大学生ユキが出会ったのは、演劇サークルに所属する大野さんと、シーンごとにバラバラとなった脚本に憑く幽霊の噂。

屋敷のどこかに眠っているはずの、一枚の絵を捜して欲しい―昔馴染みの女性の依頼で、佐々波と雨坂は、山の上に佇むある洋館に向かった。

伝説の名探偵刑事・南塚浩平。現在、目白台のお屋敷に居候中。

佐々波と雨坂が、本当に編集者と作家だった、若き日の物語。ある一人の女性の存在と本にまつわる謎が、眠れる天才を呼び覚ます。

突然気を失った小暮井ユキがめを覚ますと、そこは雨坂続の傑作『トロンプルイユの指先』の舞台だった。

新人刑事の無藤太郎は、名探偵刑事・南塚と、名家の当主・北小路の盟友コンビのせいで、幽霊がらみの事件にかり出されるように。

あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。

これは僕の失恋であり、同時に、初恋の物語だ。七草は引き算の魔女を知っていますか――。

烏丸花頴の若き当主ぶりも板につき、執事の衣更月とも息が合ってきた今日このごろ。

熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、天空に忽然と巨大な十字架が浮かび上がった。

東京生まれの鏡味龍は名古屋大医学部に今春から通う大学生。

連続殺人犯が殺された。捜査一課の新人・和賀は遺体発見現場で美少女と遭遇する。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

あのオルゴールは呪われている。命が惜しければ手を出すな。

名門・烏丸家の代27代当主となった花頴は、まだまだ若くて半人前。

高校で起きた凄惨な殺人事件――腹を割かれた被害者の額にはティカが残されていた。

OLから探偵に転身して二十年。

ショートショートの名手による、全31編! 少し不思議な商店街で起こるのは、切なくておかしくて、ときに怪しい物語。

名門・烏丸(からすま)家の第27代当主となった18歳の花頴(かえい)。

「氷の女王」と渾名される鬼刑事の景子さんの夫は、料理上手で優しい新太郎くん。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

父の後を継いで烏丸家当主となった花頴。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。

凶悪犯も必ずオトす美貌の刑事・京堂景子の剛腕と、家事はおまかせ、イラストレーターの夫・新太郎の名推理。

ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。

薬剤師夫婦がシチューで毒殺。が、各々の皿の毒が異なり夫婦互いに殺し合ったかに見えた事件の真相「皮肉な夕食」。

父親が遺した事件の解決のため、探偵となった高校生の甘栗晃。

日本が誇る名門、烏丸家の27代目当主となった花穎は、まだ18歳。

1993年、世の中がまだバブル景気に浮かれていたころ。

冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。

引っ込み思案の少女、千蔭は、女優を引退した母親と、地方の片田舎、沙之里に引っ越すことに。

死相が視える探偵・俊一郎のもとに、遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。

バチカンで法王選挙が行われる最中、美貌の天才科学者・平賀と古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルトは、有名彫刻家の作品の除幕式に出席するため、メキシコのグアダルーペ寺院を訪れる。

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

売れない作家の兄・鈴島陽一と、人権派弁護士の弟・薫。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

高校二年生になった正太郎。

「…殺してしまった」という父の呟き。疑いもしなかった、母の人生。

炎の密室で愛が生む残虐なトリック!三つ子の巫女が揃い、秘祭が復活するとき、残虐で奇怪な事件がふたたび―伝奇本格ミステリの邪道にして王道!

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

満たされないOL生活に別れを告げ、一宮探偵事務所で探偵として歩み始めた涼子は、車椅子に乗った依頼人・東山史子を訪ねた。

兵庫県芦屋市、元イケメン俳優の五十嵐海里は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」で、料理人見習いとして働き始めた。

鴬橋派出所の管内で起きた殺人事件。それが、一人の外勤警官の日常を変えた。

事件は突然訪れる――。 「深山木薬店」の店主・秋が何者かによってさらわれた。

奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。

引退した名探偵・石神法全の後を継いで探偵事務所を営む野上英太郎の元に、ある日猫を連れた少年が訪れる。

このたび晴れて大学生となり、独り暮らしを始めることになった僕―御城彼方が紹介された物件は、東京都狭間区幽落町の古いアパートだった。

ここがあこがれの南の島?十年前の未解決事件殺人犯を捜しに、薬師寺涼子警視が派遣されたのは、絶海の孤島だった。

平賀とロベルトのもとにエチオピアから奇跡調査の依頼が入る。

黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

東京の有楽町と間違えて、おばけの町―幽落町に引っ越した僕・御城彼方。

兵庫県芦屋市。この街に、定食屋「ばんめし屋」はある。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。