涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

西洋文化史の一側面――魔術思想を説く「魔学」の専門家。それが風変わりな青年教授、佐杏冴奈の肩書である。

風変わりな青年教授と助手の僕による推理小説を象った魔術師の物語。

西洋文化史の異端の系譜「魔学」を説く、風変わりな青年教授。そして、不本意ながら先生の助手に収まったぼく。

名門大学を舞台に繰り広げられる殺人予告ゲーム。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

雪まだ深い春休み。大学生の森司は、来たるホワイトデイのことで気もそぞろ。

三社祭の夜。葵の笑顔に秘められた過去を、栗田は垣間見る。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

その男、呪いを鑑定する。

*この作品は電撃文庫『僕らはどこにも開かない』を再構築。大幅に加筆改稿し装丁を一新したものです。

言葉の真偽、虚実を瞬時に判別できてしまう。それが臨床真実士と呼ばれる本多唯花の持つ障害。

俊英久住四季の原点、傑作ミステリ復刊。

世界で一番清潔で規律正しい場所、東京。

「死の自由」は正義なのか。最悪の女・曲世愛の向かう先は――世界。

氷鉋清廉。警察も頼りにする精神科医にして、美学に満ちた殺人鬼・マスカレード。

第55回メフィスト賞、受賞作!! 「犯人がわからない? あなたは地獄行きね」 死者復活を賭けた推理ゲーム! 俺を殺した犯人は誰だ? 現世に未練を残した人間の前に現われる閻魔大王の娘――沙羅。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。

普通の高校生活を送る僕・相葉孝司に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。

ここカスミシティでは、若者たちは株式会社のように自分をRELEASEという市場に上場し、時価が付けられる。

幸せな交際を経て結婚した宗一と瞳。

繰り返しの日々の果てに、再び星野一輝の前に現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かない。

大嶺醍哉が手にした箱は“罪と罰と罪の影”。

「さあ、最後の対決だ。星野一輝くん」“O”は手を広げる。

鎖の音がする。高校受験やら恋愛だかで辛苦を味わっている奴らを縛る、鎖の音。

青春小説の旗手・天沢夏月がおくる、迷える高校生たちの物語。 タイムカプセルに入っていた「今の自分」への手紙。

忘却探偵・掟上今日子、「はじめて」の講演会。

人気の街、吉祥寺―あなたが道に迷ったとき、どうしていいか困ったとき、その紅茶屋は現れます。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

すべての伏線が、愛――。 第54回メフィスト賞受賞作! わたしは1年しか生きられない。

「お前、“O”と関わっているだろ?」クラスメイト・大嶺醍哉が、星野一輝に向かって発したその言葉は、新たな“箱”への入り口だった。

“地獄代行業”の皓と助手・青児は、不可解な過去の通り魔殺人を調べるため奥飛騨の旅館へ向かう。

―ぼくは、彼女が誰なのかわからない。

彼女は、「わたし」の親友。陸上部に所属していて、クラスは違うけどいつも一緒に下校している親友。

これは終わった物語。夢と人生を食いつぶされたそれからのお話。

ある怪事件と同時に国家機密ファイルも消えた。唯一の手掛かりは、事件当夜、現場で目撃された一人の大学生・戻橋トウヤだけ―。

若くしてデビューをしたが、思うように読者に受け入れられず苦悩する、高校生小説家・千谷一夜。

冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。

京都の路地裏は、ちょっと不思議であったかい。ライトミステリ第2巻。

小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

人類最強の請負人・哀川潤。再び忙しい日々を送る彼女のもとへ一人の青年が現れた。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。

指輪学園の退廃を企む組織、胎教委員会。美少年探偵団は謎の多い彼らに近づくため、胎教委員会主催の映画祭参加を決める。

盛夏を目前に控えた京都。

人を傀儡化し、世界を支配しようとする醍哉を捕らえたのは、一輝が展開した箱“願い潰しの銀幕”。

鳳の用事でしばし烏丸家を離れることになった執事の衣更月。

「ああ…分かったよ。僕が―僕が、『王』になってやる」クローズド・サークル『王降ろしの国』。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

生真面目すぎる殺し屋・御堂禅は、ある日自分が殺し損ねた標的―傲岸不遜な私立探偵・東馬京に取り憑かれてしまった。

初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少し。

紅染まる遠野に恋の季節が訪れる! 座敷童子コンビが贈る平成あやかし譚。 季節は秋。