ハイヒールの死



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初公開日(参考)1984年01月
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長編小説

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ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)

1984年01月31日 ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)

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ハイヒールの死の総合評価:7.56/10点レビュー 9件。Dランク


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No.9:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

ソーセージ一つだって

疑わしい事件関係者を"十人のくろんぼの子"とクリスティの有名作になぞらえて茶化している。
作中、これら怪しき者たちを、毒薬(蓚酸)の入手の機会、投与の機会、殺害の動機にわけてリスト化しているが、
ききこみ、洗い出し、各人の偽証を含めた自白などでかならずしも正確ではないことが判ってくる。
まずは、足を使った捜査で推理の材料を集めようとするのが狙いである。途中でチャールズワース警部の思索が
何度かみられるものの、どれも決定打とはならない。
容疑多大なミス・ハリスとミスター・べヴァンがほとんど調べ上げられないのはなぜか、真犯人が店の近所の薬局で
ひそかに蓚酸を購入していたなんてちょっとアンフェアだろう、とツッコミどころもなくはない。
しかし「ソーセージ一つだって」をレッドヘリングにしてしまうひねくれたユーモア感覚には脱帽した。
ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)Amazon書評・レビュー:ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)より
4150004706
No.8:
(3pt)

イギリス推理小説界大家の長編デビュー作

老舗ブティックで新しい支店を開業するにあたり誰が長に収まるかを巡って事件が起こり・・・という推理小説。
この著者のブランドは複雑巧緻なプロットで読者を翻弄するものが多いですが、この処女長編から既にその片鱗が覗われていて、この人の小説の要諦は複雑なプロットだったんだな、と思いました。ただ、この後の作品に見られる薄気味悪い悪意がまだなくてまだまだ習作の段階だったったのかなとも思いました。
こののちに書かれる大傑作「はなれわざ」や「疑惑の霧」に比較するとやや物足りなさも感じますが、読んで損はないと思います。
多分、私の読解力の低さのせいでしょうが、登場人物が多く話も錯綜するのでイマイチよく判らない所もありましたが、二回三回読んでみようと思います。
ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)Amazon書評・レビュー:ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)より
4150004706
No.7:
(4pt)

のちの傑作群には及ばないながらも十分読ませるオーソドックスな本格ミステリ

あるブティックが支店を海外に出すことになり、そこを誰がまかされるかで論議が起こりやがて・・・というお話。
ブランドの長編第一作はまだ、この後でる名作、傑作群と比較するとオーソドックスな展開の本格ミステリで、解説にも触れられているように超絶技巧を駆使したのちの作品には及ばないと言わざるを得ませんが、ブティックの内部での人間関係や人間ドラマはとても面白く、この時点で複雑な人間ドラマの中に超絶技巧を織り込むのちの諸作の萌芽は垣間見られ、読ませます。のちの作品に顕著になる冷酷な視点もこの時点ではまだ見えませんが、その分ブランド入門編としては打ってつけの作品とも思えます。
どうしても読まないといけない作品というわけではないですが、本格ミステリとしては及第点をあげられる佳作。機会があったらどうぞ。
ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)Amazon書評・レビュー:ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)より
4150004706
No.6:
(4pt)

女性の恐ろしい世界

ポケミスの文庫化。
 本書はブランドのデビュー作(1941)で、チャールズワース警部の登場作としても知られる。後年の鬼気迫る作風とはまるで違い、読者にも親しみやすい推理ものに仕上がっている。 舞台は華やかな一流婦人服店。店員やモデルは美女ぞろいで、新規に開店するフランス支店長の座を巡って熾烈な競争が行われている。ところが殺されたのは支店長に落選した女性で…。 オーナーをからめた愛憎関係が事件の鍵で、このあたりの人間関係を緻密に描き出す筆致は、ブランドの力を感じさせる。ブランドらしさを期待するとがっかりするが、推理小説としては上々の作品だろう。
 毒薬として蓚酸が使われるのもいい。
ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)Amazon書評・レビュー:ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)より
4150004706
No.5:
(4pt)

女性の恐ろしい世界

ポケミスの文庫化。
 本書はブランドのデビュー作(1941)で、チャールズワース警部の登場作としても知られる。後年の鬼気迫る作風とはまるで違い、読者にも親しみやすい推理ものに仕上がっている。
 舞台は華やかな一流婦人服店。店員やモデルは美女ぞろいで、新規に開店するフランス支店長の座を巡って熾烈な競争が行われている。ところが殺されたのは支店長に落選した女性で…。
 オーナーをからめた愛憎関係が事件の鍵で、このあたりの人間関係を緻密に描き出す筆致は、ブランドの力を感じさせる。ブランドらしさを期待するとがっかりするが、推理小説としては上々の作品だろう。
 毒薬として蓚酸が使われるのもいい。
ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)Amazon書評・レビュー:ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ 470)より
4150004706



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