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最終列車 さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.17pt

レビュー数41

全41件 1~20 1/3ページ
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No.41: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

流星の絆の感想

終わり方が上手なので余韻が良いですね
犯人を予想しながら読んでましたがまあこれは当たらないです(笑)
容疑者Xの献身の方が好きですがこれも良い作品だと思います
流星の絆 (講談社文庫)
東野圭吾流星の絆 についてのレビュー
No.40:
(8pt)

6時間後に君は死ぬの感想

表題作よりも第五話が印象に残りました
息をつかせぬ展開で24を小説で読んでるような気分になりました
面白かったです

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)
高野和明6時間後に君は死ぬ についてのレビュー
No.39:
(7pt)

イントゥルーダーの感想

スラスラ読めたのでほぼ一気読みだったんですが展開が早急で何となく物足りない感じがしました
ただ、この本で危惧されている原発問題が現実に起こってしまったことを考えると、著者には先見の明があったのだなぁと感心しました
久々の読書でしたが学ぶ要素の多い作品でした
イントゥルーダー (文春文庫)
高嶋哲夫イントゥルーダー についてのレビュー
No.38:
(9pt)

鬼子の感想

ほぼ一気読みで読み終えましたが、正義が悪にボコボコにされるストーリーに胃もたれがしました(笑)
主人公の臆病すぎるくせにプライドだけは高い人間性にイライラしましたし、周りの人間の策略にあっさり嵌っていく浅はかさにもイライラしましたが、それでも読む手が止まらなかったのはリアリティーが凄く感じられたからだと思います。人間の愚かさ・醜さを見事に表現できていました
オススメしやすい作品ではないですが、勧善懲悪に飽き飽きしている人にはうってつけかもしれません

鬼子〈上〉 (幻冬舎文庫)
新堂冬樹鬼子 についてのレビュー
No.37: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

閉鎖病棟の感想

閉鎖病棟というタイトルですが、とても心温まる話です 今まで読んだ本の中で一番涙腺を刺激されたかもしれません
この作品から感じられるのは閉鎖病棟で暮らす登場人物たちが健常者からの冷たい視線や扱いに耐えながらも、互いを労わり励まし合って生きていることです チュウさんが他の患者をニックネームで読んでいることも、相手の事を好意的に理解しようという姿勢を感じました
泣けるシーンはいくつもあるのですが、チュウさんの妹夫婦を主任が説教するシーン、裁判の最後でチュウさんが秀丸さんに伝えた言葉には涙が溢れました 良書だと思います


閉鎖病棟 (新潮文庫)
帚木蓬生閉鎖病棟 についてのレビュー
No.36:
(8pt)

砦なき者の感想

「破線のマリス」で登場した首都テレビを舞台にした作品で、遠藤瑤子が収監された後の首都テレビを描いたほぼ続編です
今作では赤松というディレクターが主人公的な役割を担っていますが、前作の遠藤に負けず劣らずの熱血漢でなかなか面白いです
前作でも感じたことですが、作品全体を通してテレビ局が抱える問題や実情を読者に提起しているような印象を受けましたし、やや暗めな終わり方も著者自身の憂いを表しているような気がしました
砦なき者 (講談社文庫)
野沢尚砦なき者 についてのレビュー
No.35: 6人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

楽園のカンヴァスの感想

美術を題材にした小説を読むのは初めてでしたが、読み終えた時にルソーとピカソの絵を画像検索している自分がいました(笑)
映画に出来そうなストーリー展開で面白かったですし、何より文章の節々から作者の絵画に対しての情熱が伝わってくるのが良かった
このサイトの情報がなければ恐らく手に取らなかった作品だと思うので、情報をもたらしてくださる皆様に感謝です
楽園のカンヴァス (新潮文庫)
原田マハ楽園のカンヴァス についてのレビュー
No.34:
(6pt)

硝子のハンマーの感想

それなりに楽しめましたが、黒い家とかに比べれば数段落ちる感じがしました
設定は凝っているのにトリックが思いのほか強引だったことと、登場人物にあまり魅力を感じられなかったことが個人的には残念でした
細部を調べ上げて作ってるあたりはさすがだなぁと思いましたが、肝心な部分がアバウトなので夢中にはなれませんでした
貴志作品はどうも当たり外れがあるなぁ…
硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
貴志祐介硝子のハンマー についてのレビュー
No.33: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ユリゴコロの感想

序盤はあまりにもサイコパスな内容でどうしようかと思いましたが、中盤からラストへの感動的な展開に驚きました
読後感が良いのでグロテスクな表現のある小説の中では人にオススメしやすいのではないかと思います
面白かった
ユリゴコロ (双葉文庫)
沼田まほかるユリゴコロ についてのレビュー
No.32: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

午前三時のルースターの感想

ベトナムを舞台にした作品なんですが、東南アジアの蒸し暑い雰囲気をうまく表現できていたと思います
登場人物にそれぞれポリシーみたいなものが感じられ、著者の車への造詣の深さと相まって男臭い雰囲気の世界観になっていると感じました
話の展開がややせっかちな印象を受けましたが、デビュー作だと考えれば十分な出来だと思います
午前三時のルースター (文春文庫)
垣根涼介午前三時のルースター についてのレビュー
No.31: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

カラスの親指 by rule of CROW's thumbの感想

久々に読書で徹夜しました 
終わりに近づくにつれて早く先が知りたいような、でもこの世界にもっと浸っていたいような不思議な感覚になりました
この著者はさりげない一文に重要な伏線を張っていたりするので注意深く読んでいたのですが…見事に騙されました
清々しいどんでん返しです
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb についてのレビュー
No.30:
(10pt)

反乱のボヤージュの感想

ミステリーではないですがこれは本当に面白かった。学生運動の世代ではないけれどその時代の人達の心意気を感じることが出来て凄く新鮮でしたし、主人公の成長していく姿を見ていかに自分の学生時代が薄っぺらかったかを再認識させられました(笑)
登場人物が皆個性的で惹かれるものがあったし、感情を揺さぶられる熱さがありました。良書だと思います
反乱のボヤージュ (集英社文庫)
野沢尚反乱のボヤージュ についてのレビュー
No.29: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

インシテミルの感想

クローズドサークルとしての緊張感がよく伝わってきたし、現実では考えられないゲーム設定で登場人物たちが右往左往するのもある意味リアリティーが感じられて面白かった 閉ざされた空間だからこそ生まれてくる人間の汚さを存分に感じられて胸やけがしました(笑)
登場人物に謎が残ったまま終わった部分があったのでそこだけが消化不良でしたがなかなか良かったです  
インシテミル
米澤穂信インシテミル についてのレビュー
No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

魔術はささやくの感想

オーソドックスなミステリなのかと思いきや意外な展開に進んでいくので斬新な印象を受けました

魔術はささやく (宮部みゆきアーリーコレクション)
宮部みゆき魔術はささやく についてのレビュー
No.27:
(9pt)

異人たちの館の感想

折原一さんらしい工夫を凝らした文体で分厚い本でも楽しく読めました
年譜やインタビュー形式の文章があるおかげで内容を反芻しやすいのも良かった
著者の小説が好きな人なら間違いなく気に入るのではないかと思います
異人たちの館 (文春文庫)
折原一異人たちの館 についてのレビュー
No.26: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

漱石と倫敦ミイラ殺人事件の感想

島田荘司作品は読後感の良いイメージが個人的にあるのですがこの作品もそうでした
ホームズ・ワトソン・漱石の三人が事件を解決するまでは正直少し退屈だったのですが、解決してからの展開がドラマチックで凄く良かった
三人の軽快なやり取りを楽しむ作品だと思うので深く考えず気軽に読むのが良いと思います
漱石と倫敦ミイラ殺人事件 (光文社文庫)
島田荘司漱石と倫敦ミイラ殺人事件 についてのレビュー
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

リヴィエラを撃ての感想

先月高野和明のジェノサイドを読んでそのスケールの大きさに感動しましたが、この作品でも似たような感動が得られて驚きました
北アイルランド紛争やM15・M16などの諜報機関についての知識が全くなかったので話の内容を理解するのに少し苦労しましたが、壮大なスケールの話を高村薫の硬質で重厚な文章が上手く表現出来ているのでドキドキしながら最後まで楽しめました
清々しい終わり方なのも良かったですし、ブックオフで105円で買った本がここまで楽しませてくれたことにも大満足でした(笑)
リヴィエラを撃て〈下〉  新潮文庫
高村薫リヴィエラを撃て についてのレビュー
No.24: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火車の感想

模倣犯を読んで以来の宮部みゆき作品でしたが面白かったし勉強にもなりました
カード破産を取り扱った社会派ミステリーというのはあまり類を見ないですし、それをこれだけの大作に仕上げているあたりさすがだなと思いました
含みを持たせたラストは評価の分かれるポイントだと思いますが、個人的には良い意味での余韻を楽しめたので良かったです

火車 (新潮文庫)
宮部みゆき火車 についてのレビュー
No.23: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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殺戮にいたる病の感想

久々に強烈などんでん返しを体感出来て感激しました
性描写が過激で尚且つグロテスクなので読み手を選ぶ作品だとは思いますが、完成度は素晴らしいものがあると思います
無駄な表現のない簡潔な終わり方も良かったです 想像力を掻き立てられました
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.22: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ゴールデンスランバーの感想

このサイトで評価が高い作品だったので「きっと面白いんだろうなぁ」と期待しながら読んだら、案の定徹夜しました(笑)
とにかく予想を裏切るというか超えるような展開の繰り返しで最後まで飽きずに楽しめたのが良かったし、終わり方も上手いなぁと思いました
さすがは伊坂幸太郎って感じの良作です
ゴールデンスランバー (新潮文庫)
伊坂幸太郎ゴールデンスランバー についてのレビュー


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