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最終列車 さんのレビュー一覧
最終列車さんのページへレビュー数15件
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ほぼ一気読みで読み終えましたが、正義が悪にボコボコにされるストーリーに胃もたれがしました(笑)
主人公の臆病すぎるくせにプライドだけは高い人間性にイライラしましたし、周りの人間の策略にあっさり嵌っていく浅はかさにもイライラしましたが、それでも読む手が止まらなかったのはリアリティーが凄く感じられたからだと思います。人間の愚かさ・醜さを見事に表現できていました オススメしやすい作品ではないですが、勧善懲悪に飽き飽きしている人にはうってつけかもしれません |
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閉鎖病棟というタイトルですが、とても心温まる話です 今まで読んだ本の中で一番涙腺を刺激されたかもしれません
この作品から感じられるのは閉鎖病棟で暮らす登場人物たちが健常者からの冷たい視線や扱いに耐えながらも、互いを労わり励まし合って生きていることです チュウさんが他の患者をニックネームで読んでいることも、相手の事を好意的に理解しようという姿勢を感じました 泣けるシーンはいくつもあるのですが、チュウさんの妹夫婦を主任が説教するシーン、裁判の最後でチュウさんが秀丸さんに伝えた言葉には涙が溢れました 良書だと思います |
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美術を題材にした小説を読むのは初めてでしたが、読み終えた時にルソーとピカソの絵を画像検索している自分がいました(笑)
映画に出来そうなストーリー展開で面白かったですし、何より文章の節々から作者の絵画に対しての情熱が伝わってくるのが良かった このサイトの情報がなければ恐らく手に取らなかった作品だと思うので、情報をもたらしてくださる皆様に感謝です |
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序盤はあまりにもサイコパスな内容でどうしようかと思いましたが、中盤からラストへの感動的な展開に驚きました
読後感が良いのでグロテスクな表現のある小説の中では人にオススメしやすいのではないかと思います 面白かった |
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久々に読書で徹夜しました
終わりに近づくにつれて早く先が知りたいような、でもこの世界にもっと浸っていたいような不思議な感覚になりました この著者はさりげない一文に重要な伏線を張っていたりするので注意深く読んでいたのですが…見事に騙されました 清々しいどんでん返しです |
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ミステリーではないですがこれは本当に面白かった。学生運動の世代ではないけれどその時代の人達の心意気を感じることが出来て凄く新鮮でしたし、主人公の成長していく姿を見ていかに自分の学生時代が薄っぺらかったかを再認識させられました(笑)
登場人物が皆個性的で惹かれるものがあったし、感情を揺さぶられる熱さがありました。良書だと思います |
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クローズドサークルとしての緊張感がよく伝わってきたし、現実では考えられないゲーム設定で登場人物たちが右往左往するのもある意味リアリティーが感じられて面白かった 閉ざされた空間だからこそ生まれてくる人間の汚さを存分に感じられて胸やけがしました(笑)
登場人物に謎が残ったまま終わった部分があったのでそこだけが消化不良でしたがなかなか良かったです |
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折原一さんらしい工夫を凝らした文体で分厚い本でも楽しく読めました
年譜やインタビュー形式の文章があるおかげで内容を反芻しやすいのも良かった 著者の小説が好きな人なら間違いなく気に入るのではないかと思います |
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先月高野和明のジェノサイドを読んでそのスケールの大きさに感動しましたが、この作品でも似たような感動が得られて驚きました
北アイルランド紛争やM15・M16などの諜報機関についての知識が全くなかったので話の内容を理解するのに少し苦労しましたが、壮大なスケールの話を高村薫の硬質で重厚な文章が上手く表現出来ているのでドキドキしながら最後まで楽しめました 清々しい終わり方なのも良かったですし、ブックオフで105円で買った本がここまで楽しませてくれたことにも大満足でした(笑) |
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模倣犯を読んで以来の宮部みゆき作品でしたが面白かったし勉強にもなりました
カード破産を取り扱った社会派ミステリーというのはあまり類を見ないですし、それをこれだけの大作に仕上げているあたりさすがだなと思いました 含みを持たせたラストは評価の分かれるポイントだと思いますが、個人的には良い意味での余韻を楽しめたので良かったです |
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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久々に強烈などんでん返しを体感出来て感激しました
性描写が過激で尚且つグロテスクなので読み手を選ぶ作品だとは思いますが、完成度は素晴らしいものがあると思います 無駄な表現のない簡潔な終わり方も良かったです 想像力を掻き立てられました |
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このサイトで評価が高い作品だったので「きっと面白いんだろうなぁ」と期待しながら読んだら、案の定徹夜しました(笑)
とにかく予想を裏切るというか超えるような展開の繰り返しで最後まで飽きずに楽しめたのが良かったし、終わり方も上手いなぁと思いました さすがは伊坂幸太郎って感じの良作です |
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とにかくスケールの大きな小説で著者の筆力の高さを再認識しました
化学・科学の専門的な知識や用語が多数出てくるので文系の自分には理解出来ない要素もあったのですが、その分本格的に感じられて読んでてワクワクしました それにしても13階段といいジェノサイドといい高野先生が書く文章は凄い 並の才能じゃない |
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作風としてはハードボイルドですが著者のユーモアのセンスが良いので軽快で読みやすかったです
登場人物もイメージしやすかったですし、とにかく主人公のひねくれ具合が読んでいて楽しかった あまり有名な作品ではないかもしれないですがオススメです |
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個人的にどんでん返しと聞いてまず思いつくのがこの小説です
あの一行を読んだ瞬間に思考が停止する感覚がたまらなく心地よかった オススメです |
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