■スポンサードリンク
名前探しの放課後
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
名前探しの放課後の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 21~40 2/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
要所要所に散りばめられた伏線の回収にスカッとしました。 辻村深月さんの作品は心理描写がとても丁寧で大好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻もそうでしたが何か奥歯にものが挟まったような違和感を感じながら物語が進んでいきます。高校生の友情の物語。微笑ましいような、気恥ずかしいような。友人の自殺のXdayを過ぎたラストにどんでん返しがあり、物語がひっくり返ります。辻村深月お得意のパターン。「ああ。それであの台詞。あの心の声…」と納得。結末を知った後、もう一度読むと物語の違う角度から色々な事が読み取れます。いつかはタイムスリップしたのか、条件提示ゲームの結果なのか、未だに悩む私はかれこれ3回読みました。その結論が出ないので星4つ。でも、面白いです。 それにしても…登場人物、みんな演技派。そして友達思い。こんなキラキラした高校時代を送ってみたかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み応えあるボリュームなのに、最後まで飽きさせない。 途中で誰が自殺したか分かってしまったけど、それはそれで引き付けられた。 年代が行ったり来たりしても、登場人物がいっぱいでもちゃんとストーリーを楽しみながら追えた。 さすが辻村さん。 読んで良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先生の作品の評価は読み手の状態に大きく左右される。 しっくりこない時は、時間をあけてみるのも一考かな。 たて続けに「スロウハイツの神様」「凍りのくじら」「子供たちは夜に遊ぶ」「僕たちのメジャースプーン」「名前探しの放課後」を読んできた。どの作品もだいたい中盤くらいから楽しくなってくる作風で、書いてある内容はそれほど大差ないと感じるが、その評価の振り幅は大きい。 それは内容に共感できた、かどうかが評価の分かれ目になるからなのかなと思う。 共感できる内容の作品の求心力は半端ではなく、文面を頭で理解するよりはやく身体が先にそれを感じるくらいだ。 逆の場合はただ短長な文をひたすら読まされることとなる。 このような事は誰のどの作品にでも起こり得ることだけど、現代的で癖が少い文体や表現で勝負する先生(偏屈だとは思う)は素直に応援したい。だからこそ。読者は万全な状態で読むべきだと、思った。 今は「ハケンアニメ!」を読んでいますよ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、自殺から救う奥の手=真相が『凄まじく仰天するアイデア』で、初読み時は物凄く驚いたし、大感動しました! 今回は真相だけは覚えてるから、果たして感動出きるか?という懸念がありましたが、 今作の素晴らしい所は、『タイムリープSF要素は単なる添え物』であり、 メインは『丁寧にリアルに描く自殺を救おうとする必死の過程』なので、 真相を知っていてもグイグイ引き込まれ、再び大感動しました! たまたま最近、3作品続けてタイムリープSF物を読みましたが、SF要素が魅力の大きな一端を占める2作と異なり、 SF要素は別にセールポイントでも大きな魅力でもない今作は、『苦しむあなたを助けたい』という尊い願いに満ちた『最良質な神作品』でした(*^-゜)⌒☆ そして、丁寧に登場人物やテーマを描き、現実感を鮮やかに表現する様は、さすが辻村さんだな!とレベルの違いも感じさせられました(^^) 自殺という面で言えば、 僕は『犯罪被害の後遺症から守りきれずに婚約者を自殺で亡くし、 自分も後追い自殺の果てに奇跡的に生き延び、 婚約者と同じ犯罪被害者を自殺から救ったり、僕と同じ虐め被害トラウマ者を自殺から救ったりしていた時期もあり』と、 様々深く関わってきたテーマでして、 その上で今作の『自殺から救うアイデア』は本当に素晴らしく感動的で、神懸かっていました! また今作は、『ぼくのメジャースプーン』の後日談的な要素もあり、最後で関係が明かされますが、 『ぼくのメジャースプーンと無関係でも神作品』だけど、 『ぼくのメジャースプーンとの関係を加える事で、より作品世界が深く楽しめる』という、理想的なバランスの関連作品だったという点も素晴らしく、 今作を読むなら是非、『ぼくのメジャースプーン』を先に読んで欲しいですし、 今作も誰にでもオススメしたい大感動の神作品ですO(≧∇≦)o | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
名前探しの放課後から辻村作品を読み始めた者です。 本当にこの作品が好きで、何回も繰返し繰返し読んでいる大切な作品です どんでん返しとか伏線の回収とかももちろん秀逸ですが、それ以上に青春小説としての素晴らしさ!! 読み終える頃にはあすなといつかがいとおしくてたまらなくなります。不器用な二人が距離を縮めていく感じがすごく好きで、何回読んでもほっこりします。 かなり終わりの方まで何が起きるというわけでもないんですが、クリスマスのシーンに集約されるような、優しくてあたたかい雰囲気がすごく素敵な作品です。 終盤になると、何が起きるか分かっているのに、いつも同じシーンで泣いてしまいます しかし… 間違いなく人生で一番好きな小説ですが、実は辻村深月自体はそんなに得意な方ではありません。名前探しが好きすぎて、同じ感動を期待して全作読んでるけれど当たりはほとんどない。むしろ読んだことを後悔するもの多数… いろいろな方が、メジャースプーンを読んでから名前探しを読んだ方がいいとおっしゃっていますが、そうかなぁ?と 大好きな名前探しの唯一嫌いなポイントとして、本筋に全く関係ない過去作のキャラやネタが露骨に盛り込まれていること 予習なしでこれを読んだので、最初は「?」でしたが、他の方の感想で元ネタがあると知り、わくわくして読んでみたものの、グロテスクで暗い話ばかりで読後感の良さも名前探しとは比べ物にならず、がっかりしました しかも、元ネタを読んでしまってからの方が、名前探しでの露骨な「ファンサービス」が目について仕方ない。もっと分からないくらいぼかすか、逆にもっとはっきりとさっぱり書いて、未読の人はスルーできる感じにすればいいのに、思わせぶりなのがとても嫌いです。 自己満足の「ファンサービス」のために、魅力的なキャラクターたちが不自然な動きをさせられているのもとてもとても残念です 多くの人に愛されるべき素晴らしい作品が、こんなつまらないことで嫌われてしまう。こんな悲しいことはありません。 もっと書き方を配慮する必要はありましたが、過去作を読まなくてもラストの独白だけで十分タイムスリップの仕組みが説明できています。 (辻村ファンも、それまでのくどい「ファンサービス」がなくても、この独白で彼が誰なのか分かると思うので、本当は過去作リンクはここだけで良いと思うのですが…) 他作品を読まなくても名前探しの放課後という作品が素晴らしいことに変わりはなく、元ネタたちがあまりに名前探しと雰囲気が違うので、無理に読まなくて良いのではないかと思うのです。 とりあえず「冷たい校舎の時は止まる」か「子供たちは夜と遊ぶ」を読んでみて、面白いと思った人はメジャースプーンやくじらを読んでからの方が楽しいかと思います このへんが合わなかった方は他の作品を予習しなくて大丈夫です。基本ああいう感じなので、辻村深月って苦手だなって思ってしまうだけだとおもいます 名前探しは単体でも完結しているし、やさしい物語と爽やかな読後感の素敵な作品です たくさんの方に心から楽しんでもらいたいと思っています 大好きな名前探しの放課後への精一杯のおせっかいでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こちらで名作の評判が多かったので買いました。 初期の辻村さんならではの「すこしふしぎ」な設定は非常に魅力的で出だしはよかったのですが、仲間集め⇒自殺者を推理しながら探していく⇒やっと見つけたと思ったら大どんでん返しが…、という内容かな?、と思っていたら、やけに簡単に自殺者が判明するし、「いじめ」の理由も方法もなんだかリアリティがなくて小学生みたいだし、どう考えても犯罪なんだから警察に行けばいいのにと思ったり、そんなに簡単な脅しで解決するならもっと早くやってあげればいいのに、と思うシーンがあったり、ミステリーと言ってるわりには延々と水泳大会みたいな青春ドラマが続くし、もうなんだか違和感がいっぱいで下巻はついつい飛ばし読みしてしまいました。ラストでその違和感の理由は分かることは分かるのですが、ミステリーなら読者をもっとうまくだましてくれないとカタルシスが得られないような気がしました。 ここで絶賛している人は私が抱いた違和感を全く持たずに読んだのでしょうか? それともイライラさせることも含めて作者さんの企てなのでしょうか? 色々考えたのですが、やっぱり飛ばし読みさせないようなドラマ性やリアリティがないとこのミステリーは成立しないような気がします。前評判ほどには楽しめず、ちょっと消化不良でした。すみません。 メイントリックとは関係ないと思うのですが、『ぼくのメジャースプーン』は非常に面白いので、ぜひ先に読んでおいてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(ちょっとネタバレです) タイムスリップ、過去を変えるための冒険にミステリーの謎解きを加えて、ガールミーツボーイをブレンドして、さらにラストは衝撃の大どんでん返しが、という、初期の作者さんらしいてんこ盛りのエンターテイメントなので面白いのですが、2人の人物の自殺衝動の理由がピンと来なかったです。 女の子の間の不条理な人間関係を描かせたら、右に出る者はいない!と思うくらい素晴らしい作者さんですが、今作は女の子同士ではないトラブルが描かれているせいか、ほかの作品と比べると、いじめの被害もそれほど深刻な感じがしないですし(それはプロット上仕方ないのですが、だとしてももっとリアルに騙せたのでは?)、もう1人の理由も、こんなにいい環境ですくすく育ったのに、そそんなに絶望しちゃダメなのでは????、と謎が渦巻きました。 ミステリーの構造的にものすごい傑作になりえたと思う作品なだけにそこだけが個人的に残念です。 でも、これだけの物語を作れる力ってすごいなぁと思います。登場人物もとても魅力的です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「凍りのくじら」「子供たちは夜と遊ぶ」「ぼくのメジャースプーン」読了済みです。 本書のレビューの前にこれらの作品を読んでいないと楽しめない作品かと思います。 知らない人でも物語としては完成していますが、知っている人だけが楽しめる要素が多分に含まれているためです。 是非読む順番をお間違えのないよう。 前作と同じく、後半にかけての伏線回収はお見事でした。 物語単体でも面白かったですが、前作の伏線(いいすぎ?)なども綺麗に回収されていて あーこうなっていたのか!と感動できました。 ここでの満足感がこちらの3作品を読んでいる方とそうでない方とではっきり分かれてしまっている原因かと思います。 次の作品は「ロードムービー」らしいのですが、「冷たい校舎の時は止まる」との繋がりがあるらしく こちらの作品の内容をあまり覚えていないので読み直そうか考え中ですw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上下巻を一度読み終えての感想は最後のどんでん返しと感動でその時はそれなりに満足出来たのですが、もう一度上巻から読み始めてみると、何もここ迄回りくどいやり方をして本人を騙し続けなくても、直接本人に真相を告白して、その時に備えてみんなで準備したほうが効率良いし、こんな面倒くさい事をとても頭脳明晰で正義感が強い人達のする事では無いような気がしてきて馬鹿馬鹿しくなり途中で読み進める事をやめました。結論として二度読みはやめましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本全体のレビューは、他の皆さんにお任せするとして、違和感があったのはいつか君の腕の件。競泳でクイックターン失敗したら大抵は突き指ぐらい、聞いたこと無いけどひどくて指の骨折ぐらいだと感じた。関東大会レベルの選手がターン失敗して腕の関節が曲がってしばらく腕が麻痺するような事態になる事は経験上考え難いなと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『自殺予定者』のために全員が必死で動く姿に胸を打たれ、心震えました。自殺してしまう生徒だけでなく、それ以外の人物にも悩みや葛藤があり、名前探しの中でそれぞれに成長していく、爽やかな青春小説。 ……と見せかけて、もちろんそれだけでは終わらないのが辻村作品。読み終えた瞬間に読み返したくなる、たくさんの仕掛けが隠されたミステリー小説でもある。まるでマトリョーシカのように、箱の中に箱があり、さらにその中にも箱が!?みたいな。 読み返してみると、たった一つの単語にも、なんでもなく見えていた日常会話にも、さりげなく書かれた一文にも、ちょっとした一言の台詞にも、キャラクターの趣味や特技や行動にも、実は全て意味があった。必要のない設定や言葉なんて一個もなかったのだ。二回目のほうが面白く読める。すごいなあ。 ぼくのメジャースプーンは未読だったので、最後にんん?ってなって、すぐに買いました(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
世界が広がる感じがとても良かったです。 嘘か本当か?そんなのはどうでもよくて 自分の中の不安定な色々な感情をぶつけてぶつけて、困難な事も泥臭くても立ち向かって 最後にはやっとスタート地点に立てた2人がとても素敵に思えました。 はー、読んで良かった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同級生の自殺をめぐる設定ということで、「冷たい校舎の時計は止まる」を思い浮かべましたが、誰かが死ぬような気持ち悪い表現がほとんど無い分、私は本書の方が読みやすかったです。 ……とはいえ、正直言って、河野のキャラクターが今一つ受け入れられず、なぜこの人の事を皆好きになってるんだろうか、水泳の練習の部分は何の意味があるんだと思いながら読んだもやもや感が、星一つマイナスとなった理由です。 下巻を読めば、全部解決するんですけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後のネタバレは、賛否両論、意見の分かれる所ではありますが、私は「順番を守って」読んでいたので、あああっっっと、叫びたくなる衝撃でした。そうか、彼だったのか。彼が彼だったのか、こんな所で会えるなんて・・・!! と、本当に驚き、そして嬉しくなりました。 この再会の喜びを味わえる事が幸せでした。 未読の人は、読んでください。読んでから、もう一度本書を読めば。そうすれば、 「ああ、そういうことか。」と分かるのですから。もう一度、本書を楽しめます。 椿を他の学校の生徒に設定したことも、「メジャースプーン」で、「ぼく」がトモにかけた呪いがかかったままだからかなー。 とりあえず、オチが分かったところで二度読みしました。面白かった。繰り返しになりますが、「ぼくのメジャースプーン」を読んでない人、読んでからまた本書を読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ぼくのメジャースプーン」を先に読んでいると、最後のエピローグでハッとさせられます。 (上下巻のレビューです)。 この「名前探しの放課後」だけでもどんでん返しがあり、本当は最初から「名前」は解っていたのだ!と言うどんでん返し、そして河野と友春の関係。色んな意味で楽しめる作品でしたが、これはやっぱり「ぼくのメジャースプーン」が先だな!と本書のエピローグで理解できます。 「ぼくのメジャースプーン」で名前が出てこなかった主人公の「ぼく」がこの「名前探しの放課後」の誰なのか?そしてその「ふみちゃん」も解ります。エピローグで「力」の回想に触れた瞬間にハッとしました。(「ふみちゃん」は本書途中では、天木の選挙ライバル?の守山文子に騙され?ましたが!)。その「ふみちゃん」にもエピローグでどんでん返しが。 この「名前探しの放課後」はやっぱり「ぼくのメジャースプーン」を先に読了してから、をお勧めです!このリンク、とても良かったと思います。やっぱり辻村深月さんの作品は奥が深いし、面白いです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻の半分くらいで飽きてしまった。 残念ですが引き込まれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メジャースプーン読んで感動してから きちんと順を追って読んだのですが、 どうリンクしているのか読解力が乏しい私には 全くわかりませんでした。 一読ではダメなのか、能力不足か、、 それ以前に純粋に楽しくない作品でした。 期待外れで残念。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!