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タッキー さんのレビュー一覧
タッキーさんのページへレビュー数5件
全5件 1~5 1/1ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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この巻を読めばもう終わったかに見えた前作が、今作の序章に過ぎなかったことが分かります。このシリーズがなぜ面白いのか?きっとここに出てくる主人公、ミカエル、エリカ、そしてリスベットが真っ直ぐで熱いからだと改めて思いました。また今作はいろいろな点から、先がどうなるか楽しみ。前作の悪役の意外な結末というスリリングな展開もさることながら、リスベットを巡る裁判の行方、編集長エリカを巡る境遇、ミカエルを取り巻くスパイ活動、まさに全章クライマックス。特に最後の裁判シーンは結論はこうだろうなぁと思っていながらも、読ませる痛快の一言に尽きる内容。そしてエンディングまで!?唯一残念なのは、この作者が亡くなっていること。もっとこの作者の作品が読みたかったと思わせる一冊。
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遂に終了。比奈子が八王子に配属されてから、おそらく数年間の話なのに、間に死神博士、ガンさんのスピンオフが入っているため、まるで30年にわたるドラマを見ていたようでした。こういうスピンオフの使い方は面白いと思います。比奈子も無事卒業ということで、最初から見てきたものにとっては感無量。厚田班の面々に幸あれ!
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シリーズ10作目。シリーズの中でも結構好きな作品となりました。今回はクーパーやセリットーはやや控えめで、サックスの活躍が目立ちます。見どころは、ある程度、四肢麻痺が改善され行動的なライム、コフィンダンサーやウォッチメーカーに劣らぬ個性的な暗殺者、サックスとの息詰まる格闘、意外な展開。これまでのシリーズ以上のハラハラドキドキが味わえました。特に良かったのはやはり暗殺者対サックス!サックス、かっこいいです。次作もまだまだ楽しみなシリーズです。
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すっごく心温まる話を読ませてもらいました。こんないい話を読めたことに幸せ感いっぱいという感じです。環、めちゃカッコいいし、最終章のコーキの話を読んで、いろいろなことがきれいにつながるとともに、環と桃花の姉妹の絆とコーキの愛情に心がすっごく温まります。環とコーキ、是非幸せになってほしいと思います。その他の住人を含めてこんな仲間と知り合いたいなぁと思えました。辻村さんの他の作品も読んでみたいと思います。
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死刑囚の冤罪を晴らすため、死刑囚の階段の記憶を頼りに、真犯人を追うという話。死刑囚の気持ちや死刑の場面がリアルに描かれており、胸を打たれました。死刑執行に立ち会う執行官の辛さが身にしみます。人殺しの中の0.5%が死刑判決ということらしい、それだけ重い。一方で報道されている以外の犯罪の多さに愕然。賛否両論の死刑制度、今まで深く考えことはありませんでしたが、すごく考えさせられるとともに、改めて命の重さを感じさせられる話でした。
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