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タッキー さんのレビュー一覧

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レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3:
(4pt)

ハードボイルドもの、らしい

ハードボイルドの定義がいまいち分かっていませんが、ハードボイルドの探偵もの、ということらしいです。どことなく影があり、暴力団とも付き合い?があり、警察にもそれなりにコネがあり、タバコをふかしながら推理し、足で稼ぎという探偵が主人公。ゲームの神宮寺三郎を思い浮かべればピッタリ!さて中身は、登場人物が多く、最近痴呆症気味の私にはややこしかったです。が、読みやすくて何ともいえない魅力があったのも事実。次作を読もうか悩むところです。
そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))
原尞そして夜は甦る についてのレビュー
No.2:
(4pt)

古いからこそ新鮮な作品

世界最初の長編密室ミステリーということに惹かれて読んでみました。ストーリー性が希薄で、よく言えばあまり考えずにさらっと読めると言えばそうなのですが。犯人の動機がイマイチよく分からず。それだけに犯人も意外と言えば意外で、トリックも今の小説ではまず使われないトリックでこれも意外と言えば意外。古いからこそ、ある種新鮮と言えなくもなかったというところです。
ビッグ・ボウの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 サ 4-1)
No.1:
(4pt)

謎が魅力的な短編集

帯の『クイーン絶賛』に惹かれて買った短編集。乗る人を死に追いやるボート、博物館から消えた古写本、屋敷内に現れる幽霊など、どれも謎は魅力的。が。どれも解決の理屈は分からないでもないのですが、イメージしにくい解決が多く、どこかに図とか、絵とかで説明があれば説得力があるのでしょうが。。自分の理解力、創造力のなさか、作品の問題か、ちょっと残念な作品でした。
タラント氏の事件簿[完全版] (創元推理文庫)
C・デイリー・キングタラント氏の事件簿 についてのレビュー