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水生 さんのレビュー一覧
水生さんのページへレビュー数224件
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ここ最近はロジック系のミステリが続いていたので久々にトリック重視のミステリを読んだ。フーダニットを排して密室状況の覆し方に重点を置いていて面白かった。 個人的ベストは消去法による推理が爽快だった「佇む男」と、前3編と一線を一線を画するバカミスの「密室劇場」です。
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Qの事件簿シリーズ折り返し地点。万能鑑定士vs万能贋作者の回。ある一点の「気付き」によって形勢が逆転し謎が解かれていくのは安定した爽快感がある。
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「不死蝶」と「人面疽」の2編収録。 「不死蝶」は犯人を炙り出すためのトリックが爽快だった。 「人面疽」の真相は某医療漫画を思い出した。
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裏染天馬シリーズ(あるいは青崎館)2作目。随所に放り込まれるサブカルチャーネタが笑える(分からないのもあるが)。今回はアリバイ崩しもの。これがパズラーと言う物だろうか。犯人を特定する最後の条件となった○○(文字数とは関係無し)には気付けなかったが読み返してみるとさりげなく提示されている。条件を1つ1つ積み上げて犯人を絞っていく過程は読んでいてわくわくさせられた。裏染自身の謎についても今回は少し触れられたのでシリーズを通して徐々に明かされていくと予想。
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雰囲気は森博嗣+綾辻行人といった感じで、メフィスト賞作品にしてはオーソドックスなクローズドサークルものの理系ミステリでした。探偵役が数学者という事もあってかまさにこれしかないという解でした。ただ、建物のとある仕掛けと第1の事件のトリックは気付かれずにやるのは流石に無理なように思います。
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碓氷優佳倒叙3部作に続く連作短編集にして最後の碓氷優佳シリーズ。3部作を既読ならば最終話の結末に戦慄させられる。日常の謎の形をとってはいるが、これもある意味では倒叙ものと言える。最後の小春の言葉も切ない。碓氷優佳の純粋で残酷な本質は(3部作を既読の)読者は知ってはいても、これが日常の謎という形をとっているため一時的に忘れてしまう為不意打ちを食らわされる。
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耕助の登場とともに一気にストーリーが加速し解決へ向かう。獄門島に比べるとリアルな動機。耕助登場以降からが特に面白かった。
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森村さん2冊目は短編集。当時の社会問題(現代にも通じる)とミステリーが密接に絡み合っている。島荘ばりの大トリックから結末がゾッとするホラーテイストなものもあって面白かった。
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「催眠」シリーズ嵯峨俊也が登場。さすがにその展開は無いだろうとは思いましたが完璧にひっかけられました。最早このシリーズ定番の「単純な操作で大規模且つ奇怪な事件を起こす」。事件の「謎」と「動機」の合わさり方も良かった。
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犯人に行きつくまでの推理法は少々無理矢理な感じがしましたが、感情や思考の描写がとても巧みで引き込まれました。
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三毛猫ホームズシリーズ2作目の読了。第1作は現レギュラーの内兄妹のみが登場。初期にはこんな大トリックを用いた作品を書いてたのかと意外に思った。
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ガリレオシリーズ2作目の読了。倒叙もの。第1作を読んだ時よりも湯川に人間味が感じられる。石神の情念はタイトル通りの凄まじさを感じる。ロジックによる解明は本格ファンとしては爽快。トリックを誤認させる手法がよかった。
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いつものスカイアクションとは違ってどちらかと言うとバイオレンスアクション系。山の手トンネル内での群像劇と殺戮劇、好対照に人間ドラマを描いている。
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古典部シリーズ2作目。「未完成映画の中で起きた事件」の犯人を推理する、ある意味クローズドサークルものともいえる内容(実際に起きている訳では無いので警察が介入しない理由が不要となるため)。真相が1つでは無い終わり方も新鮮で面白かった。
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伊坂さん今年初の読了。死神視点の人間世界が描かれている。個人的ベストは本格ミステリー風味な「吹雪で死神」。確かに突き詰めていけば死神が絡んでいようがいまいが本格ミステリーは「事件のためのシナリオ」が用意されている。「重力ピエロ」とのリンクも面白かった。
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司凍季2作品目は一尺屋シリーズ。竜崎幸シリーズのサスペンスミステリーとは大分違った雰囲気。横溝テイストのどんよりした雰囲気と、一尺屋の無神経なまでの陽気さが好対照で面白かった。
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万能鑑定士Qシリーズ第3弾。テーマは「音」。今回も面白かった。
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麻耶雄嵩さん初読了。第1部は古典的な本格ミステリーかと思いきや…こりゃあ確かに問題作だ。真相が探偵役の入れ替わりで2転3転するたびに無茶苦茶な物になっていくのは逆に笑えてくる。
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これを以て東川篤哉さんの既刊(2013年4月現在)全制覇。個人的ベストは「烏賊神家の一族の殺人」と「204号室は燃えているか?」でした。
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藪なのか名医なのか
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