青の寝室



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初公開日(参考)2011年02月
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長編小説

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青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)

2011年02月17日 青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)

フランスの田舎町トリアン、妻子ある自営業者トニーと食料品店の妻アンドレは、9月のある夜、郊外の森の中で突如火がついたように互いの身体を求め合う。それからの数カ月、二人はトニーの弟が経営するホテルの青い色で統一された部屋で激しい性行為を繰り返す。しかし、ある出来事から周囲の視線に怯えるようになったトニーは、アンドレから距離を置くようになる。情熱的なアンドレは逆にトニーを追い込んでゆく。そしてついに、アンドレの夫とトニーの妻の毒殺死体が別々の場所で発見される。二人を巡るスキャンダルが町中に広がる。そして二人は夫殺し、妻殺しの罪状で逮捕され、陪審裁判にかけられる…。 (「BOOK」データベースより)




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青の寝室の総合評価:8.67/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(4pt)

シムノンさんに取り憑かれた男

淡々としているようでつい引き込まれ止められなくなり 一気に読み終えて感心する 筆力 文章表現力に いつも いつも通りだぜ ジョルジュ シムノンさん宛。
青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)Amazon書評・レビュー:青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)より
4309205585
No.2:
(4pt)

推理小説的技巧を凝らした「本格小説」だが

なるほど、これは確かに、本書カバーのあらすじや上の内容紹介などは読まずに直接作品自体に取りかかってもらいたい小説だと納得した。犯人探しの推理小説で、あらすじに犯人の名前を示してしまうようなもので、出版社は売り方を間違ったとしか思えない。シムノンの「推理小説」ではなく「本格小説」として出版しているのだからといって、作者がわざと最後近くになってからやっと明らかにする事実を、あらすじに載せていいわけがない。
 訳者あとがきの「陪審員制度の不備が描かれた」というのも疑問だ。このような裁判の状況になれば、陪審員制度であろうが何であろうが、冤罪は発生するものである。
 文句ばかり書いているが、それは作品内容に対するものではない。今まで読んだシムノンの20冊以上の純文学系の中でも、特に推理小説的技巧を凝らした本作は、すぐれた推理小説がそうであるように、いやそれ以上に、タネを知って読んでも充分おもしろかった。
青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)Amazon書評・レビュー:青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)より
4309205585
No.1:
(5pt)

できれば、あらかじめ「あらすじ」は読まないで!

突然ハンドルもブレーキも利かなくなり、なすすべもなく崖沿いの道をはずれた人生を、
悔やむでもなく、嘆くでもなく、醒めた目で見つめる男・・・・。
極上のフィルム・ノワールを見るかのようです。
「本格」の名に恥じない、一級品です。
予備知識がないほど愉しめます!
「あらすじ」を知らないで読みはじめれば、事件のあらましが明らかにされぬままストーリーが進んでいくので、

「何なの、何なの?! いったい何があったのっ?」
「いったい誰が殺されたのっ?!」

と好奇心いや増し、想像力をかきたてられてたいへん刺激的です。
このストーリー展開手法だけでも、『ミステリ』として完成されていると言えるのでは。
残念ながら「あらすじ」を読んでしまっていたとしても、それなりに読めるとは思いますが。
ある意味、濃厚な恋愛小説でもあります。 (否定なさる方もいらっしゃるでしょうが)



私はまず「倫敦から来た男」の言いようのない無常感にとらわれ、

「この人の感性は好きかも!」

と一気にジョルジュ・シムノンの世界にハマりました。
「メグレ」はちょっと置いといて(笑)、「本格」シリーズを今後も続けてもっと読みたいです。

青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)Amazon書評・レビュー:青の寝室---激情に憑かれた愛人たち (【シムノン本格小説選】)より
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