ハイヒールの死
- 毒殺 (157)
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老舗ブティックで新しい支店を開業するにあたり誰が長に収まるかを巡って事件が起こり・・・という推理小説。 この著者のブランドは複雑巧緻なプロットで読者を翻弄するものが多いですが、この処女長編から既にその片鱗が覗われていて、この人の小説の要諦は複雑なプロットだったんだな、と思いました。ただ、この後の作品に見られる薄気味悪い悪意がまだなくてまだまだ習作の段階だったったのかなとも思いました。 こののちに書かれる大傑作「はなれわざ」や「疑惑の霧」に比較するとやや物足りなさも感じますが、読んで損はないと思います。 多分、私の読解力の低さのせいでしょうが、登場人物が多く話も錯綜するのでイマイチよく判らない所もありましたが、二回三回読んでみようと思います。 | ||||
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あるブティックが支店を海外に出すことになり、そこを誰がまかされるかで論議が起こりやがて・・・というお話。 ブランドの長編第一作はまだ、この後でる名作、傑作群と比較するとオーソドックスな展開の本格ミステリで、解説にも触れられているように超絶技巧を駆使したのちの作品には及ばないと言わざるを得ませんが、ブティックの内部での人間関係や人間ドラマはとても面白く、この時点で複雑な人間ドラマの中に超絶技巧を織り込むのちの諸作の萌芽は垣間見られ、読ませます。のちの作品に顕著になる冷酷な視点もこの時点ではまだ見えませんが、その分ブランド入門編としては打ってつけの作品とも思えます。 どうしても読まないといけない作品というわけではないですが、本格ミステリとしては及第点をあげられる佳作。機会があったらどうぞ。 | ||||
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ポケミスの文庫化。 本書はブランドのデビュー作(1941)で、チャールズワース警部の登場作としても知られる。後年の鬼気迫る作風とはまるで違い、読者にも親しみやすい推理ものに仕上がっている。 舞台は華やかな一流婦人服店。店員やモデルは美女ぞろいで、新規に開店するフランス支店長の座を巡って熾烈な競争が行われている。ところが殺されたのは支店長に落選した女性で…。 オーナーをからめた愛憎関係が事件の鍵で、このあたりの人間関係を緻密に描き出す筆致は、ブランドの力を感じさせる。ブランドらしさを期待するとがっかりするが、推理小説としては上々の作品だろう。 毒薬として蓚酸が使われるのもいい。 | ||||
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ポケミスの文庫化。 本書はブランドのデビュー作(1941)で、チャールズワース警部の登場作としても知られる。後年の鬼気迫る作風とはまるで違い、読者にも親しみやすい推理ものに仕上がっている。 舞台は華やかな一流婦人服店。店員やモデルは美女ぞろいで、新規に開店するフランス支店長の座を巡って熾烈な競争が行われている。ところが殺されたのは支店長に落選した女性で…。 オーナーをからめた愛憎関係が事件の鍵で、このあたりの人間関係を緻密に描き出す筆致は、ブランドの力を感じさせる。ブランドらしさを期待するとがっかりするが、推理小説としては上々の作品だろう。 毒薬として蓚酸が使われるのもいい。 | ||||
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