日本庭園の秘密
- 名探偵 (559)
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1937年作の力作で読みごたえがある。日本暮らしが長かったカレンは知られた作家だが、人見知りでめったに外出せず、邸内の日本式庭園を散策するだけ。そんな彼女がパーティを開く、急に人が変わったようになったある日、惨殺死体で発見される。部屋のドアは人の出入りは不可能で、密室殺人事件か!?とクイーンらしい掴みだ。東京帝大とか着物姿、日本人召使、とか琉球賢鳥とか日本趣味一杯であるが、当時流行っていたらしい。某女史のマープルさんの庭も日本式だった。事件が解決したのに残り20頁もある。最後にドンデン返しがあり、これがイマイチ微妙!英語は古風な俗語が交じっているが時代らしいきちんとした英語。 | ||||
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途中まではあまりエラリー・クイーン要素がなく、どちらかというと クリスティーっぽいような?? というくらい、恋愛要素アリアリで、他の国名シリーズを期待すると”あれ??”な感じもあるのですが¥¥¥ 雑誌『COSMOPOLITAN』に掲載された・・という説明で納得しました・ 多分、連載当時は”エヴァ”と同じような境遇のステキ女子たちがワクワクしながら読んでいたんだろうなあ。。(憶測ですが。) と思うと、ベタベタな三角関係にも納得です。 逆に女子向けストーリーもいける、エラリー・クイーン(作家のほう)の多才さ(?)に驚いたのでちょっと点数甘めです(笑) | ||||
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The total impression throughout the story is vague, like in the mist. In other pieces of Ellery Queen, the victims (the killed) are vividly characterized and you can almost hear their voices, but here no such voice is available, which makes you unsatisfied. Besides, the new detective named Terry Ring was there with Ellery, but was he really necessary? | ||||
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一見すると一人しか犯人がいないように 見えてしまう作品です。 しかしながらそれは無論のこと、 真実ではありません。 たぶん国名シリーズで一番凝っている 作品だと思います。 なぜならば、まず思いつくことはないであろう トリックが用いられているから。 そして真相もまた驚かされるはず。 だって、終わったと思った先から 別な角度で一撃がこようとは 読者の人は思わないですからね。 久々にやられた作品でした。 | ||||
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前作『中途の家』(`36)に続き、クイーンの転換期の作品です。原題の「ドアの間」というのも、新たな扉を開く意味と深読みできなくもありません。 本作でも、登場人物はただの男女や善悪の属性だけでなく、男女の三角関係や親子関係と、後期の作品に深く描かれるテーマが、扱われています。 特筆すべきは、恋愛要素を絡めた軽い本格ミステリと思っていた本作が、最後の最後で驚きのどんでん返しがあります。 後年、犯人の圧倒的な悪意に翻弄され、叩きのめされる探偵エラリィが、逆に、ここでは生殺与奪権を握って事件を支配します。 最大の楽しみは最後にありますので、タイトルや話しの軽さに惑わされることなく、是非読んで下さい。 | ||||
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