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最終列車 さんのレビュー一覧

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レビュー数41

全41件 21~40 2/3ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.21:
(7pt)

ララピポの感想

下ネタ満載で登場してくる人物が揃いも揃って下衆なのになぜか親近感が湧いてしまう不思議
ラストがややしんみりしているのも不思議な哀愁を感じました

ララピポ (幻冬舎文庫)
奥田英朗ララピポ についてのレビュー
No.20: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

動機の感想

四編とも盛り上がりに富んだ素晴らしい短編集でした
今まで何冊も読んだけれど横山秀夫さんの本は本当にハズレがない 高品質で安定してる
動機 (文春文庫)
横山秀夫動機 についてのレビュー
No.19:
(7pt)

アフターダークの感想

久々に村上春樹氏の作品を読みましたが相変わらず世界観が独特でした
ミステリー以外の小説を読むのが久々だったので最初はなかなか読むスピードが上がらなかったんですが、会話のシーンや比喩表現が相変わらずの村上節だったので段々楽しんで読み進めることが出来ました
ただ、個人的にノルウェイの森ほどは夢中になれなかったです
アフターダーク (講談社文庫)
村上春樹アフターダーク についてのレビュー
No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ひまわりの祝祭の感想

個人的に乱歩賞・直木賞受賞作の「テロリストのパラソル」は今一つだったのですが本作は面白かった
絵画を題材にしたハードボイルドという点でもユニークですし、主人公を中心とした軽快な会話もユーモアに溢れていて良かったです
最後まで息をつかせぬ展開で一気に読める良作だと思います

これだけ面白い作品を書ける方が若くして亡くなられてしまったことが残念でなりません
ひまわりの祝祭 (講談社文庫)
藤原伊織ひまわりの祝祭 についてのレビュー
No.17: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジェノサイドの感想

とにかくスケールの大きな小説で著者の筆力の高さを再認識しました
化学・科学の専門的な知識や用語が多数出てくるので文系の自分には理解出来ない要素もあったのですが、その分本格的に感じられて読んでてワクワクしました
それにしても13階段といいジェノサイドといい高野先生が書く文章は凄い 並の才能じゃない
ジェノサイド
高野和明ジェノサイド についてのレビュー
No.16:
(8pt)

死神の精度の感想

死神という設定がユニークで楽しく読めました
相変わらず独創的な比喩表現満載で人気作家の実力を感じました
短編集で尚且つ一話分のページ数が少なめなのでちょっとした空き時間に読むのに最適な良作です
死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

いつか、虹の向こうへの感想

作風としてはハードボイルドですが著者のユーモアのセンスが良いので軽快で読みやすかったです
登場人物もイメージしやすかったですし、とにかく主人公のひねくれ具合が読んでいて楽しかった
あまり有名な作品ではないかもしれないですがオススメです
いつか、虹の向こうへ (角川文庫)
伊岡瞬いつか、虹の向こうへ についてのレビュー
No.14:
(8pt)

襲名犯の感想

久々に乱歩賞受賞作を読みましたが処女作にしてはよく出来ていると思います
構成もよく練られているし謎解きの要素も十分だと感じました
唯一気になったのが「三々五々」という言葉が妙に繰り返し出てくるところぐらいです
次回作が楽しみな作家が増えました
襲名犯 (講談社文庫)
竹吉優輔襲名犯 についてのレビュー
No.13:
(7pt)

千里眼の感想

単行本の表紙が独創性があって個人的にツボだったのでジャケ買いして読んでみました
宗教を題材に催眠やら洗脳といった現実世界だとなかなか体験できない世界観で面白かったです
シリーズ物なので継続的に読めるのも良いと思います
千里眼 完全版―クラシックシリーズ〈1〉 (角川文庫)
松岡圭祐千里眼 についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

隠蔽捜査の感想

警察機構上層部の微妙な人間関係やキャリア志向の主人公の実直な人間性などが上手く表現できていると思います。
登場人物の人柄や心理状態をイメージしやすいのも良かった。
隠蔽捜査 (新潮文庫)
今野敏隠蔽捜査 についてのレビュー
No.11:
(8pt)

ゲルマニウムの夜の感想

暴力表現や性描写が過激なので芥川賞受賞作の中でも好みの分かれやすい作品だと思います。
個人的にはキリスト教について色んな視点からの考察が盛り込まれていて結構楽しめましたし、修道院というやや閉鎖的な空間をうまく文章で表現できていると思いました。

ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉
花村萬月ゲルマニウムの夜 についてのレビュー
No.10:
(7pt)

重力ピエロの感想

著者の作品を読むのは初めてでしたが、比喩表現が独創的で人気が出そうな感じだなぁと思いました。
ただ、内容や話の展開が少し読みやすくてもう少し意外性が欲しかったです。
重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂幸太郎重力ピエロ についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イニシエーション・ラブの感想

最初読み終えた時は何がどんでん返しなのかよく分からなかったんですが、読み返してみてわかりました…
これが現実だとすれば女性不信になりそうです(笑)
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.8:
(7pt)

深淵のガランスの感想

絵画修復師という特殊な仕事が専門的且つ情熱的に書かれていて著者の絵画への造詣の深さが感じられた
ただ、淡々と話が進んでいきすぎて盛り上がりに欠ける感じがしたのが少し残念だった
深淵のガランス (文春文庫)
北森鴻深淵のガランス についてのレビュー
No.7:
(8pt)

覘き小平次の感想

主人公の小平次からして不気味な存在なうえに出てくる登場人物の思考回路が揃いも揃って歪んでいる
だがそれが良い

覘き小平次 (角川文庫)
京極夏彦覘き小平次 についてのレビュー
No.6:
(6pt)

D‐ブリッジ・テープの感想

ページ数が少ないし大半が少年の呟きなのでサクサク読めたのはいいんですが
内容があまりにもグロテスクすぎて読んでて不快感を覚えました。
特に動物好きな人にはオススメ出来ません。
D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)
沙藤一樹D‐ブリッジ・テープ についてのレビュー
No.5:
(8pt)

ぼくと、ぼくらの夏の感想

夏の爽やかな雰囲気がよく出ているし会話のシーンも軽快でサクサク読めました。
登場人物がほとんど喫煙者なのは気になりましたが、夏を心地よく感じられる良い小説だと思います。
ぼくと、ぼくらの夏 (創元推理文庫)
樋口有介ぼくと、ぼくらの夏 についてのレビュー
No.4:
(8pt)

モーツァルトは子守唄を歌わないの感想

有名な作曲家たちが謎解きに挑む設定がユニークで面白かったです
モーツァルトは子守唄を歌わない (fukkan.com)
森雅裕モーツァルトは子守唄を歌わない についてのレビュー
No.3:
(8pt)

乱反射の感想

膨大な量の伏線を見事に纏め上げる筆力は見事


乱反射 (朝日文庫)
貫井徳郎乱反射 についてのレビュー
No.2: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

十角館の殺人の感想

個人的にどんでん返しと聞いてまず思いつくのがこの小説です
あの一行を読んだ瞬間に思考が停止する感覚がたまらなく心地よかった
オススメです
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー