■スポンサードリンク


BOY さんのレビュー一覧

BOYさんのページへ

レビュー数45

全45件 21~40 2/3ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.25: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

禁断の魔術の感想

ガリレオシリーズ8作目。短編集だが、4話目の「猛射つ」は長編作品のような雰囲気を醸し出しており、長編として独立させても面白かったのではないかと思う。
禁断の魔術 (文春文庫)
東野圭吾禁断の魔術 についてのレビュー
No.24:
(8pt)

瞬間移動死体の感想

アルコールを摂取することでテレポートできる主人公はその能力を使い妻の殺害を計画する。しかし、謎の死体の出現で計画は中止に。
西澤保彦得意のSFミステリーで、テレポートにはさまざまな制約がある。その制約を踏まえて論理を展開していく様子が面白い。
新装版 瞬間移動死体 (講談社文庫)
西澤保彦瞬間移動死体 についてのレビュー
No.23: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

獄門島の感想

復員した金田一一のじっちゃんが瀬戸内海の小島獄門島で起こる連続殺人に挑む。途中何気なく読んでいた部分も伏線であったりして思わず読みかえしてしまう。
なにより約40年前に書かれた作品が現在でも楽しめることが名作であることの証明だろう。

獄門島 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史獄門島 についてのレビュー
No.22: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

新・世界の七不思議の感想

『邪馬台国はどこですか?』の続編。今作は宮田が世界の謎について独自の説を披露する。ただ、ストーンヘンジやナスカの地上絵、モアイ像など、文献的資料が少ないテーマを選んでいるためか、前作と比べてやや説得力に欠ける部分があるのが残念。
新・世界の七不思議 (創元推理文庫)
鯨統一郎新・世界の七不思議 についてのレビュー
No.21: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ナミヤ雑貨店の奇蹟の感想

雑貨屋でありながら悩み相談を請け負うナミヤ雑貨店。そのナミヤ雑貨店に逃げ込んだ3人の強盗が悩み相談を通して相談者を救う心温まるストーリー。5章に分かれており、短編集のようであり、それぞれの登場人物は複雑に絡み合っている。同著者の『新参者』が好きならオススメの作品。
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
東野圭吾ナミヤ雑貨店の奇蹟 についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ケルベロスの肖像の感想

バチスタシリーズ完結編。バチスタシリーズおなじみの人物の他、『螺鈿迷宮』で活躍した人物まで登場するまさに集大成。ミステリー色はそこまで強くなく、『ジェネラルルージュの凱旋』や『イノセントゲリラの祝祭』寄りの作品といえる。
ケルベロスの肖像 (宝島社文庫)
海堂尊ケルベロスの肖像 についてのレビュー
No.19:
(8pt)

奇面館の殺人の感想

久しぶりの館シリーズ。本作『鬼面館の殺人』でも綾辻行人らしさが存分に発揮されています。館シリーズファンにオススメの1冊です。
奇面館の殺人(上) (講談社文庫)
綾辻行人奇面館の殺人 についてのレビュー
No.18:
(8pt)

陽気なギャングの日常と襲撃の感想

陽気な4人組強盗団の第2作。第1章は4人が巻き込まれた事件の4本の短編で構成されている。2章以降でそれらのエピソードが絡んでくる。
今回はあまり強盗団らしくない活躍を披露する(銀行強盗はやっているけど…)
続編に期待したくなる1冊。
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングの日常と襲撃 についてのレビュー
No.17:
(7pt)

彼女が死んだ夜の感想

他のタック、ボアン先輩らのシリーズを読んで面白かったので本作も読んでみました。序盤~中盤にかけてイマイチ盛り上がりに欠ける部分はありますが、最後には意外性のある結末を準備してあります。
このシリーズの他作品は講談社なのにこれだけ角川なんですね…
彼女が死んだ夜 (幻冬舎文庫)
西澤保彦彼女が死んだ夜 についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

解体諸因の感想

なぜ死体は解体されたのか?徹底的なまでに論理的な作品。推理が真実かどうかはともかく、論理的には辻褄があっている。短編集だが、最終的にそれぞれが絡んでくる点も良い。
解体諸因 (講談社文庫)
西澤保彦解体諸因 についてのレビュー
No.15:
(8pt)

オルファクトグラムの感想

匂いが見えるようになったミノルが姉を殺した犯人を追うというなかなか独創的なアイデアが面白い。
かなりボリュームがあるが、読みやすいのでまったく苦にならない。もう少し削って文庫1冊にできたかもしれないという意味で☆8です。
オルファクトグラム〈上〉 (講談社文庫)
井上夢人オルファクトグラム についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

翳りゆく夏の感想

東西新聞社が20年前の嬰児誘拐事件犯人の娘を採用したことで誘拐事件の調査を命じられた梶。20年前の事件なのに調査が順調に進むのは小説ならでは。
文章は読みやすく、物語に引き込む力もある。ただ、乱歩賞受賞作ということで過度の期待はしない方が良いかもしれません。
翳りゆく夏 (講談社文庫)
赤井三尋翳りゆく夏 についてのレビュー
No.13:
(7pt)

死亡フラグが立ちました!の感想

「死亡フラグが立ちました!」というタイトルや、表紙にある「バナナの皮殺人事件」などから、もっとギャグ要素が強いと思い読み始めたら、意外にミステリー部分がしっかりしていた。テンポが良く、読みやすい点も高評価。
死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
七尾与史死亡フラグが立ちました! についてのレビュー
No.12: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

マスカレード・ホテルの感想

殺人事件の潜入捜査のためホテルマンとなった刑事新田浩介。変わった宿泊客の対応に悩むスタッフ。「実際のホテルでもいろいろと困った客がいるんだろうなぁ」などと考えながら読みました。
肝心の事件部分ですが、伏線も張ってあり、事件のからくりも面白いと思いましたが、終盤のたたみかけるような展開が急すぎたかと思います。
マスカレード・ホテル
東野圭吾マスカレード・ホテル についてのレビュー
No.11:
(8pt)

インビジブルレインの感想

今作は玲子の女性な部分が描かれていて、刑事でない姫川玲子を少しだけ見られます。
最後にはいろいろあって、次回作への期待が高まる。和田課長がカッコイイ。
インビジブルレイン (光文社文庫)
誉田哲也インビジブルレイン についてのレビュー
No.10:
(7pt)

アルキメデスは手を汚さないの感想

東野圭吾の作風に大きな影響を与えたことで有名な作品。雰囲気が東野圭吾の『同級生』に似ています。小峰元の作品の中で、本作だけはいまだに書店に売っています。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)
小峰元アルキメデスは手を汚さない についてのレビュー
No.9:
(8pt)

天使の囀りの感想

アマゾン探索に参加したメンバーの相次ぐ自殺。自殺者の共通点は人格変化と幻聴。事件の真相究明に精神科医北島早苗が乗り出す。
あとがきを先に読んでしまう人に極力ネタバレしないようにするという親切設計。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介天使の囀り についてのレビュー
No.8:
(7pt)

イノセント・ゲリラの祝祭の感想

本作の大半は会議のシーン。小説というよりは、厚生労働省と医療行政に対する問題提起。しかし、それを小説の形にしてしまう筆力は流石。
私は楽しく読ませていただきましたが、『チームバチスタの栄光』のようなエンターテイメントを求める方にはおすすめできません。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
海堂尊イノセント・ゲリラの祝祭 についてのレビュー
No.7:
(7pt)

チームバチスタの原点

バチスタシリーズの原点ともいうべき作品。バチスタシリーズで活躍する田口が大学生の頃の話。
続編にブレイズメス1990もあり、バチスタシリーズが好きな方にはぜひ読んでいただきたい。
新装版 ブラックペアン1988 (講談社文庫)
海堂尊ブラックペアン1988 についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

極北クレイマーの感想

医療ミステリーを得意とする海堂尊氏だが、まず、この作品はミステリーではない。
崩壊する地域医療の現実を描いた作品であり、決してフィクションではない。
考えさせられる作品を上梓し続ける作者だが、これからも楽しめて為になる作品を書き続けて欲しい。
新装版 極北クレイマー (朝日文庫)
海堂尊極北クレイマー についてのレビュー