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名前探しの放課後
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名前探しの放課後の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 41~60 3/5ページ
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僕のメジャースプーン読後、その後が今作で書かれていると聞き、上下巻読みました。 正直、僕のメジャースプーンありきの作品だと思うので、そちらから読むことをお勧めします。 どんでん返しが何度もあり、ノンストップで読み込めました。 あまりネタバレはしたくないのですが、試練を乗り越えるための 根本的な問題解決をしようとする方向は前向きで読んでいて好感が持てました。 他の作品とつながりがあるって言うのも読んでて面白いポイントでした。 しかし、作中主人公たちの住む町の都市開発とかの話が結構出てきて、 それがあまり話の大筋と絡んでいないように思えてちょっと残念要素。 | ||||
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最後にどんでん返し!みたいな事があるのですが・・・おっと見てはいけませんよ!順番に前から読みましょう。お楽しみは取っておかなくっちゃ。 昔、ドラえもんとのび太君が机の引き出しに入って、タイムマシンでいろんな時代に行くの、すごくわくわくして読んだ。 だから時間を超える時には、ああいう乗り物とかどこでもドアとか、何かしら道具を使って、しかも「**時代の**へ!」と座標を言わないといけない、と思っていた。刷り込みというか、私の中で出来上がっていた常識。 なのにこのお話の中では、日常の中でふっと気が付いたら3か月だけ昔に来ていました、という所から始まる。 「え?タイムマシンは?」と思わず口に出していた。 さてさて時間を超えたらどうするか。友人い恐る恐る打ち明けてみたり、未来を変えようとしたり・・・「ですよねですよね」と一緒にドキドキした。その中でトラウマを克服する人がいたり、助けているようで助けられていた人がいたり。 学校の匂い。プールの匂い。ピアノの音。美味しそうな料理。五感が刺激される。 面白かった。自分ならどうするかなと、何度も考えさせられた。 最後まで読んだらぜひ最初からもう一度。また違うお楽しみがちりばめられているので1回しか読まないのはもったいないですよ。 お勧めの本です | ||||
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上下巻通じての感想です。 再読本。 主人公の男子高校生は、突然3ヶ月前にタイムリープする。 その時思い浮かぶのは、3ヶ月後に自殺した同級生(一切関わりがなかった、単に同級生なだけの他人)が亡くなった喪失感。 『その痛みを知ってるからには、そいつ(具体的には思い出せない相手)を助けないとーー』と感じた主人公は、 SFに詳しい女子クラスメートや親友や生徒会長候補等、何人かの仲間を得て、自殺しそうな同級生(虐め被害者)を探し出して、皆で救おうとするーー。 以上、そんな作品です(^-^*)/ まず、自殺から救う奥の手=真相が『凄まじく仰天するアイデア』で、初読み時は物凄く驚いたし、大感動しました! 今回は真相だけは覚えてるから、果たして感動出きるか?という懸念がありましたが、 今作の素晴らしい所は、『タイムリープSF要素は単なる添え物』であり、 メインは『丁寧にリアルに描く自殺を救おうとする必死の過程』なので、 真相を知っていてもグイグイ引き込まれ、再び大感動しました! たまたま最近、3作品続けてタイムリープSF物を読みましたが、SF要素が魅力の大きな一端を占める2作と異なり、 SF要素は別にセールポイントでも大きな魅力でもない今作は、『苦しむあなたを助けたい』という尊い願いに満ちた『最良質な神作品』でした(*^-゜)⌒☆ そして、丁寧に登場人物やテーマを描き、現実感を鮮やかに表現する様は、さすが辻村さんだな!とレベルの違いも感じさせられました(^^) 自殺という面で言えば、 僕は『犯罪被害の後遺症から守りきれずに婚約者を自殺で亡くし、 自分も後追い自殺の果てに奇跡的に生き延び、 婚約者と同じ犯罪被害者を自殺から救ったり、僕と同じ虐め被害トラウマ者を自殺から救ったりしていた時期もあり』と、 様々深く関わってきたテーマでして、 その上で今作の『自殺から救うアイデア』は本当に素晴らしく感動的で、神懸かっていました! また今作は、『ぼくのメジャースプーン』の後日談的な要素もあり、最後で関係が明かされますが、 『ぼくのメジャースプーンと無関係でも神作品』だけど、 『ぼくのメジャースプーンとの関係を加える事で、より作品世界が深く楽しめる』という、理想的なバランスの関連作品だったという点も素晴らしく、 今作を読むなら是非、『ぼくのメジャースプーン』を先に読んで欲しいですし、 今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o | ||||
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好き好きがあると思いますが、辻村ワールドの好きな人にとっては、興味深く読めると思います。 私は深月ファンなので、引き込まれるように読みました。 いつもなのですが彼女の作品は、読み終えた後にすぐ読み返したくなります。 この作品も同様で、読み終えた直後に色々検証しながら再読。 この検証が、彼女の作品を読む楽しさでもあります。 | ||||
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新刊でもないので、そんなにネタバレを気にする人もいないかも知れませんが、心温まるお話でした。最初はなんだか文章やストーリーのつながりに違和感があり、なんか物語が理解しにくくて読みにくいなあと思ってましたが、2回目に読むとすべて納得です。 ちなみに、初めてKindle版の小説を購入し、スマホで読みましたが、飛行機の中など、暗い場所でも場所も取らず読めて、なんと便利な!と感動しました。紙と比べて読みにくいということはなかったです。(個人の感想です) | ||||
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確かに「ぼくのメジャースプーン」を読んでおいた方が 相当楽しめそう。 これから「名前探しの放課後」上巻を読まれる方は、 折角ですから先にメジャースプーン読んじゃってください。 小説の内容に厚みが出ます。 | ||||
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やっぱり「ぼくのメジャースプーン」を先に読んでいて、良かったです。 わたし的には、3倍楽しめました。 エピローグでどんでん返し、(多少織り込み済み) そして、もう一度エピローグを読み直して、 えーーーー! ちょっとそう言うこと!ってことになりました。 根っこから覆されました。 衝撃です。 大人になった〇〇君や〇〇さん、若かりし頃の△△さんが絡み合う、 作者の作風がとてもお気に入りです。 これから同じく作者の小説「ロードムービー」に入ります。 | ||||
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過去の辻村深月作品を読んでいない人は楽しめるのかな?と疑問ですが、既に読んでいる身としては最高でした。 SFのような、青春ラブストーリーのような、友情物語のような…色んな要素と登場人物がミックスされています。 楽しかった! | ||||
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相変わらず予想通りだしすごく面白かったし、これまでの作品も全部読んでたから疑問も無いけど・・・でも、でも基と友春の落とし方はもっとやり方があっただろうと思えてしょうがない。 もしも、いじめを受けている当事者が読んでいたら泣いて本を叩きつけてるんじゃないかと心配です。 キャラは良かったし、誰も死ななかったし、椿さん元気で嬉しいけど、そこだけが後味が悪いです。 あと基はただの高校生なのに演技力ありすぎだし、一切の疑問をぶつけないし噂にもしない基のクラスメイトのみんなも素直すぎ。 そういうありえなさで一気に陳腐になってしまって残念です。 | ||||
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他の方も書いていますが、初辻村NG作品。 私は被害者です。 面白かったんです、とても。 だからあのオチについては怒りもひとしお。 心底腹がたちました。許せない。 上下読んだのが全部台無しです。 せめて「最初に読まないように!」と帯くらいつければ? 出版社の配慮がないのもいかがなものかと。 読んでから結構時間が経っていますが、いまだに腹の虫が 治まらない。辻村作品は今後二度と読みません。 | ||||
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果たして、誰が自殺したのか? これをめぐって、さまざまな人間模様が明らかになっていきます 上巻だけでは先が読めません | ||||
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誰もがかかえている人に言えない闇が、少しずつ光のもとにさらされて浄化されていき、真実へ近づいていきます 最後まで目が離せず、上下巻、ほとんど一気に読みました 面白かったです | ||||
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辻村氏の、視点の変え方は本当に神がかってると思う。 この素晴らしさが一人でも多くの人に伝わるといいなって思う。 | ||||
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この作品は、以前辻村さんの作品に登場した人物がたくさん出てきます。一つの区切り的な意味合いもあったのかもしれない。 話はよく考えられていて何度読んでも色あせないと思います。これからも何回でも読むんだろうなと思う、お気に入りの作品である。 下が早く読みたい。 | ||||
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この作品が辻村深月・初だった方には賛否両論のようですが、この作者の作品はある意味”シリーズ物”なんだと思えばよいのではないかと思います。途中から読んでも何となくはわかるけど、やっぱり最初から続けて読んだ方がわかりやすいし、細かいところで「これはなに?」と思わずにすむという点で。 私は、ストーリー展開はもちろんなのだけど、この人の魅力はキャラクターの描き方にあると思います。とても生き生きしている反面、痛々しい部分や毒を含んだ部分もあり、人生きれいごとだけではいかないけれど、それでも生きていかなくてはいけない大変さのようなものを感じさせてくれます。 そう、生きるって、とてもパワーを必要とすることなんですよね。当たり前すぎて忘れがちなことを思いださせてくれる。 いつもそうだけど、辻村作品の上下巻ものって、下巻はものすごいスピード感なのね。この厚みでもあっという間に読み終わってしまう。というより、先が気になってぐんぐん読まされてしまう、という感じ。 主人公の依田いつかもいいキャラクターだけど、秀人と椿ちゃんのコンビがやはりいい。またこの2人に会いたいな。 | ||||
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辻村深月さんの作品で、上下巻に分かれているものは、だいたいスロースターターというか、ものすごーく長い前置き的な要素があるので、今回もこれでもか!と魅力あるキャラクターたちをいきいきと描くのが上巻なのかな、と思っています。 チャラ男にしかみえない依田いつかが”タイムスリップ”したことから始まるこの物語。進むに連れて少しずつ明らかになる過去。それがどのように下巻につながるのか、彼らは本当に自殺をくい止められるのか、とても楽しみです。 レビューを見るとどうも、下記の作品とリンクしているようですね。 ご指摘のように、リンクしているのはかまわないとしても、それが初読の方がわからないようなリンクの仕方だと、たしかに消化不良の感が残るでしょう。 とはいえ、どのようにリンクしているのか楽しみです。 さて、下巻に突入! | ||||
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辻村深月さんの文章は読みやすく、押し付けがましいところが無いので、好きです。 登場人物のそれぞれが、自分らしく表現する優しさに好感が持てるので、 すんなりと読み進めることができます。 中だるみすることなく、引き込まれます。おススメします。 | ||||
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最後の展開に至ってから後で、いろいろ突っ込みたくなりましたが、 登場人物が味わい深い人たちなので、拍手。 逃げ出さずに、強く生きている人へのエール、だと思います。 | ||||
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登場人物ひとりひとりのキャラクターがいきいきとしていて、さすがだなと思いました。 でも、読み始めた時から感じた違和感が、結末を読んで「あぁ…」と、驚きも感動もなくただがっかりとしてしまった。 つっこみどころも満載です。 他の作品とのリンクも無理やりな感じがして、この作品に登場させる必要性を特に感じません。 そこに注力しすぎじゃないかなーと思いました。 | ||||
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ミステリー仕立てで読者を惹き付けておきながら、さりげなく伏線も置いておく。途中で予想外の展開をみせて読者をハラハラさせながら、最後に種明かしをしてみせるという、上質のコン・ゲームを読んだ心地よさが残る作品です。特に、ラストのひと言が鮮やかでした。この本を読む前に、同じ作者の「ぼくのメジャースプーン」を読んでおいた方がいいですね。理由はいえないけど。 | ||||
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