堕天使のコード



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    初公開日(参考)2014年11月
    分類

    長編小説

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    堕天使のコード (新潮文庫)

    2014年11月28日 堕天使のコード (新潮文庫)

    ミルトンの『失楽園』を研究するウルマン教授は、“やせた女”からヴェネツィアへ行って悪魔学者としての力を貸してほしいと頼まれる。自分は英文学者にすぎないと反論するも航空券などを渡される。最近殻にこもりがちな11歳の娘を元気づけようと二人でヴェネツィアへ。だが、そこで娘は姿を消してしまう。あたしを見つけてと言い残して。国際スリラー作家協会、最優秀長編賞受賞。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (4pt)

    主人公の幻想に引きずり込まれます

    幕開けは普通のミステリ調で、国際的な謀略や謎解きが、いかにも待ち受けていそうなのですが、メインとなるのは主人公の幻想です、この幻想にどんどんと引きずりこまれます。

    どこまでが現実で、どこからが主人公の幻想なのか、暗調な雰囲気、そして混迷したストーリですが、これらの雰囲気が、むしろこの作品の魅力だと思います。読み進めるにつれて、整然とした筋立てに戻るのか、それとも、さらに怪奇さを増していくのか、幻想の中ではどんなことでもありなのか、と、予想がつかなくなり、緊迫感もどんどんと高まっていくのです。
     
    ジョン・ミルトン作の「失楽園」が、この作品の大きな要素となっていますが、「失楽園」の内容について、(私自身もそうですが)事前の知識がなくても大丈夫だと思います。主人公たちのセリフや思考が「失楽園」の内容の解説のように書かれており、ストーリの展開に、もう一味の楽しみが加えられていると思います。
     
    登場人物の親子関係、人間関係について、非常にリアルに描かれています。単に円満ということではなく、複雑な事情、周囲の人物に対する揺れ動く心理といった、リアルな人間模様が、幻想的なストーリー展開と巧みに調和がとれていたと思います。
    堕天使のコード (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:堕天使のコード (新潮文庫)より
    4102173625



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