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殺気!
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殺気!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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どんな展開になるんだ?最初は少したるいのかなと思いながら読み進めると、途中から止まらなくなってしまいました。最後は理美子を送るましろの気持ちが乗り移りました。 | ||||
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コンディションは表示どおりのきれいな本でした。良かったです。 | ||||
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不思議な小説。なにがかというと、主人公の持つ他人の殺気を感じる特殊能力(タイトルにもなっているが)予想をはるかに超えて目立たないのだ。その特殊能力を主軸に物語が展開するとおもいきや、時には完全におざなりになってるときもありで。逆にこれが面白かった。たしかにこの能力をもっていたところで、せいぜい役立ってこんなものかもしれない。それよりも、しっかりとしたミステリー、仲間との青春色、そこに軽くサイコ的なものをスパイスで絡めて構成されている感じで、なんか悪くない読後感だった。小説を読む前には見ないようにしているアマゾンのレビューで、酷評されているのをたまたま見てしまっただけに、いやな気はしていたが、個人的には全然面白かった。むしろ軽快な会話が物語をリズミカルにすすめてくれて楽しく読めた。 | ||||
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これはミステリー風の青春小説ですね。 なのでミステリー小説として読むと蛇足が多かったり、 展開が冗長だと感じると思います。 過去の記憶と真相がリンクしていく部分も良かったです。 個人的にはさらっと読めて楽しめました。 | ||||
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雫井脩介氏は私の中でトリックスター的な位置づけでした。 しかし、本書でそれは一気に翻り、青春小説作家のような清々しさを放ち始めました。 そんな雫井氏の書き下ろしミステリー。 ちょっと設定は外連味がかっていますが、内容はしっかりとミステリーになっています。若干謎が単純すぎる点が惜しいです。 それより何より、作中人物がとても活き活きとしていて、映像が頭に浮かんでくるようでした。上手いなと思いました。 これは是非映像化をしてもらいたいと思います。2時間だと厳しいですね。連ドラですかね。十分1クールいけると思います。 主人公「ましろ」には、そうですね、堀北真希さんかなぁ。「理美子」には戸田恵梨香さん。いや、逆の方が面白いかな。 | ||||
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雫井脩介氏は私の中でトリックスター的な位置づけでした。 しかし、本書でそれは一気に翻り、青春小説作家のような清々しさを放ち始めました。 そんな雫井氏の書き下ろしミステリー。 ちょっと設定は外連味がかっていますが、内容はしっかりとミステリーになっています。若干謎が単純すぎる点が惜しいです。 それより何より、作中人物がとても活き活きとしていて、映像が頭に浮かんでくるようでした。上手いなと思いました。 これは是非映像化をしてもらいたいと思います。2時間だと厳しいですね。連ドラですかね。十分1クールいけると思います。 主人公「ましろ」には、そうですね、堀北真希さんかなぁ。「理美子」には戸田恵梨香さん。いや、逆の方が面白いかな。 | ||||
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推理小説評論家の友人が昨年最も面白かったミステリーとして紹介してくれました。私は余り小説を読まない口なのですが、本作はすらすらと読めたしキャラに親近感も湧いたし、何よりこれはミステリーである以上に清々しい青春譚です。他のレビュアーの方は酷評していてそれらは全くもって正論ですね。確かに「ディケンズやバルザックの小説か!」と突っ込みたくなる事細かな描写過多や、途中で物語上ほとんど機能していないファッションショー云々が相当の分量続き、諸作品が映画化されている著者が更なる映画化を想定して書き下ろしたことがうかがえるあざとさはあります。でも良いじゃないですか。私は悪意の固まりのような人物群が跋扈する昨今のサイコ的ミステリーには少々辟易してましたし、本作は10代の頃よく見ていた角川アイドル映画のテイストがあってちょっと良かったです。おそらく著者が一番書きたかった部分はミステリーとしてのプロットではなく、ましろが理美子にそこはかとなく抱いている申し訳なさと友情の回復、そして自分を守っているものを確認し基本的信頼感を確固たるものとして大人になっていこうとするその刹那の瑞々しさだと思うのです。やっぱり本作は映画化されることでしょう。惜しいことにかつて荒ぶる無茶をしながらリリシズム豊かに少女が大人になっていく映画を撮ってくれた相米慎二監督は物故されましたが、新しい才能は数多く育ってきました。それに本作はいいキャラが揃っているので5話くらいの連続ドラマにするのも良いでしょう。そしてこの小説自体、佐々木ましろを主人公としたシリーズものになっても良いと思います。ともかく全403頁という分量ながらどんどん読み進めることが出来ますし、ラストは本当に感動的で、物語が最後の1頁になった時に「ああ、この物語も終わってしまうのか。もう少し読んでいたい」と思いました。雫井さんのスマッシュヒットです。 | ||||
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推理小説評論家の友人が昨年最も面白かったミステリーとして紹介してくれました。私は余り小説を読まない口なのですが、本作はすらすらと読めたしキャラに親近感も湧いたし、何よりこれはミステリーである以上に清々しい青春譚です。他のレビュアーの方は酷評していてそれらは全くもって正論ですね。確かに「ディケンズやバルザックの小説か!」と突っ込みたくなる事細かな描写過多や、途中で物語上ほとんど機能していないファッションショー云々が相当の分量続き、諸作品が映画化されている著者が更なる映画化を想定して書き下ろしたことがうかがえるあざとさはあります。でも良いじゃないですか。私は悪意の固まりのような人物群が跋扈する昨今のサイコ的ミステリーには少々辟易してましたし、本作は10代の頃よく見ていた角川アイドル映画のテイストがあってちょっと良かったです。おそらく著者が一番書きたかった部分はミステリーとしてのプロットではなく、ましろが理美子にそこはかとなく抱いている申し訳なさと友情の回復、そして自分を守っているものを確認し基本的信頼感を確固たるものとして大人になっていこうとするその刹那の瑞々しさだと思うのです。やっぱり本作は映画化されることでしょう。惜しいことにかつて荒ぶる無茶をしながらリリシズム豊かに少女が大人になっていく映画を撮ってくれた相米慎二監督は物故されましたが、新しい才能は数多く育ってきました。それに本作はいいキャラが揃っているので5話くらいの連続ドラマにするのも良いでしょう。そしてこの小説自体、佐々木ましろを主人公としたシリーズものになっても良いと思います。ともかく全403頁という分量ながらどんどん読み進めることが出来ますし、ラストは本当に感動的で、物語が最後の1頁になった時に「ああ、この物語も終わってしまうのか。もう少し読んでいたい」と思いました。雫井さんのスマッシュヒットです。 | ||||
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分厚い本だが、文体のせいかサクサク読める。 何のレビューも見ないうちに読了してしまったので 「幼なじみの熱い友情を描いた出色の青春サスペンス」の惹句は 知らなかったが 全くその通りであるとあらためて納得。 「こりゃあ青春サスペンスだな」 と思いながら読み進んだし、 「なんと これは幼なじみとの友情の物語だったんだ!」とラストページを繰りながら 読了した。 つまり惹句の通りである。 主人公の超能力(?)も それほどあざといものではないし 軽いタッチの文体で軽いテンポで登場人物たちが サクサク動いていく。 大部だが すぐに読み終わる。 アッと言う間である。 値段だけの価値があるかどうか、と言われると少々躊躇するが 限られた読書リソースを割く価値はある。 すぐ読めるし楽しい。 読後感の良い、当たりの良い小説を さくさく読みたい時に最適の一冊だ。 | ||||
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分厚い本だが、文体のせいかサクサク読める。 何のレビューも見ないうちに読了してしまったので 「幼なじみの熱い友情を描いた出色の青春サスペンス」の惹句は 知らなかったが 全くその通りであるとあらためて納得。 「こりゃあ青春サスペンスだな」 と思いながら読み進んだし、 「なんと これは幼なじみとの友情の物語だったんだ!」とラストページを繰りながら 読了した。 つまり惹句の通りである。 主人公の超能力(?)も それほどあざといものではないし 軽いタッチの文体で軽いテンポで登場人物たちが サクサク動いていく。 大部だが すぐに読み終わる。 アッと言う間である。 値段だけの価値があるかどうか、と言われると少々躊躇するが 限られた読書リソースを割く価値はある。 すぐ読めるし楽しい。 読後感の良い、当たりの良い小説を さくさく読みたい時に最適の一冊だ。 | ||||
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