めた。

家庭内で、幼い命が奪われた。逮捕されたのは、母・夏海の交際相手。

プライベートと仕事の狭間で悩む中間管理職の綿谷刑事。故郷の事件が大きな犯罪と結びつき……。

「爆発事故発生」。一年生記者・佐藤亜紀良は深夜、ツイッターで奇妙なつぶやきを見つける。

四日市支局長の藤岡が川で転落死。

あるコンサルティング会社の男性社員が死体で発見された。同社では、一人の女性社員が行方不明となっていた。

警視庁犯罪被害者支援課――犯罪被害者の家族などの心の支援を行うセクション。 北多摩で起きた交番襲撃事件。

定年まであと十年のベテラン刑事岩倉剛。

捜査一課の一ノ瀬拓真は、異動してきたばかりの係長・大城に苦手意識を抱いている。

世の中は変わる。変わる世の中に対応するのが、警察の仕事だ。

迫真の選挙小説 地元民の思惑、忖度、利権──。

大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。

被害者とその家族だけでなく、加害者家族も支援対象に。 新たな任務に取り組むべく、名を改め発足した「総合支援課」。

警察官僚の永井がフランスで拉致された。永井はICPO出向中のため、部下の保井凛がリヨン署と協力し捜索を開始。

コロナ禍に喘ぐ2021年の日本。

警部補由宇は詐欺容疑者追跡中、爆破強奪事件に遭遇し負傷。後日、容疑者が射殺され……。

永尾賢治は40歳、大手新聞社の遊軍記者だ。

警察小説の旗手による大河シリーズ「日本の警察」平成編。 「公安は常に同じ相手の仕事だ。

地方紙の支局長として20年ぶりに地元に戻って来た福良孝嗣は、前市長の息子が銃殺された事件を着任早々、取材することになる。

元刑事で、現在は神奈川県小田原市鴨宮で「防犯アドバイザー」を務める麻生和馬は、元引きこもりの孫・新城将に言った。

前作で、捜査一課から南大田署に異動し、管内で起きた殺人事件を解決した〝事件を呼ぶ”ベテラン刑事・岩倉剛。

警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。

七歳の女の子が遺体で発見された――。

昨年発生した新橋の社長殺しの容疑者が千葉で交通事故死した。

管内で発生した殺人事件の被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女と接点があったことが判明。

警察人生の終盤を迎えつつある、平成を駆け抜けた二人の刑事。

人気バンドが忽然と消え、連続殺人発生!? 警視庁の特殊能力刑事チームが、残酷な罪を暴き出す! 大人気警察小説 いきなり文庫! 人気バンドFOTが、松本のライブ終了後、ツアーバスごと消えた。

癒えぬ傷が、疼きだす。 支援課が出会った、「最初の被害者家族」が亡くなった。

故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

北海道大沼で雪の中から、平田の射殺体が発見された。

消えた女。 友の死。

刑務所にぶちこんでやりたい―。人気プロ野球選手が膝の手術を担当した名医を刑事告発。

念願かない警察広報職員から刑事になった森口泉。記憶力や語学力を買われ、希望していた機動分析係へ配属された。

ブラック企業として知られるハウスメーカー社長の娘が殺害された、二年前の事件。

「十五年前の通り魔殺人事件の犯人を知っている。直接会って話したい」。

元警視庁公安部外事三課の警察官・安宅真。

捜査一課・追跡捜査係の沖田大輝とかつて強行犯係で同僚だった、刑事総務課・大友鉄が最大の危機に見舞われた。

富山空港での飛行機が墜ちた。死者二十人、負傷者多数。

警察小説の第一人者が挑む、新境地! 大手外食企業「AZフーズ」で働く浅野健人の前に、突然知らない弁護士から電話がかかってきた。

法務官僚が殺害された。

情報こそが金を生む時代が、すぐそこに迫る1983年東京。

みなとみらい署暴対係係長諸橋と相棒の城島は、居酒屋で暴れた半グレたちを検挙する。

――社内で自分を見る目が変わったと思う。陰口も耳に入ってきた。

日本新報記者・南康祐は、社内で要注意人物とみなされ、編集局から社長室へと異動。

岩倉の〈警察内での〉宿敵・サイバー犯罪対策課の福沢が殺された。

銀行立て籠もり殺人が40年の罪を暴く──! 警視庁特殊捜査班SCU始動。

一匹狼の新聞記者甲斐昭人と女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件―。

日本新報記者・南康祐に、大手IT企業が不正献金をしているという政治家リストがメールで届く。

服役中の男の告白――墨田区の不動産業者の強盗殺人事件は、意外なところから容疑者が浮かび上がった。

“ゼロ”の研修から戻った倉島警部補は、外事一課と掛け持ちで「作業班」に入ることになる。

まだテレビ中継がなかった時代――。 オリンピックに命を懸けた、無頼の人気アナウンサー・和田信賢。

女性初の総理候補の出産、引きこもり少年の入院、チンピラの医療費未払い――大病院の危機管理を一手に担う廣瀬知剛の元に、県警から新しい仲間が加わり、チーム院内交番が本格始動! レセプト(医療報酬明細書)のビッグデータから、極左とヤクザが絡む国家