青の寝室
- 毒殺 (157)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
青の寝室の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
淡々としているようでつい引き込まれ止められなくなり 一気に読み終えて感心する 筆力 文章表現力に いつも いつも通りだぜ ジョルジュ シムノンさん宛。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なるほど、これは確かに、本書カバーのあらすじや上の内容紹介などは読まずに直接作品自体に取りかかってもらいたい小説だと納得した。犯人探しの推理小説で、あらすじに犯人の名前を示してしまうようなもので、出版社は売り方を間違ったとしか思えない。シムノンの「推理小説」ではなく「本格小説」として出版しているのだからといって、作者がわざと最後近くになってからやっと明らかにする事実を、あらすじに載せていいわけがない。 訳者あとがきの「陪審員制度の不備が描かれた」というのも疑問だ。このような裁判の状況になれば、陪審員制度であろうが何であろうが、冤罪は発生するものである。 文句ばかり書いているが、それは作品内容に対するものではない。今まで読んだシムノンの20冊以上の純文学系の中でも、特に推理小説的技巧を凝らした本作は、すぐれた推理小説がそうであるように、いやそれ以上に、タネを知って読んでも充分おもしろかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
突然ハンドルもブレーキも利かなくなり、なすすべもなく崖沿いの道をはずれた人生を、 悔やむでもなく、嘆くでもなく、醒めた目で見つめる男・・・・。 極上のフィルム・ノワールを見るかのようです。 「本格」の名に恥じない、一級品です。 予備知識がないほど愉しめます! 「あらすじ」を知らないで読みはじめれば、事件のあらましが明らかにされぬままストーリーが進んでいくので、 「何なの、何なの?! いったい何があったのっ?」 「いったい誰が殺されたのっ?!」 と好奇心いや増し、想像力をかきたてられてたいへん刺激的です。 このストーリー展開手法だけでも、『ミステリ』として完成されていると言えるのでは。 残念ながら「あらすじ」を読んでしまっていたとしても、それなりに読めるとは思いますが。 ある意味、濃厚な恋愛小説でもあります。 (否定なさる方もいらっしゃるでしょうが) 私はまず「倫敦から来た男」の言いようのない無常感にとらわれ、 「この人の感性は好きかも!」 と一気にジョルジュ・シムノンの世界にハマりました。 「メグレ」はちょっと置いといて(笑)、「本格」シリーズを今後も続けてもっと読みたいです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|