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トッカン 特別国税徴収官
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トッカン 特別国税徴収官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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こんな作品があったんだと。感謝しかない。 | ||||
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ストーリーに謎解きあり、成長劇あり、税務署の仕事を学べたりと、まったく飽きることがない。先を読むのにワクワクした。読後は満足感がある。 Audible版で聴くと声優が男女で、どちらも上手なので、まるでドラマのように楽しめます。 | ||||
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フィクションではあり フィクションではない。 そう思って 胸が詰まった。 自分の周りに お金を理由に 命を絶つ人がいた。 それでも、 お金のある権力者や 国の上にいる人々は そんなことさえ 気にかけない。 私利私欲のため 生きる偽善者。 何も出来ない自分も 結局同じだと思う。 この本の中には それらと闘う人がいた。 負けないで欲しい。 拳を握る作品。 | ||||
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ドラマは見たことないですが、井上真央さんが演じているのを想像すると、とても面白かった。 かなりテンポがよくて読みやすい! 仕事を題材にした小説が好きですが、この作者の他の作品も、是非読んでみたいと思いました。 | ||||
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国税を取り立てる部署としてのトッカンがよくわかりました。なかなかおもしろく聴かせてもらいました。ただ、ぐーこの時の話し方をこれほど子供っぽくする必要があるのでしょうか。25歳程度の想定のはずですが、ここまで子供っぽく大げさなのはちょっといただけません。もっと落ち着いたイメージで読んでもらいたかったと思います。他にも定年まじかの上司のお調子者的な読み方も違和感がありました。読み方を人物で変えてもらわないほうがこちらのイメージが膨らんでよいのではと思います。それだけが残念です。最後まで慣れないで鼻につくしゃべり方でした。内容としてはなかなか興味のある面白いものでしたが、先に本で読めばよかったと思いました。残念です。 | ||||
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続編も出版され、ドラマ化もされている人気シリーズなのもうなずける、面白さがありました。 ただ1冊の小説として考えると、構成のバランスが良くて、エピローグにあたる最後のパートで語られることが脱税のストーリーと絡んでいれば、もっと面白かったのにという気がします。 とはいえ徴税というネガティブにとらえられやすいテーマで、分かりやすい人情噺を書いて、読後感をよくするのはなかなかできることではないと思うので、同著者のほかの本をいつか読んでみようと思います。 | ||||
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ドラマ、コミックスを読んでいないわたしにとっては、面白かった。 余計な知識が入っていない分、そのままこの文の面白さを味わえた。 登場人物も頭の中で絵が描きやすい感じ。 | ||||
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税金滞納者を取り立てる皆の嫌われ者、国税徴収官。 実に因果な商売である。 査察は、税金を納めるように暴いて行くが、 徴収官は、とにかく税金を徴収する。 税が確定しておれば、あとは、取り立てるだけ。 内容的には、査察に近いこともしている。 毛皮、シャネルのセーター、愛犬までも、差し押さえする。 なるほど。なるほど。 そんな 国税徴収官に、紛れ込んだ ぐー子。鈴宮深樹。 学生のリクルートスーツを、社会人になっても着て、葬式女と言われる。 まるで、不思議の国のアリスに迷い込んだようだ。 上司は、怒った顔したハスキー犬のようなカガミ。 情け容赦なく、税金を徴収する。 カガミの ぐー子に対する 発言は 明らかに パワハラ、モラハラ。 それでも、ぐー子は、着実に成長していく。 最後に、ぐー子が、カガミに、感謝してしまうのが、面白い。 「質問検査権」を振り回さないところが良い。 それにしても、カガミが、コーヒー好きで、 コーヒー店のコーヒーの品質を見破り、 それでカガミが秘密に告発するってあるのかよ。 店主の夫の浮気さえも、妻に告発する。 ちょっと、やりすぎで、暴走気味。 | ||||
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他の方のカスタマーレビューを読んではじめて知りました。脱税している個人から税を徴収する仕事を描いたエンターテイメント小説。主人公鈴宮。上司の鏡。著者は1976年生まれの神戸出身。テンポよくさくさく読めますね。 | ||||
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前にドラマを拝聴したのですが,見かけたので思わず手に取りました. あらすじを知っている状態で読んでしまったのですが 見たときとは異なる印象を持った部分も有り,最初に本で読んだ方が良かったかも,,, 働くとは,誰かのためになっているからお金をいただけるわけで その意味で他人に対する思いやりは必要,この部分はぐー子ちゃんは 理解できていたわけだが,どうやって実現していくかの部分を上司を通じて 分かっていくというのが,読み応えに通じていると思いました. とても面白いので,続巻も読んでみたいと思いました. | ||||
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難しそうな帳簿や計算書などを精査し、税金が正しく納められているかチェックする国税専門官の仕事はまさにプロフェッショナルだと思う。ゆえに、冷酷な鏡特官みたいな人を安直にイメージしてしまうが、彼らの仕事はつき詰めれば人間の血が通ったものだと思うと、なんとなく親近感がわいた。 なぜか同期から嫌われてしまう主人公のぐー子が滞納者たちとの出会いを通して成長していくストーリーも非常におもしろかった。国税専門官の方のみならず、公務員全般、ひいてはそうでない方にもおすすめしたい。 | ||||
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ドラマを観ていたので、今更ながら購入しました。 税務署と聞くと堅苦しいイメージがありますが、この本は違います。 教科書のような難しい文では無く、一気に読めて面白い、まさに、エンターテイメントな本になっています。 また、主人公のグー子がたくましく成長していく姿も見所です。 ドラマを観ていた人、何となく気になった人は是非読んでみてはいかがでしょうか。 笑いあり、涙ありでオススメです。 | ||||
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思った以上に痛快な小説であった。 主人公が入社3年目の若手女子で、この女子が果てしなく鈍臭いのが良かった。この部下の上司が実に厳しい人で、一切の容赦がない。この上司が適度に登場し、物語にメリハリを付けている。主人公女子と切れ者上司のやり取りが面白く、次の展開に楽しみを残しつつ物語は進む。主人公女子が失敗を重ねる度に徴収官としての自覚が強くなり、行動の質が高まるといった主人公の成長小説と言える。 もう一方で、税金の表裏両面を眺めることができるのもこの小説の醍醐味である。 ・日本で一番多くの被害者を出す罪は、脱税である ・国税に与えられる権利は警察を超える強権である 日常的に税金と何かしら関与しているにも関わらず、上記のことははっきりとは知らなかった。税金のことについてもこんなにもわかりやすく理解できる小説は珍しい。ややもすると税法や税務署の裏側を長々と説明する小説が多い中で、徴収官が主人公でありながら、法律や決まり事の話はほんのわずかしか出てこないのも多くの読者に受け入れられるだろう。ほんのわずかだからこそ逆によく理解できる。だからといって著者が税の世界を浅くしか見ていないということは一切ないはずだ。むしろ時間をかけた面密な取材がなければこれほど一般人に響く小説には成り得ない。こういう仕事が世の中の役に立つ仕事というのだろう。 現在の仕事が自分に向いているかどうかもよくわからないのに、昨日も今日も理不尽なことばかり。それでもその仕事を精一杯していくしかないと気づかされる。結局こんな単純なことでしか自分自身を強くすることはできないと愚直に教えてくれる小説である。 | ||||
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ライトノベル、という分野とのことですが、読みごたえあり、国税徴収官の仕事の勉強にもなり、人物の特徴が分かりやすく一気に読みました。ちょっとラブコメあり、今どきの働く女性の気持ちに沿ったところもあり、思わずうるっとくるところもあります。2巻、3巻も読み進めたくなりました。 | ||||
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滞納者からクレームやら脅しやら日常茶飯事で疲弊していました。 自分の仕事の意義を見出した気がしま | ||||
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特別国税徴収官の仕事をしているぐー子の活躍を描くシリーズ第1弾。 上司・同僚と対立しながらも、徐々に成長を遂げ、 自分の仕事への生き甲斐を見つけていく。 随所に張り巡らされた伏線も最後に集約。 読者の期待通りの終わり方になり、良い気持ちで読了できる。 ボリュームも手頃な良作小説になっている。 相手の立場に立って物事を考える必要性を、改めて感じた。 | ||||
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高殿円さんによる国税に関しての小説。 高殿さんはライトノベルを中心に40冊以上も作品を出しているらしい。 普段読まないライトノベルの出版の早さに驚いた・・ 本作はライトとか関係なく完成度の高い作品として仕上がっている。 鏡特管の元に鈴宮深樹(新人3年目)の奮闘ぶりが伝わってくる。 脱税したお金をどこに隠しているのか分からない喫茶店。 手強い銀座のママ・・ 滞納を続けざる得ない工場の夫婦・・ 後半になぜこの仕事で必死になって頑張るのか・・ 公務員だから安定しているからというありきたり以外の働く理由を 取り戻し成長する主人公の姿に感動できる。 主人公の心の声に共感し感情移入出来るからこそこれだけ面白く 本書は読めるのだろう。 日本の労働者の大半はサラリーマンで税金は天引きが中心になる。 だからちょっと税務署と言っても縁遠いものかもしれない。 しかし、徴収官といういわゆるマルサとは違うけれども地味だけど重要な仕事を こなしている人達がいることを忘れてはならないだろう。 唯一気になった点は登場人物の名前で一見なんと読むのか分からない事が 多かった気がしたこと。そのまま読めない名前ならよみがなを全てにつけておいて 欲しかった。最初だけしか読みがついてないと後々読み返したりしなくては ならないので面倒だ。 | ||||
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もう新しくもない小説のようで、とっくにドラマにもなっていたようですが、恥ずかしながら全く知りませんでした。 知り合いに勧められて読んだのですが、本職の方々の間でもわりとリアリティがあるとの評判だそうで、勉強にもなるかなと。 映画の「マルサの女」シリーズで、税務調査や査察のことはいくばくかは知っていても、徴収のことって、自分で商売をやってでもいないと、ほとんど分かりませんものね。 ストーリーも面白かったです。ハヤカワでミステリーとしてカテゴライズされていますが、いわゆるミステリーとは違うものの、最初はわからなかった登場人物の過去が徐々にうまいぐあいに明らかにされ、話の本筋につながっていくというストーリーテリングは、さすが売れた小説だなと思いました。 しかし何より、「鏡特官」のプロフェッショナリズムや、主人公「ぐー子」の職務上の苦悩が、パターナリズムに陥ることなくとても丁寧に描かれ、かつ我が事のように感じられたという点が良かったと思います。 ネタバレするのであまり書けませんが、なーんか過去にあったらしい鏡特官と、安定を求めて国税専門官になったぐー子が、国税徴収ならではの職務上の問題意識とそれぞれに直面していて、また社会の中における役割についての二人の考えがとても良く分かる形で表現されています。 そしてその問題意識は決して国税徴収という職業に限られるものではなく、特に公務員にあてはまりやすいかもしれませんが、他のいろんな職業においても根本的には同様の意識や悩みはもつものではないかと思いました。 そういう意味で、本書は仕事や自分の社会の中での役割について考えている学生さんや若い人たちにお勧めです。若くない社会人が読んでも、たまには自分の仕事の基本に立ち返るきっかけになるかもしれません。 しかしそれにしても若い女性の小説家って、どうしてもラブコメ的要素を入れてしまうのですね。。。なのでラブコメ苦手な私としては大変満足した割にはホシ4つです。 | ||||
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ちょっとテレビと違うところがあって、その辺も楽しめましたよ。 | ||||
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シリーズ1作目。 ドラマかもされたシリーズの第1作目。読んだタイミングとしては、ドラマ化されるちょっと前、文庫化された直後くらい。国税庁、あるいは税務署の区別や仕事の内容などほとんど知らなかったので、イマイチ手を出しづらい所もあったが、作者が『銃姫』の高殿円ということで、その辺りを頼りに読んだ感じだ。 徴収官の仕事がどんなもので、どんな風に行われているのかという点でも興味深いし、また、中で働いている人と外側にいる人との認識のギャップという点も色々と考えさせられる所もあった。この、よくわからないものに対する恐怖感、というのは多分他の分野でも通ずる話で、そういう意味では、確定申告の時期に税についてのキャンペーンをしたり、選挙前に投票を呼びかけるキャンペーンをしたりするよりも、こうして中の様子が見えるようになる、というのは非常に効果的だと思う。その点、今回のドラマ化というのは、それだけでも成功、といえるのではないかと思う。 また、本書の場合は、この黄色い表紙と、ちょっと間の抜けたようなイラストというのも非常にマッチしていると思う。 | ||||
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