夜の欧羅巴
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種別
長編
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あらすじ
評判
夜の欧羅巴の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
夜の欧羅巴の総合評価:
9.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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……ときたので、コテコテの怪奇耽美を期待していましたが、そこは子供向け小説。
にぎやかな「夜」の世界での、ヨーロッパの怪物たちとの戦いのシーンの連続で、12歳の少年が活躍する「娯楽物の冒険活劇」といった印象が強いです。
夜の間だけ出現する「夜の商店街」の設定と、「夜」の世界における冒険は、怪物、暗黒、グロテスクな部分もありますが、テーマパーク……とは言いすぎかもしれませんが、夜の遊園地の印象が強かったです。得体の知れない部分につながっているけれど、幻想的で、楽しくてにぎやか。イメージが豊かで、描写も細かく、怖いけれども、行ってみたい、遊んでみたい…と思う世界。感性豊かな子供たちなら、本を閉じた後にも、空想の力で、その世界でいくらでも遊べると思います。
夜の商店街に暮らし、レイに協力する、ヒロインの美少女ココも魅力的です。
子供たちを「夜」の世界にいざなうのに、最適な一冊です。
ようこそ、「夜」の世界へ。
きっと、この本をきっかけに、多くの子供たちが、ホラーや怪奇作品を、恐れながらも愛する大人になっていくのですよ…。
現代日本の吸血鬼画家たる、挿絵の小島文美氏のイラストが、華麗で、とても贅沢です。
作中で、ミラルカが描いた「宵闇色の伯爵の肖像」らしき絵も、小島文美氏の絵で見ることができます。