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(短編集)
おそろし 三島屋変調百物語事始
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おそろし 三島屋変調百物語事始の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 41~60 3/6ページ
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この怪談百物語の舞台は江戸神田三島町にある『三島屋』の座敷「黒白の間」で、わけあって預かっている旅籠屋の娘おちかが色々訳ありで悩む人の話を聞くという形で各物語が進行する。殺人の罪で島送りになり刑期満了で帰ってくる兄を、祝うべきなのに前科持ちの兄のことが世間に知れると自分が今の仕事場に居られない(前科者の弟というだけで生きてゆけない)と悩み兄を憎み呪う。その念が通じて兄は首吊り自殺をする。(第1話)現代でも通じる日本人の持つ価値観、兄弟間の愛憎、殺人の原因にもなった親方の娘に対する恋愛感情等々巧みな描写で面白い。 第3話では聞き役のお近自身の訳ありの訳が明かされるが、これはおちかを好きな男(お近も好きだった男)がおちかの前でお近の婚約者を殺して自分も後日自殺するという凄惨な話。一気に読める迫力がある。 | ||||
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三島屋変調百物語はすべて読んでいます。でもこれが一番面白かったです。おちかさんが危うい目に合うのもこの回だけだし。次回からはお勝さんがいてくれるためか、おちかさんが直接危うくなることは無くなり、安心だけどもドキドキはしませんしね。 | ||||
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漫画の最終回で今までの登場人物が全部出てきて主人公を助けて敵を倒すような流れです。 でも敵をすべて倒した思いきや「俺はまだ生きてるぞ」とラスボスの声が聞こえてきて去っていく。 続きが気になります。 | ||||
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日本経済新聞の連載(単行本では三鬼)で毎朝楽しませていただき、最新刊のあやかし草子でも夢中にさせていただきました。。こりゃあ原点の事始めを読まなきゃ話になるまい‼︎と思い、拝読。 人間の業を様々な角度から時代に関わらず誰にでも起こり得ることとしてこの世のものでないものに化体して描いている。そして様々な思いが絡まってひとつの物語世界を紡いでいく。 舞台こそ限定的ですが、この『事始め』は、壮大なファンタジーの幕開け、と言っても過言ではないように感じました。途中まではサウロンとの闘いの果てに壊れかけたフロドとおちかがダブって見えました。でも、最後はフロドより明るい未来が待っていそうに終わったのでホッとしました。 | ||||
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単なる怪談集めの物語ではなく、一人の女性の立ち直りと成長の話です。人ではない物の怖さより、人の心の闇の方が怖いかもしれないと思いました。三島屋の人々の心遣いと、それをきちんと受け止める主人公の素直さがこの本を暖かくまとめていると感じました。 | ||||
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TV番組で見て、原作を読みましたが、こちらの方が面白かったです。 まだ半分ほどしか読んでいませんが、読みだすと時間を忘れるほど 物語の進行がワクワクさせてくれます。 | ||||
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連作短編集、5話収録。時代物の怪談である。人情物ともいえるか。 しかしこのころの宮部作品は本当に質が良い。 怪談としても楽しめるし、1本の長編人情譚としてもよくできている。 舞台は江戸。そのせいか、語り口もポンポンとテンポが良い。 しかし「人の心の真暗な納戸の奥」を語らせながら、例えば喜一が食べる 朝食に出てくる「おみおつけ」。味噌汁ではなく「おみおつけ」など、 恐ろしい話が次々出てくる合間の情景や人々の心は温かい。 4話まで日本の湿った恐ろしさを感じたが、5話の『屋鳴り』だけは 乾いている。著者も「日本の風土には本来ない西洋的な悪かもしれない」 と書いている。 なんにしてもこの連作短編集は、見事にまとまりがあり完成度が高い。 | ||||
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これほどまで私を惹きつけるとは、思いもしませんでした。怖さではない、人間の奥深い情の素晴らしさ!このようなストーリーが次から次へと展開され、どんどん、夢中になっている自分、引き込まれていくうちに独り言を言っている自分がいました。シリーズを読み続ける楽しさ!もうレビューを書くしかない。 | ||||
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ぼんくらシリーズとはまた違った面白さ。 宮部みゆきと言えば火車ですが、数十年後にはこのシリーズが代表作の筆頭になるのではと思える出来の良さです。 | ||||
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どこか物悲しい日本独特の怪談の世界観がとてもよく表現されており、おもしろくて一気に読み切った。 いろいろ評価は分かれるが、あの世とこの世の狭間で展開される最終話も、ミステリアスでとても好きです。 | ||||
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面白くて、一晩で読んでしまいました。 人として考えさせられる部分があります。 また、着物について全く知らない私でも、文から想像を馳せて美しい和装のコーディネートを楽しんだりもできました。 | ||||
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物語にひきこまれるような、ちょっとこわくて魅力的な内容でした。 | ||||
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最初にこれを読むべきでした。どれから読んでも面白いし、ドキドキ感がありますが、後からこの本を 買ってやはり順を追って読むほうが、納得の仕方が違うかなと感じました。 | ||||
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時代小説はわかりにくくて苦手なのですが、この小説はそんな事を感じるまもなく一気読みしました。 宮部みゆきさん流石です。 ドラマにはなったそうですが、今度はぜひアニメ化してほしいです。 | ||||
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値段からいくと★10です! ありがとうございました。 中の状態も悪くなかったです。 夢中で読まさせて頂きました。 | ||||
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BS-NHKで5週連続で放送されていた時代劇ドラマ「おそろし」を見てとても感動して原作が読みたくなった。原作を読んでドラマがほぼ忠実に原作通りに描かれていた事がわかった。そしてドラマを見ていたにも関わらず原作で詳細なストーリーに新ためて感動!人間の心の奥底には化物より恐ろしい何かが潜んでいるのだ、と再認識したように思う。 出来ることならBS-NHKには「三島屋変調百物語」のシリーズを総てドラマにして欲しいほど!! | ||||
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さすが宮部 みゆき、大変面白かったです。テレビを観てしまったため「おちか」さんの顔が主演の「波留」さんに被ってしまいが・・・ | ||||
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コンディション説明に「非常に良い」とありましたが、表紙に気にならないぐらいの折れあとがあるだけで、あとは新品と変わらないぐらいきれいな状態で満足できるものでした。 | ||||
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胸がキュッと、締め付けられるような感じですね。 ぞくっと来る感じもあり、切なさ、やり切れなさも感じます。 | ||||
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おちかちゃんのその後も気になるので、あんじゅうも読んでみたいと思います。 | ||||
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