メグレと老婦人の謎



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初公開日(参考)1983年06月
分類

長編小説

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メグレと老婦人の謎 (河出文庫)

2001年05月31日 メグレと老婦人の謎 (河出文庫)

メジスリー河岸に住む一人暮しの老婦人が殺された。死因は窒息死。死の直前まで、自分の留守中に誰かが忍びこんで家探ししている、と警視庁に訴えていた。では侵入の目的は?単なる物盗りでないことは状況から明らかだ。本人の知らない宝物でもあったのか?メグレは引出しを調べていて拳銃用のグリスらしいしみを発見する。消えた拳銃…メグレが動く。 (「BOOK」データベースより)




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メグレと老婦人の謎の総合評価:9.33/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(5pt)

おれは人の期待を裏切るのがひどくきらいなのだ。

メグレ警視シリーズの" La folle de Maigret " (1970)の翻訳です。このあとシムノンは1972年までに3作を書いてシリーズをやめてしまいます。

外出するたびに家捜しをされたあとがある、とメグレに訴えていた老婦人が殺されてしまう。彼女は一人暮らしで身寄りといえば姪とその息子くらいしかいない。死別した二人の夫たちは平均的なフランス人らしい。家に大金はなく、持ち物が盗まれたようにも見えない。全体の4分の一くらいまで進むと「なぜ老婦人は殺されたのか」を知るための最初の手がかりが出てきますが、後にならないと気づかないかもしれません。殺人の動機に重点があり、思いもよらない伏線が張られていました。推理小説として変化球ではないでしょうか。
メグレと老婦人の謎 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:メグレと老婦人の謎 (河出文庫)より
430946212X
No.2:
(5pt)

メグレは今、気力にも、想像力にも欠けているような気がした

メグレ警視シリーズの" La folle de Maigret " (1970)の翻訳です。このあとシムノンは1972年までに3作を書いてシリーズをやめてしまいます。

外出するたびに家捜しをされたあとがある、とメグレに訴えていた老婦人が殺されてしまう。彼女は一人暮らしで身寄りといえば姪とその息子くらいしかいない。死別した二人の夫たちは平均的なフランス人らしい。家に大金はなく、持ち物が盗まれたようにも見えない。全体の4分の一くらいまで進むと「なぜ老婦人は殺されたのか」を知るための最初の手がかりが出てきますが、後にならないと気づかないかもしれません。殺人の動機に重点があり、思いもよらない伏線が張られていました。推理小説として変化球ではないでしょうか。
メグレと老婦人の謎 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:メグレと老婦人の謎 (河出文庫)より
430946212X
No.1:
(4pt)

シリーズ後期の秀作サスペンス

メグレの元に家の家具が勝手に動かされていると訴える老婦人が訪れて・・・というお話。
訳者あとがきにある通り、冒頭から最後まで緊迫感が途切れることなく高いテンションで続く作品。メグレものの中では割と後期に書かれたらしいですが、いつも通りにシムノンの才筆を感じさせてくれるサスペンスでした。今回は特に被害者の老婦人の肖像が印象に残る話で、どこにでもいるよくあるタイプの登場人物に見えますが、作中で読んでいる間は一個の独立した人格のキャラクターとしてとても巧く描写されていてさすがと思わせます。あと、細かい所ですがメグレが作中で自分に子供がいないのを少し嘆く場面があり、この辺のメグレの虚無感の書き方の巧さもやはりシムノン節に思えました。
シリーズ後期の秀作。機会があったら是非。
メグレと老婦人の謎 (1983年) (メグレ警視シリーズ)Amazon書評・レビュー:メグレと老婦人の謎 (1983年) (メグレ警視シリーズ)より
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