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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数140

全140件 41~60 3/7ページ

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No.100: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

マットスカダーシリーズは数冊目ですが

こういうシリーズものは順番に読んだ方がいいですね。
私の場合ちょっと前後したので、ミスったかな~。
でも、単体としても十分面白いと思います。

内容はミステリーなのでしょうが、ハードボイルドといった方がいいかもしれません。
犯人の幼少時代とか、どういう風に育ったのか、そういう家庭環境も知りたかったです。
話が主人公と彼を取り巻く人間模様が中心になるのは分かるのですが、犯人側から見た「目線」も欲しいところでした。


獣たちの墓―マット・スカダー・シリーズ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス・ブロック獣たちの墓 についてのレビュー
No.99:
(6pt)

「記憶シリーズ」と比べると、格段に落ちます

スラスラと読めるという点は良かったのですが
「記憶シリーズ」に嵌ってクック氏の本を読み出したものとしては、物足りない内容と
軟弱な?展開で、これはミステリーと言えるのだろうか・・・と、疑問だけが残りました。
この本を膨らませて脚本を書き上げると、映画にはなりそうですが
果たして、今の世の中こういう映画を待っている人達がどのくらいいるのでしょうか。




孤独な鳥がうたうとき
トマス・H・クック孤独な鳥がうたうとき についてのレビュー
No.98:
(6pt)

悪くはない!でも、良くもない!

キースピータースン氏の本は二冊目です。
以前読んだ本が面白かったので読んでみたのですが・・。
悪くは無いのですが、ちょっと物足りなかったかな~。
もう少し内容を工夫したものだったら、7点でした。

傷痕のある男 (角川文庫)
キース・ピータースン傷痕のある男 についてのレビュー
No.97:
(6pt)

表紙がブルースウィリスだもの

面白くないわけない!と思って読み出したのですが、中盤の中だるみと風呂敷を広げ過ぎたせい?で
段々とダレてしまいました。
でも、後半になるとテンポよく進んで展開も面白かったです。
映画になってるんですね、でも、映画はいいかな。
小説を読んで映画を観たくなる本と、もうお腹いっぱいになる本とありますよね。
そこまで魅力は感じませんでした。
ロバートクレイス氏の他の本は評判いいので、あと何冊かは読みたいと思っています。

ホステージ〈下〉 (講談社文庫)
ロバート・クレイスホステージ についてのレビュー
No.96:
(6pt)

歴史ものがお好きな方にはお勧めです

東西ドイツを舞台にしたミステリーです。
今思うと、知られていない出来事(殺人事件・殺人未遂事件など)がたくさんあったのだろうな~、と。
昔、若いころは何でも知りたい!と思ったものでしたが、年をとると、「知らなくていいことは、知らない方がいい」に
変わってきました。この小説もあまり知りたいと思える内容ではありませんでした、悲しい物語ですね。

ミステリーというよりも、歴史ものとして読んだ方がいいのかもしれません。

影の子 (ハヤカワ・ミステリ1931)
デイヴィッド・ヤング影の子 についてのレビュー
No.95:
(6pt)

内容としては面白い部類に入るのだけど

私はあまり好きなタイプではありませんでした。
デニスルヘイン氏は、こういう部類の小説よりも、「ミスティックリバー」みたいな率直な?真っすぐな?ミステリーの方が良いと思うのですが。
(ミステリーといえばミステリーなのだけど、ドロドロとした人間関係を前面に打ち出したドラマ)

次は第二のミスティックリバーと思えるような本を読みたいものです。
これで終わりたくない!



シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.94:
(6pt)

全体的に中途半端で、ガッカリです。

タイトルも表紙もいいのに、小説としてはガッカリものでした。
こういう流れはアリだと思うし、現在と過去が交互に書かれていて、読みやすいのは読みやすいです。
でも、展開に広がりがなく、こういうことなら、ここまで読者が期待するような「偽りのレベッカ」+表紙の女性にしなくてもいいのに。

ここんとこ、こういう本の出会いが多くて、選択のミスって、時間の無駄だな~と、思えるような一冊でした。
これに懲りずにまた頑張って読もう!

偽りのレベッカ (講談社文庫)
アンナ・スヌクストラ偽りのレベッカ についてのレビュー
No.93:
(6pt)

お勧めではありませんが、ちょっと変わったミステリーをお望みなら。

異色のミステリーです。
検察官側から見る警察ものというのも珍しいし、事件が起こっているのに、刑事さんの出番が少ないこと!
ポーランドの検察官って、ここまで前に出てくるものなのでしょうか?そこがちょっと不明ですが。

流れとしては、猟奇的殺人事件が起こって・・・ということですが
途中途中、ユーモアと解釈していいのか、それともこういうお国柄?なのか、よく分かりませんでしたが
段々と読み進めてゆくと、これがユーモアなのだ!と。
それにしても回りくどくないですか?私の理解不足なのでしょうか。

表紙が良かった分、ちょっと拍子抜けでした。
でも、面白くはないけど、記憶に残るミステリーになりそうです。

怒り 上 (小学館文庫)
ジグムント・ミウォシェフスキ怒り についてのレビュー
No.92:
(6pt)

今まで読んできた中では、イマイチ!残念!

トゥロー氏の書く主人公って、大体がこういう感じの人が多いですね。ハッキリしない人。
弱いのか、強いのか。そして優柔不断。
何の魅力も感じませんが、そこが作者が思う人間なのでしょうか。(例えば判事であっても)
舞台設定が上手く決まると、そこから浮かびあがる人間像も(ミステリーとしても)面白く共感できるのですが
この小説のように、上手く決まらなければ、最後までつまらない雰囲気で終わるのでしょうね。
こういうミステリーも嫌いではありませんが、もう一度読んでみたい候補作品には、とてもなりそうにありません。
その点、「無罪」や「死刑判決」は、もう一度読んでみたい枠に入っています。
今回は頂けませんでした、残念!

出訴期限
スコット・トゥロー出訴期限 についてのレビュー
No.91:
(6pt)

古き良き時代の・・・を思わせる鉄板ハードボイルド風です

主人公が格好いい!会話もお洒落だし(真似したいけど、真似するような未来はないだろうな~)
鉄板もののハードボイルドでした。
もちろんミステリ自体もしっかりしてます。

ちまたのミステリーに飽き気味の方にはお勧めです。
「あ~、これが昔のハードボイルドだったのね~」と、懐かしさがあります。
決して古いということではありません、鉄板です!

死の統計 (1985年) (サンリオ文庫)
トマス・チャステイン死の統計 についてのレビュー
No.90:
(6pt)

人生って、こんなものかもしれない←教訓

物語自体は可もなく不可もなく?
ミステリーとしても、低レベルだし、内容もウダウダ してるかもしれませんが
でも!これがトマスHクック!
こういう物語の方が一層記憶に残るのかもしれません(派手なミステリーよりも)
という点では、これも「記憶シリーズ」なのかもしれませんね。しっかりと記憶に残りますもの。

こういう温い?水に浸かっているような感覚は、決して嫌いではありません。
ただ、クック氏のシリーズを読まずにこれだけを読むと、なんだこれ?となるかもです。

緋色の迷宮 (文春文庫)
トマス・H・クック緋色の迷宮 についてのレビュー
No.89:
(6pt)

悪くはないけど、ちょっと軽いかな?

最初は面白かったんです、ドキドキして読むくらい。
でも、話が進んでいくと、展開がつまらないというか、飽きちゃうんですよね。
一本気すぎるというか。
こういう題材をテーマにしたミステリーなら、もっと広がっていくと思うのですが
段々と尻すぼみになっていって、最後は飛ばして読みたいくらいでした。

たまには違ったミステリーを読みたいと思われる方にはまあまあお勧めですが
本格的でこってりしたミステリーをお望みの方にはお勧めできないかな。

メモリー・コレクター 心理検死官ジョー・ベケット 2 (心理検死官ジョー・ベケット) (集英社文庫)
No.88:
(6pt)

マロリーが出てくるから、読んでるだけで、全体的に分かりにくい小説でした

このマロリーシリーズの中では(私が読んでいる範囲ですが)
「魔術師の夜」に続いて面白くなかったです。
単純に殺人事件が起こって、それをマロリーとライカー&チャールズが解決する・・・・。
この展開を一番に望みたいところなのですが、作者はそうではないらしい。
この小説に限って言えば、「策士策に溺れる」といった感じでしょうか。
練れば練るほど物語が難解になってしまっていて、とてもついていけませんでした。
これからもマロリーシリーズは読み続けますが、この本は人さまにはお勧めできないものでした。残念!

陪審員に死を (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル陪審員に死を についてのレビュー
No.87:
(6pt)

シリーズものとして読まなければ。

この小説だけだと、ちょっとミステリー度は低く感じますが
マロリーの過去をひも解くためにも、そして続きを読むためにもこの小説は必須です。
でも、マロリーファンじゃない人には、物足りないというか、もっとミステリーっぽいものを読みたいはずですよね。

小説次第でマロリーの評価が変わるのですが、この本は良い方だと思いました。
あと、チャールズが毎度鬱陶しいのも、ちょっぴり笑えるし。
幼い小鳥が母親をじっと見つめる感じ?あの純粋さが彼の良いところですよね。

段々と分かっていくマロリーの過去と、警察ものというよりも、人間ドラマがこれからも楽しみです。

アマンダの影 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネルアマンダの影 についてのレビュー
No.86:
(6pt)

これはちょっと物足りない!

以前に読んだ「聖なる罪人」が面白かったので
もう一冊と思って読んでみたのですが、これはイマイチでした。
小説として面白くなる題材なのに活かしきれていないような?
もったいない!


白い首の誘惑 (文春文庫)
テス・ジェリッツェン白い首の誘惑 についてのレビュー
No.85:
(6pt)

レジナルドって、ときどきこういうのを書きますね

題材が難しいというよりも、中に詰めてあるものが難しいので
ちょっと読みにくかったですね。
持ち味のダルジール警視のユーモアも、この作品ではイマイチだったかな~。
でも、シリーズものとしては、この小説もその後の展開に不可欠なので
是非お勧めします。

ベウラの頂―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
レジナルド・ヒルベウラの頂 についてのレビュー
No.84:
(6pt)

期待度は高くなかったけど、やっぱり高くしなくて正解?

時間のある人にはお勧めですが、それほど面白くはありません。
やっぱりちょっと時代が合わない感じがするから?
原因は一つではないのでしょうが、冗談が滑ってしまっている気がしました。


親族たちの嘘 (扶桑社ミステリー)
ジャン・バーク親族たちの嘘 についてのレビュー
No.83:
(6pt)

怖そうで怖くない、残酷そうで残酷でない

もっと残酷な殺人事件と思って読みだしたのですが・・・・。
ちょっというと、ハードボイルド風?殺人事件そのものよりも、二人の活躍ぶりが前面に出ていて
その点はがっかりでした。
ただ、話としては面白いです。

ハードボイルドがお好みの方にはお勧めです。
ミステリーとしては、ちょっと物足りない?かも!


黒のクイーン (創元推理文庫)
アンドレアス・グルーバー黒のクイーン についてのレビュー
No.82:
(6pt)

かなり読みにくいです!

戦争が背景にあるので、歴史を把握していないと、かなり読みにくいと思います。
私の場合、歴史にも浅く?時代背景もよく分かっていないため、ものすごく読みにくい、というか、理解しがたくて
途中断念しそうなくらいでした。

終わってみれば、理解し難かった歴史よりも、登場人物主体の殺人事件だったので
「読みにくくて困るぅ~」と、思う方にはそれよりも事実?だけを追うのもいいのではないでしょうか?と、アドバイスしたいですね。

いま、「死体は笑みを招く」を読んでいる途中なので言えることですが
このコンビはなかなか良い感じです。
段階を経て築きあう関係って、読む側としても好印象です。

深い疵 (創元推理文庫)
ネレ・ノイハウス深い疵 についてのレビュー
No.81:
(6pt)

ちょっと読みにくいかな~

今回の主役はパスコー氏だったせいもあるのでしょうが、お得意の?ダルジール節が少なくてちょっとがっかりでした。
それに加えて、昔の戦争の話が読みにくくて、理解がイマイチでした。

ヒル氏の面白さは、事件そのものよりも(といっては、語弊があるかもしれませんが)ダルジール警視と、彼を取り巻く個性的な警部や警官たちの軽快コメディーにあると思うのです。
それがなかったら、ヒル氏の小説は読みません!(と、断言してもいいくらいです)

あ~、ドタバタ劇のダルジールが読みたい!


幻の森―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
レジナルド・ヒル幻の森 についてのレビュー