(短編集)
二壜の調味料
- 奇妙な味 (8)
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この二壜の調味料の使い方はあまりにも有名ですね。 昔、某有名漫画家が露骨にパクっている作品を読んだ事があります。いいのかなあと思いましたけどね。 (因みにこの某漫画家には落語ネタをパクった物もあります。そう言えば最近…おっと) 他に某有名ホラー漫画でも似たような展開の物が有り、これもか、と思ったらこちらはちゃんと一捻りされていました。 それ程漫画を読んで来た訳でもない私でも二つも見つけた位ですから、他にも結構パクられているのかもしれませんね。 | ||||
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「二壜の調味料」のようなものを奇妙な味というのか。なるほど、調味料の味と小説の読後の味とをかけてあるのかとも思った。こういう奇妙な味なら、志ん生の「後生鰻」とか「寝床」、「あたま山」、「粗忽長屋」などの落語にも通じるんじゃないかと思う。このコンビが今でいうと身分・能力格差コンビで、ホームズやポアロの相棒たちとは一味違っている。 各短編は妙に落ち着き払った語り口と趣向がそれぞれ面白い。訳文も読みやすい。 作者の表記だが、スペルを見るとIで終わってないでYで終わってるので、ダンセイニじゃなくダンセイニ―かダンセイニィではないでしょうか。私はてっきりイタリア人かと思っていた。 | ||||
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乱歩評「奇妙な味」の代表例として高名な短編「二壜の調味料」をはじめとして、26編を収録した短編集。 店頭で平積みになっているのが目について購入。ダンセイニの作品は、「二壜の調味料」以外読んだことがないはず。 いきなり表題作で始まる冒頭の1/3程度は、リンリー探偵もの。「肉や塩味料理にかける調味料ナムヌモ」のセールスマンであるスメザーズ氏が語り手を務める。(もちろん、このナムヌモがが問題の二壜なわけだ。)リンリー探偵は安楽椅子探偵かと思っていたのだが、実はそうでもないというのは本書を読んで初めて知った。 リンリー探偵ものが終わっても、奇妙な味はそのまま続いていく。どうなることやらと思いながら読んでいくと、なんと最後までそうだった、と。なかなか楽しい読書体験でした。あえて好みの作品をあげるとすると、「演説」がなんとも面白いストーリー展開をみせる。もちろん英国の事情を知っている必要はあるが、そうきましたか!と膝を打つという話だ。 まあそうはいっても、かなりミステリマニアな人向けに本書は編まれているようにも思えますね。 | ||||
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短編集。表題作は、最後の1行に感心するか呆れるかが評価の分かれ目。私は「アホか」と思った。ミステリというのは知的なお遊びだと思っているが、これは脱力するナンセンスコント。文章もヘタクソで、読むのに苦痛。文章がもっとマシだったら、評価は上がったはず。 2編目は、凶器の消失がテーマ。江戸川乱歩がトリックで紹介しそうだが、今なら通用しない。 2編読んだらあまりにつまらないので、その後は読んでいない。 最近、江戸川乱歩の初期短編を読み直しているが、「心理試験」がちょっと面白いくらいで、あとはびっくりするほどくだらない。子供のころ読んだときは、もっと面白いと思ったのになぁ。それに比べ、今のミステリは進化したもんだ。 | ||||
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読み進むほどに味が出てくるような良いミステリーだと思いました | ||||
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