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タッキー さんのレビュー一覧
タッキーさんのページへレビュー数230件
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ストーカー恐るべし。今回も完全にだまされました。中盤では、ライム、アメリア、トムの3名も登場!その存在感をいかんなく、見せつけました。事件解決後のエンディングのシーンではちょっとした感動も。ケイリーのような歌手が、本当にいればいいなぁと思いました。ナイスな作品でした!
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ピアノの調律師という仕事をしている女性が主人公。調律師という仕事に馴染みがなく、へえーそんな仕事あるんやと思いました。ストーリーは終盤になってまさかの展開。主人公の伯母と母親、見方によって、全く印象が変わりました。人間って怖いです。
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9つの短編集。『バッド・チューニング』3人組のアーティストとそのプロデューサーのお話では、短編ながら、練られた伏線と最終盤のその回収がお見事!『遅れてきた年賀状』は極めてシンプルではあるものの、これ自分にされたらめっちゃ怖いやんっていう話。どれも比較的シンプルで、ある程度予測をつけながら読めますので、安心感があります。また、少し昔に書かれたものなので、車にカーナビがなかったり、メールでなくFAXだったりと、読んでいて変に昔が懐かしくなりました。
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月面で5万年前の死体発見!言わずと知れた大ベストセラー。この作者の作品は学生時代に読んだ『終局のエニグマ』以来。同作品が難しい印象で個人的にはとっつきにくかったため、この作品も敬遠していましたが、結果は読んで正解でした!よくこんな作品が想像力だけで書けたなぁと感心することしきり。作者の描いたこの作品を読んでいると、壮大なテーマの下で、宇宙の広大な風景が目に見えるようで、こちらのイマジネーションも膨らみます。人類の謎、宇宙の謎、堪能できました!
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本編の『COPY』から遡ること30年前の話。『COPY』を読んだ後なので、結末はどうなるか分かってはいましたが、事件という意味では消化不良。ただ、本編を読んでいれば、ガンさんと妙子のなんとも言えない会話が魅力的に思いました。次は本編に戻って最終巻。いろいろな意味でどんな結末が待っているのか楽しみです!
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海賊もののワクワクするようなアドベンチャーとミステリーを程よく融合させた作品。ミステリーも面白かったのですが、やはりなんといっても、酒好きで底抜けに明るい海賊たちが実に魅力的。読後感も爽快で、冒険に出掛けたくなりました!生き残った海賊たちで続編に期待したい気がします。
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なんだか話が大きくなりすぎて、個人的には初期の事件のようなのが、懐かしい気が。今回は三木の結婚やエピローグなどの事件と関係ないところの話がホッコリとして良かったです。本編はあと一話。どんな結末になるのか楽しみ!
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読みやすくてそれなりに面白かったのですが、なぜ逃げているのか、なぜ殺してしまったのか、の説得力に乏しい気がしました。そのためか、いまいち話にものめり込めず。真相を必死で探そうとする美恵子に対する篤志の止めようとする態度にイラッとしました。
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不思議な雰囲気のあるフランスミステリー。主人公は火事のため記憶喪失。自分は誰なのか?ミなのか、ドなのか?どちらがどちらを殺したのか?というのが、全編にわたった謎となっています。読み終わっても、ん?結局どちらだったのか?という点で余韻が残り、なかなか良かったです。
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前半は主人公で詐欺に加担することとなる文絵のパートと、事件を追う刑事のパートが交互になっていて、文絵パートは事件が起こるまでの経緯、刑事パートでは捜査の過程が書かれ、異なる時間軸が交互に出てくるあたりが、倒叙モノになっていました。後半からは遂に文絵に辿り着いた刑事の視点のみに収斂し、ここからは純粋に刑事もの。とはいえそこは柚月作品で、いろいろ驚く仕掛けがなされており、また、犯人に迫っていく過程はスピード感もあり、一気に最後まで楽しめました。
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短編集ですが、どの作品も怖くて期待通り!お雛様にまつわる『ついてくるもの』は人形だけに怖かったです。ほかにも絵にまつわる『祝儀絵』。古い森にまつわる『八幡藪知らず』と、どの作品もレベルが高かったど思います。
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主人公の飛鳥は孤児。育てられていたところのいじめに耐えかね飛び出したところを、青年の祐也に拾われ、そのまま育てられることになり、大人になっていく様を描いた小説。登場人物の感情の描き方がうまいなぁと思いました。主人公の真実を話そうとしない心情がもどかしく、一方で祐也とその親友の史郎、アパートの同僚の厚子 、それぞれの心の動きが絶妙でした。全篇を通してどこか切ない感じがしたのは、主人公の性格からかなぁ。事件とその結末は決してハッピーではないと思いますが、読後感は良かったです。お二人の幸せを願いました。
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魔神の咆哮のような声が木霊す中、スコットランドのかの有名なネス湖で起きる残虐な連続殺人。頭と胴や手足が引きちぎられていろんな場所に置かれるという、占星術殺人事件を彷彿させる内容。酔っ払いの視点で語られる本書は御手洗シリーズでも少し異色的。中盤以降は俄然面白くなり、かつてこの村に住んでいた精神病患者の手記と事件との関連性、なかなか見えない犯人、魔神の咆哮の謎など最終盤で明かされる解決は流石のでき。意外な犯人にはスッカリ騙されました。解説にもあったとおり、御手洗ものの中でも確かに傑作と思いました。
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殺人を犯した許せない極悪人を福岡から東京まで警護するSP。その極悪人を殺した者には10億の賞金が支払われるという設定。当初5人のSPが極悪人の盾となり、4人、3人と減っていき、果たして東京までたどり着けるのか。10億に目が眩む人たち、極悪人でも警護せざるを得ないSPたちの心理が読んでいて面白かったです。ただ、タクシーの運転手可哀想でしたし、最期があっけなく、結末もハッピーエンドは無理でも、もう少しスッキリしてほしかったなーと思いました。
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主人公はドラえもん好きの女子高校生。その子を巡り、友だち、彼氏、親子などのいろいろな関係を見せながら、話は進んでいきますが、途中までどういう展開をしていく話なのか見えず。中盤からは別れた彼氏の暴走、母親との別れ、話すことができない少年との交流、友だちとの友情など、一気に読ませる展開に。最後まで著者のドラえもん愛に満ちた話でした。
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ビブリアの外伝。栞子の娘の扉子が登場。まだ6歳ということらしいのですけど、6歳とは思えない言動。どうもそこが読んでいてしっくりこなかったです。とはいえ、それはどうでもよく、今回も古書とそれにまつわる事件、楽しく読ませていただきました!今回登場した『雪の断章』、以前から気になっていましたので、次読みます!
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周りの者を洗脳する犯人VS尋問の天才ダンス。この作品の魅力はダンスの魅力にあると思いますが、中盤から終盤にかけてえっ?えっ!というどんでん返しの連続。みんな悪い人に見えてきます。そのどんでん返しも納得のいく内容で、面白かったです。ダンスの上司のオーヴァービー、よくいる保身家ですが、最後はちょっとだけカッコ良かったです。これも小さなどんでん返し!
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前作に続き、友人が貸してくれた一冊。今作では探偵一家のムスメが新たなキャラとして登場。新人刑事とは思えないキャラでした。内容は前作よりもシリアスな話。個人的には前作の方が好きかなぁと思います。でもまだまだ話は続くようですので、以降も期待です!
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これぞザ・ホラー!『リング』が呪いのビデオなら、こちらは呪いの本。本を自分が開けると、文字化けした文字が送られてきて、それを読むと目的地に設定され、更にスマホの行き先ナビが起動。何者かが自分に向かって近づいてくるというもの。この近づいてくる感がコワイ。怖いけど先が気になり、一気に読了してしまいました。映像化で見てみたい作品です。
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ある村の怪異を巡る話で、短編一つと中編一つ。先に登場する短編で謎を提示し、次の中編で、一つ前の年代に遡って謎を示して解決するパターン。やはり人里離れた村の怪異はコワイ!特に最初の話は、とある村に足を踏み入れてしまったがために、あるものからの視線につきまとわれ。そして、その謎が徐々に後編で明らかに。やはりこの構成だからこその怖さを感じました。怖かったです。さすが三津田ワールド!
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