■スポンサードリンク
殺気!
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
殺気!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー作家として着々と力をつけてきた雫井さんだと思いましたが、今回の作品は「ない」です。殺気に関係のない話ばかり出てきますし、本当に退屈な小説でした。半分から先は斜め読みをしましたが、それでも長く感じました。次回に期待しますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説評論家の友人が昨年最も面白かったミステリーとして紹介してくれました。私は余り小説を読まない口なのですが、本作はすらすらと読めたしキャラに親近感も湧いたし、何よりこれはミステリーである以上に清々しい青春譚です。他のレビュアーの方は酷評していてそれらは全くもって正論ですね。確かに「ディケンズやバルザックの小説か!」と突っ込みたくなる事細かな描写過多や、途中で物語上ほとんど機能していないファッションショー云々が相当の分量続き、諸作品が映画化されている著者が更なる映画化を想定して書き下ろしたことがうかがえるあざとさはあります。でも良いじゃないですか。私は悪意の固まりのような人物群が跋扈する昨今のサイコ的ミステリーには少々辟易してましたし、本作は10代の頃よく見ていた角川アイドル映画のテイストがあってちょっと良かったです。おそらく著者が一番書きたかった部分はミステリーとしてのプロットではなく、ましろが理美子にそこはかとなく抱いている申し訳なさと友情の回復、そして自分を守っているものを確認し基本的信頼感を確固たるものとして大人になっていこうとするその刹那の瑞々しさだと思うのです。やっぱり本作は映画化されることでしょう。惜しいことにかつて荒ぶる無茶をしながらリリシズム豊かに少女が大人になっていく映画を撮ってくれた相米慎二監督は物故されましたが、新しい才能は数多く育ってきました。それに本作はいいキャラが揃っているので5話くらいの連続ドラマにするのも良いでしょう。そしてこの小説自体、佐々木ましろを主人公としたシリーズものになっても良いと思います。ともかく全403頁という分量ながらどんどん読み進めることが出来ますし、ラストは本当に感動的で、物語が最後の1頁になった時に「ああ、この物語も終わってしまうのか。もう少し読んでいたい」と思いました。雫井さんのスマッシュヒットです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説評論家の友人が昨年最も面白かったミステリーとして紹介してくれました。私は余り小説を読まない口なのですが、本作はすらすらと読めたしキャラに親近感も湧いたし、何よりこれはミステリーである以上に清々しい青春譚です。他のレビュアーの方は酷評していてそれらは全くもって正論ですね。確かに「ディケンズやバルザックの小説か!」と突っ込みたくなる事細かな描写過多や、途中で物語上ほとんど機能していないファッションショー云々が相当の分量続き、諸作品が映画化されている著者が更なる映画化を想定して書き下ろしたことがうかがえるあざとさはあります。でも良いじゃないですか。私は悪意の固まりのような人物群が跋扈する昨今のサイコ的ミステリーには少々辟易してましたし、本作は10代の頃よく見ていた角川アイドル映画のテイストがあってちょっと良かったです。おそらく著者が一番書きたかった部分はミステリーとしてのプロットではなく、ましろが理美子にそこはかとなく抱いている申し訳なさと友情の回復、そして自分を守っているものを確認し基本的信頼感を確固たるものとして大人になっていこうとするその刹那の瑞々しさだと思うのです。やっぱり本作は映画化されることでしょう。惜しいことにかつて荒ぶる無茶をしながらリリシズム豊かに少女が大人になっていく映画を撮ってくれた相米慎二監督は物故されましたが、新しい才能は数多く育ってきました。それに本作はいいキャラが揃っているので5話くらいの連続ドラマにするのも良いでしょう。そしてこの小説自体、佐々木ましろを主人公としたシリーズものになっても良いと思います。ともかく全403頁という分量ながらどんどん読み進めることが出来ますし、ラストは本当に感動的で、物語が最後の1頁になった時に「ああ、この物語も終わってしまうのか。もう少し読んでいたい」と思いました。雫井さんのスマッシュヒットです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やたら分厚く、読むのが苦しかったが、なんとか飛ばし読みで読み終えた。 (最後の方は眺めてページめくってただけ)。 とにかく駄作としかいいようがない。読んでてイライラするだけ。 他の人のレビューにもあったがファッションショーの意味がわからない。 無意味に長く、時間と資源の無駄を感じずにはいられませんでした。 本屋の帯を見て、面白そうに感じ、 図書館で予約して借りたのですが、 買わなくて良かったと、心から思えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やたら分厚く、読むのが苦しかったが、なんとか飛ばし読みで読み終えた。 (最後の方は眺めてページめくってただけ)。 とにかく駄作としかいいようがない。読んでてイライラするだけ。 他の人のレビューにもあったがファッションショーの意味がわからない。 無意味に長く、時間と資源の無駄を感じずにはいられませんでした。 本屋の帯を見て、面白そうに感じ、 図書館で予約して借りたのですが、 買わなくて良かったと、心から思えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「犯人に告ぐ」「火の粉」と同じ著者が書いたとは思えない完成度の低い作品。 緊張感が無く、ただ無駄にページが多い。 途中で挫折する気が短い読者も多いのでは? 不要な出来事、会話が多すぎて読了するには多大な努力を要する。読み終わって何の感想も浮かばず、タイトルの『殺気!』も内容とちぐはぐな感がする。 ページ数を半分以下にしてタイトルを変えライトノベルで出せば充分な内容。 ちゃんとした文学賞なら一次審査で落選する可能性大。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「犯人に告ぐ」「火の粉」と同じ著者が書いたとは思えない完成度の低い作品。 緊張感が無く、ただ無駄にページが多い。 途中で挫折する気が短い読者も多いのでは? 不要な出来事、会話が多すぎて読了するには多大な努力を要する。読み終わって何の感想も浮かばず、タイトルの『殺気!』も内容とちぐはぐな感がする。 ページ数を半分以下にしてタイトルを変えライトノベルで出せば充分な内容。 ちゃんとした文学賞なら一次審査で落選する可能性大。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『犯人に告ぐ』ですら、現代の若者の言動の描写に軽薄さは感じていたのだが、スリリングなストーリー展開があったからこそ、若者の言動もリアリティと受け止めることができていたのだ。 この話はストーリーも軽薄。したがって全般的に軽薄で、ミステリー作家になりたい大学生が書いたようなレベル。雫井の作品でなければ手にとることもなかったろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『犯人に告ぐ』ですら、現代の若者の言動の描写に軽薄さは感じていたのだが、スリリングなストーリー展開があったからこそ、若者の言動もリアリティと受け止めることができていたのだ。 この話はストーリーも軽薄。したがって全般的に軽薄で、ミステリー作家になりたい大学生が書いたようなレベル。雫井の作品でなければ手にとることもなかったろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前の「犯人に告ぐ」が面白かったので、期待して読んだら、もう最初の段階で読む気がしなくなった。登場人物のセリフに感情移入出来ない。なんか硬い 全然面白くない余計なシーンが多すぎ。例えば、主人公がファッションショーに出るシーンとか。 作者の世代からはほど遠い今時の女の子を主要人物にしたのに無理があったのでは。それでも、最後にはどんでん返しがあって少しは面白くなるのではとすがる気持ちで!読み進めたけど(斜め読み状態だけとね)、ただがっかりするだけだった。買わずに図書館で借りてほんとによかった〜。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前の「犯人に告ぐ」が面白かったので、期待して読んだら、もう最初の段階で読む気がしなくなった。登場人物のセリフに感情移入出来ない。なんか硬い 全然面白くない余計なシーンが多すぎ。例えば、主人公がファッションショーに出るシーンとか。 作者の世代からはほど遠い今時の女の子を主要人物にしたのに無理があったのでは。それでも、最後にはどんでん返しがあって少しは面白くなるのではとすがる気持ちで!読み進めたけど(斜め読み状態だけとね)、ただがっかりするだけだった。買わずに図書館で借りてほんとによかった〜。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
分厚い本だが、文体のせいかサクサク読める。 何のレビューも見ないうちに読了してしまったので 「幼なじみの熱い友情を描いた出色の青春サスペンス」の惹句は 知らなかったが 全くその通りであるとあらためて納得。 「こりゃあ青春サスペンスだな」 と思いながら読み進んだし、 「なんと これは幼なじみとの友情の物語だったんだ!」とラストページを繰りながら 読了した。 つまり惹句の通りである。 主人公の超能力(?)も それほどあざといものではないし 軽いタッチの文体で軽いテンポで登場人物たちが サクサク動いていく。 大部だが すぐに読み終わる。 アッと言う間である。 値段だけの価値があるかどうか、と言われると少々躊躇するが 限られた読書リソースを割く価値はある。 すぐ読めるし楽しい。 読後感の良い、当たりの良い小説を さくさく読みたい時に最適の一冊だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
分厚い本だが、文体のせいかサクサク読める。 何のレビューも見ないうちに読了してしまったので 「幼なじみの熱い友情を描いた出色の青春サスペンス」の惹句は 知らなかったが 全くその通りであるとあらためて納得。 「こりゃあ青春サスペンスだな」 と思いながら読み進んだし、 「なんと これは幼なじみとの友情の物語だったんだ!」とラストページを繰りながら 読了した。 つまり惹句の通りである。 主人公の超能力(?)も それほどあざといものではないし 軽いタッチの文体で軽いテンポで登場人物たちが サクサク動いていく。 大部だが すぐに読み終わる。 アッと言う間である。 値段だけの価値があるかどうか、と言われると少々躊躇するが 限られた読書リソースを割く価値はある。 すぐ読めるし楽しい。 読後感の良い、当たりの良い小説を さくさく読みたい時に最適の一冊だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一言で言えば、読んで損した。 雫井さんの本はほとんど読んだが、個人的にはその中でも最低の出来だった。 まず、ページ数が多い。前段階のストーリーが長すぎる。 途中で読むのをやめる人もいるかもしれない。 そして、物語のクライマックスもわくわく感がなく、がっかり。 がんばって読んでいった自分が悔しい。 タイトルにもなった殺気を主人公の女子大生が持った理由も、驚きはなかった。 起承転結の、「起」が長く、「承」がその次に長く、気づいたら「結」になっていた感じ。 「転」はどこにあったの? と思ってしまった。 今年読んだ本の中でもワースト。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一言で言えば、読んで損した。 雫井さんの本はほとんど読んだが、個人的にはその中でも最低の出来だった。 まず、ページ数が多い。前段階のストーリーが長すぎる。 途中で読むのをやめる人もいるかもしれない。 そして、物語のクライマックスもわくわく感がなく、がっかり。 がんばって読んでいった自分が悔しい。 タイトルにもなった殺気を主人公の女子大生が持った理由も、驚きはなかった。 起承転結の、「起」が長く、「承」がその次に長く、気づいたら「結」になっていた感じ。 「転」はどこにあったの? と思ってしまった。 今年読んだ本の中でもワースト。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!