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暗夜を渉る
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暗夜を渉るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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現在、Spenser novels 8/40 (1981)まで読み終えた段階。別に飽きたというわけではないのだが、まだまだ先は長いことを考えて、別シリーズであるJesse Stone novels 1/9 (1997)の本書とSunny Randall novels 1/6 (1999) ”Family Honor (Sunny Randall)”を購入してちょっと寄り道してみることに。 到着した二冊はいずれもBerkley社のペーパーバックで、Dell社のThe Spenser Novelsと比較すると約1.5cm背が高い変形版。全373Pの”Family Honor (Sunny Randall)"の方が明らかに分厚いのだが、薄い紙を使用している本書は402Pのヴォリュームになる。手に取った感触が頼りなく、ちょっと読みにくかったのはこのためか、と改めて気付いた。電子書籍になればこのような違いはなくなってしまうのだろうけれど。 本シリーズに関する噂は、好むと好まざるとにかかわらず、またそれが正確かどうかは別にして、いろいろ耳に入ってきていた。奥さんに逃げられてアル中になった挙げ句に勤務先をクビになり、ようやく拾ってもらった田舎の小さな警察署に都落ちした男の話なんておもしろいのだろうか、と思いながら読み始めたところ、実は公私共々しっかりしているではないか。 警官の仕事は部下達が唖然とするほどプロフェッショナルに全うし(でもアル中)、文句を言いにきた同僚の法律家の女性をいつの間にか懐柔し苦笑させ、挙げ句の果てに食事に誘いその後…(でも別れた奥さんのことが気になる)、とマイナス面を持ち合わせながらもふつうにかっこいいヒーローとして、主人公のJesse Stoneは描かれている。先入観で語ってはいけないな、と後悔。 The Spenser Novelsとの大きな違いは、ストーリーが三人称で語られていること。警察という組織を舞台にしていることもあり、いろいろなキャラクターの視点で物語は滑らかに進行していく。文や章が短く読みやすい点はいつも通り。全77章なので、約5P/章と小気味よく、ちょっと時間が空いたとき「次の章まで」と思いながらページを繰っていると、一章では済まない場合が多い。いつもの倍の厚さもまったく苦にならず読み終えることができた。 | ||||
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スペンサー・シリーズに手一杯で、サニー・ランドル・シリーズも読み始めたばかりなので、ジェッシイ・ストーン・シリーズを読むのはまだ先かなと思っていましたが、スペンサーシリーズの端役で登場したので気になって読むことに。期待を裏切らない面白さ。スペンサーとも、その女性版サニーとも違うキャラクターのジェッシイ。暇さえあれば酒を飲んでいる印象のスペンサーと対照的に、ビールをちびちび飲みながら「もう飲まないぞ」「酒に飲まれないぞ」と自分に言い聞かせている姿が微笑ましい。期待大なシリーズ。 | ||||
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