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最終列車 さんのレビュー一覧

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レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

閉鎖病棟の感想

閉鎖病棟というタイトルですが、とても心温まる話です 今まで読んだ本の中で一番涙腺を刺激されたかもしれません
この作品から感じられるのは閉鎖病棟で暮らす登場人物たちが健常者からの冷たい視線や扱いに耐えながらも、互いを労わり励まし合って生きていることです チュウさんが他の患者をニックネームで読んでいることも、相手の事を好意的に理解しようという姿勢を感じました
泣けるシーンはいくつもあるのですが、チュウさんの妹夫婦を主任が説教するシーン、裁判の最後でチュウさんが秀丸さんに伝えた言葉には涙が溢れました 良書だと思います


閉鎖病棟 (新潮文庫)
帚木蓬生閉鎖病棟 についてのレビュー
No.2: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

カラスの親指 by rule of CROW's thumbの感想

久々に読書で徹夜しました 
終わりに近づくにつれて早く先が知りたいような、でもこの世界にもっと浸っていたいような不思議な感覚になりました
この著者はさりげない一文に重要な伏線を張っていたりするので注意深く読んでいたのですが…見事に騙されました
清々しいどんでん返しです
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb についてのレビュー
No.1:
(10pt)

反乱のボヤージュの感想

ミステリーではないですがこれは本当に面白かった。学生運動の世代ではないけれどその時代の人達の心意気を感じることが出来て凄く新鮮でしたし、主人公の成長していく姿を見ていかに自分の学生時代が薄っぺらかったかを再認識させられました(笑)
登場人物が皆個性的で惹かれるものがあったし、感情を揺さぶられる熱さがありました。良書だと思います
反乱のボヤージュ (集英社文庫)
野沢尚反乱のボヤージュ についてのレビュー