真鍮の評決 リンカーン弁護士
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
真鍮の評決 リンカーン弁護士の評価:
7.00/10点 レビュー 3件。 B ランク
真鍮の評決 リンカーン弁護士の総合評価:
8.71/10点 レビュー 24件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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過去のマイクル・コナリー作品の中では、『わが心臓の痛み』の原題『Blood Work』の意味が作品途中で明らかになった瞬間も衝撃でしたね。
さて、本作は弁護士ミッキーハラーもの第2作目。
ボッシュも登場しますが、あくまで脇役。
アメリカの陪審員裁判では、世間から注目を集める事件については、テレビの生放送があるということは知っていましたが、それも事前に報道機関からの申請に検察側・被告人側双方の署名が必要であるということは本書で初めて知りました。
放映に同意する弁護人にとっては、自身の活躍場面が放送されることで自身の顧客を増やす無料の広告になり、検察側も自身の政治的野心をより大きくすることに役立つ、といった面もあるようです。
リーガルサスペンスにおける最大の見どころは、一見、誰が見てもひっくり返しようがない事実を、いかにひっくり返すことができるのか、という点かと思います。
本書においては、ハラーが弁護する被告人が、銃を撃っていないと主張するにも関わらず、被告人から検出された銃の発射残渣をどう説明するか、という点。これが説明できれば、被告人無罪を勝ち取る道が一気に開けるのですが、果たして・・。
さて、ハラー2作目の本作では、リンカーンの運転手としてパトリックを新たに雇うことになりますが、その過程がなかなかいいです。
窃盗容疑にかけられたパトリック。
自分の行為を真摯に反省するパトリックに対しハラーは言う。
「過去の行いに、きみがいまできることはなにもないんだ。過去に押しとどめておくしかない。法的事柄を切り抜けるのに手を貸してやる。残りは君次第だ。その残りの部分が厄介なところだ。だけど、きみはすでにそのことを分かっている」