64人の同時飛び降り自殺――が、超都市圏構想“新域”の長・齋開化(いつき・かいか)による、自死の権利を認める「自殺法」宣言直後に発生! 暴走する齋の行方を追い、東京地検特捜部検事・正崎善(せいざき・ぜん)を筆頭に、法務省・検察庁・警視庁をまたいだ、機密捜査

東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社と大学が関与した臨床研究不正事件を追っていた。

3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。

因縁物件専門の払い師・仙龍 VS. 永遠に祓えない『死の花嫁』 恋敵は怨霊!? 恐怖と恋の怪異譚。

数多一人は超有名劇団『パンドラ』の舞台に立つことを夢見る青年。

建物に憑く哀しき霊を鎮魂する男・仙龍 VS. トンネルに巣食う『黒の犬神』 犬神の呪いから春菜の命を守れ! 死体は全身噛み痕だらけだった。

*この作品は電撃文庫『僕らはどこにも開かない』を再構築。大幅に加筆改稿し装丁を一新したものです。

クローン。国際法により禁じられている無性生殖による複製人間。

ここカスミシティでは、若者たちは株式会社のように自分をRELEASEという市場に上場し、時価が付けられる。

芸大の映画サークルに所属する二見遭一は、天才とうわさ名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主制作映画に参加する。

「さあ、最後の対決だ。星野一輝くん」“O”は手を広げる。

鎖の音がする。高校受験やら恋愛だかで辛苦を味わっている奴らを縛る、鎖の音。

遊びさえ、本気で挑むのが探偵団! 美少年シリーズ第七作!

「お前、“O”と関わっているだろ?」クラスメイト・大嶺醍哉が、星野一輝に向かって発したその言葉は、新たな“箱”への入り口だった。

大嶺醍哉が手にした箱は“罪と罰と罪の影”。

野崎まど作品新装版・第二弾!財閥の遺産とその正体をめぐる伝記ミステリ! 第二次大戦以前、一代で巨万の富を築いた男・舞面彼面。

土地を支えていたのはミイラ化した人柱だった。

ホテル「虚月館」を舞台に巻き起こる、「ヴァイオレット家」と「ゴールディ家」の波瀾。

特異点を消去する方法は映画の完成!?カルデア一行は謎特異点「漂流電影空間ハリウッド」で映画撮影を開始するも、脚本担当の紫式部が昏倒。

「この学校には、永遠の命を持つ生徒がいる」女子校「私立藤凰学院」に勤めることとなった生物教師・伊藤は、同僚の教師や、教え子からそんな噂を聞く。

彼女は、「わたし」の親友。陸上部に所属していて、クラスは違うけどいつも一緒に下校している親友。

繰り返しの日々の果てに、再び星野一輝の前に現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かない。

一九三九年、漂流するナチスの船からたったひとり子どもが見つかった。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

あの頃の僕らはまだたくさんの高いものに世界を囲まれて、息苦しさを覚えていた。

超情報化対策として、人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年の日本・京都。

「怪異が潜むのは、『日常』と『日常』の隙間にある『非日常』だよ」―怪異収集家の准教授・高槻と、嘘を聞き分ける耳を持つ大学生・尚哉の下に、小学校で噂のコックリさんの調査依頼が。

“地獄代行業”の皓と助手・青児のもとに、バラバラ殺人を予感させる手紙が届く。

聖アリスガワ女学校VS勁草館高校。

アナタの1票が、彼女の生死を決める。 始めますよ。

怪事件を収集する准教授×嘘を聞き分ける大学生の民俗学ミステリ! 「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」 人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。

“地獄代行業”の皓と助手・青児は、不可解な過去の通り魔殺人を調べるため奥飛騨の旅館へ向かう。

人を傀儡化し、世界を支配しようとする醍哉を捕らえたのは、一輝が展開した箱“願い潰しの銀幕”。

“バイバイ、地球――ここでアイドル活動できて楽しかったよ。

マルドゥック市の中枢部に食い込んだハンターは、共感(シンパシー)をもって新興勢力を〈クインテット〉に引き入れ、戦力を拡大していく。

純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。

「呪いと祝いは、紙一重だよ」異能を持つ凸凹コンビの民俗学ミステリ第3弾 尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。

イマン。「人間を殺した最初の人工知能」と呼ばれる軍事用AI。

“地獄代行業”の皓と助手・青児のもとへ、宿敵である荊から果たし状が届く。

三重県立伊賀野高校の放送部に所属する、伊賀ももと上野あおは共にミステリが大好き。

クライマーの滑落事故が発生。現場は地図にない山奥の瀑布で、近づく者に死をもたらすと言われる「首洗い滝」だった。

謎解き鮮やか、仕掛け重厚の第56回メフィスト賞受賞の青春ミステリ! 大学を中退した白秋。

「ああ…分かったよ。僕が―僕が、『王』になってやる」クローズド・サークル『王降ろしの国』。

オーロラ。北極基地に設置され、基地の閉鎖後、忘れさられたスーパ・コンピュータ。

人工知能の研究者だった父が、密室で謎の死を遂げた。「探偵」と「犯人」、双子のAIを遺して―。

山深い寒村の旧家・蒼具家では、「盆に隠れ鬼をしてはいけない」と言い伝えられている。

悪魔憑く牧師は妻子の首を持ち去り消えたそうだ。設計士・長坂が買い取った曰くつきの廃教会。

霊界の裁判官・閻魔沙羅VS.現世に未練を抱く死者たち 賭け金は己の『命』。

「それは、乳房であった」男の独白は、その一文から始まった―ミロのヴィーナスと衝撃的な出会いをはたした幼少期、背徳的な愉しみに翻弄され、取り返しようのない過ちを犯した少年期、サイエンスにのめりこみ、運命の友に導かれた青年期。

「掟上今日子は預かった。返して欲しければ、十億円用意しろ」置手紙探偵事務所唯一の従業員・親切守が受けた、突然の脅迫電話。

第58回メフィスト賞受賞作。

古野まほろと峰葉実香が初めてふたりで話したのは、とある夕暮れの教室だった。

怖いほどの美貌だった。白牡丹が肩に咲く和装に身を包んだその少年は、西條皓と名乗った。

すべての伏線が、愛――。 第54回メフィスト賞受賞作! わたしは1年しか生きられない。

第55回メフィスト賞、受賞作!! 「犯人がわからない? あなたは地獄行きね」 死者復活を賭けた推理ゲーム! 俺を殺した犯人は誰だ? 現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘――沙羅。

人類最強の請負人・哀川潤。長瀞とろみの依頼で乗り込んだのは、生まれたての火山島。