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マリオネットK さんのレビュー一覧
マリオネットKさんのページへレビュー数147件
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あまりにも酷いフジコ、そしてフジコの人生に逆に笑ってしまう。笑うしかねぇ。って話でした。
自分は男性ですが、女性はさらにいやーな気分になりつつ、楽しめるのかな?なんて思いました。 ミステリ抜きにその酷い展開の連続が面白かったですが、結末付近の部分は自分の理解力にも問題があるのかもしれませんがわかり辛かったです。 |
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評判悪いですねぇ、そしてその理由も判りますが、個人的にはたまにはこんなのもアリじゃない?と思いました。
無駄にブラックなのがいらない反感を買ってる所もありそうですね。 「怒ったら負け!笑い飛ばせる度量を持って読もう」と思いながら読みました。 個人的に一話目と二話目が好みです。 |
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「エジプト」という国名はその文字だけで、人々の様々な想像を引き出し、魅力を感じさせますが、この作品にはエジプトは1ミリも関わりませんので、間違っても『ナイルに死す』みたいな内容を期待してはいけません(笑)
首切りトリックの教科書のような内容で、綿密なロジックといい、発表が80年以上前ということを踏まえれば、完成度や質は非常に高い推理小説だと思うのですが、単純に読んでて「面白くない」と思いました。 とにかく理屈ばかりでなかなか話が進まず、退屈な内容でした(そういうのが好きな人は好きなんでしょうが) その退屈さを紛らわせる要素のつもりなのでしょうか、途中で話に組み込まれる「ヌーディストの島」ですが、正直これに関しては物語上の必要性が全くわかりません ▼以下、ネタバレ感想 |
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世界初の推理小説である前作「モルグ街の殺人」では自ら現場を検証し、証言を集め、犯人を追いかけたデュパンですが、今回は現場に赴くことなく新聞記事の情報だけで見事に事件の真相を突き止めてしまうまさに「安楽椅子探偵」の始祖と言える作品です。
その歴史的意義は凄いと認めざるを得ないのですが、しかしこの作品は読んでて退屈すぎました。 当時にしても「エッセイとしてはともかく小説としてこれは…」と酷評されてしまったのもやむなしと感じます。 |
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前半部分はミステリ成分はほとんどなく、スクールカーストが顕著な小学校のクラス内で2人の「女王」による権力争いの構図が非常に面白いです。
フィクションゆえの大げささと、その中に感じるリアルさが絶妙なバランス。 作中で形勢が目まぐるしく入れ替わるけれど、争いの中心となる「女王」である2人の女子生徒が見ていてどっちも肩入れできない性悪であることで、逆にどっちに転んでも見ているほうには面白いと感じました。 まさに小学生の頃嫌いな子同士の喧嘩を見て楽しむような感覚を思い出せる作品でした(笑) 前半はあくまで導入部分で後半から謎解きに入るのですが、正直面白かった前半から一気に失速したと感じました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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まさかそれはないよな?と思った強引なトリックがまんまメイントリックで笑ってしまいました。
でもこのトリック嫌いじゃないです。 あとヒロイン権探偵役の幽霊(?)の女の子も割りと好みです。 しかしそれだけでよしときゃいいのに、無駄な要素てんこ盛りで何がしたいのかわからない作品となっています。 ・宇宙電磁波のよる人類滅亡寸前の終末の世界 ・秩序を守ることを大義名分に構成された過激派民間武装団体 ・天使を名乗るメンバーによって構成される十一人委員会という宗教団体(実際に超常的な能力を使い、こいつが真犯人なら不可能犯罪余裕やん、となる) こんな厨二ラノベのような設定をぶっ込むだけぶっ込んで何一つ消化しない、それどころか満足に説明すらしないまま話は終わります。 いろんな意味でぶっ飛んでる作品で結構私は楽しめました。ある意味オススメです。 |
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作者の貴志氏は生命保険会社に長年勤めていただけあり、保険関係のエピソード、人物の描写が非常にリアルで面白くて興味深かったです。
それに比べて本来専門外の心理学関係の話はいかにも少し本で読んだり聞きかじった程度の知識で書いているように見えて正直薄っぺらく見えてしまいます。 発表から20年を経た今読むとますますその差が顕著ですね。 (もっともこの作品は心理的な分析で誰の意見が正しいとも間違っているとも断定を避けているだけ、この時期やたら量産されてたエセ心理学を扱った心理捜査物ミステリの大半よりはマトモと言えると思いますが) ミステリよりはホラー、サスペンスの要素が強めの作品と感じました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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てっきり外界から隔絶された孤島を舞台にした殺人事件を取り扱うコテコテのミステリかと期待していたので
(実際それで間違ってないといえば間違ってないのですが)シュールな設定や登場人物に面食らってしまいました。 本当に正真正銘外と「鎖国」状態の島の上、そこにいる人物たちが個性的ってレベルじゃない 不思議の国のアリスやムーミン谷レベルの奇妙なキャラクター達で この作品を「推理小説」として読もうとしていた自分が間違っていたのかもしれませんが、世界観に追いつけませんでした。 正直面白いとも出来がいいとも思わなかったですが、作者が稀有な才能の持ち主というのは伝わって来ました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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