■スポンサードリンク


ハサミ男



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ハサミ男 (講談社ノベルス)
ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男の評価: 3.81/5点 レビュー 383件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全255件 81~100 5/13ページ
No.175:
(5pt)

磯部よ、磯部。ああ磯部…

読みやすく面白かったです。
殺人鬼の「わたし」の一人称と刑事たちの三人称が交互に書かれます。周囲の主人公に対する言動と「わたし」との違和感で、「わたし」に関する仕掛けはわりとすぐに分かりました。それでも最後まで面白く読めました。

刑事のひとりである磯部くんが徹底的に可哀想でした。彼、刑事にむいてないよね。END後の彼に降り掛かる厄介事が目に浮かびます。ハサミ男はきっと又現れる。磯部くん、君に幸あれ。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.174:
(5pt)

まだ途中までしか読んでません

まだ途中までしか読んでませんが、楽しませていただいてます。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.173:
(4pt)

予想通りの面白さ

まず面白かった。普段職場で本は読まないけど、この本はつい読んでしまった。
ハサミ男が男でない可能性には薄々気づいていたけど…。

終盤のごちゃごちゃはちょっと難しかったけど、全体を通してみれば面白い小説でした。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.172:
(4pt)

ビックリするはず

絶対二回読みたくなる本。
トリックに無理があるという人もいるが、面白く読めた。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.171:
(5pt)

わかっていても騙された

叙述トリックであると聞いて興味をもち、私はこの小説を手に取りました。最初から叙述トリックであるとわかっているなら、そう簡単には騙されない。私にこの本を紹介した人は、最大のネタバレを伝えてしまった。そう思っていました。
結果。私の描いた物語は、たった1ページで覆りました。頭の中が歪む感覚。この不快感と心地よさはそうそう味わえません。
おそらく、これは初見でなくては味わえないでしょう。あまりにも、見事でした。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.170:
(4pt)

2回目も面白く読めそうな本です

ミステリーはほとんど読みません。
前回読んだのはいつでしょうか。
そのくらい読んでいません。
読み始めたら、結構面白くて読んじゃいました。
途中で??と思ったところがやっぱり関係していました。
全容を知った後で再読したらまた違った視点で楽しめそうです。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.169:
(5pt)

騙された

結論からいうと面白かった。
二人の視点を交互に物語が進んでいると思って読んでいたので、後半になって実は三人でしたという叙述トリックでした。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.168:
(4pt)

どんでん返し系のミステリ

どんでん返し系のミステリです。なかなか面白い。一人称で描かれるのが誰なのか、どういうトリックなのか、なるほどと思わせる面白さがあった。よい!
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.167:
(4pt)

ハサミ男の正体

「わたし」のよる一人称小説なので読者は「男」だとミスリードされてしまいがちだが、端々で「わたし」に向けられる周囲の視線(編集長や同僚のバイト、フリーライターなど)に違和感を覚える。
ハサミ男の模倣犯による殺人事件を追う「わたし」と事件の真相を探るよう唆す「医師」とのやり取りも面白い。なぜ「医師」があの風貌なのかも終盤で判明します。
第一発見者の「小肥りの男」が怪しいと睨んだ所轄の刑事、警視庁本部の心理捜査官もハサミ男包囲網を狭めていくが‥‥

叙述トリックとしては使い古されたテクニックらしいですが、『ハサミ男』が初の叙述トリック物でしたのですっかり騙されました。読者を騙すことに成功した時点でミステリーとしての骨格がどうとか、模倣犯の偽装工作が稚拙とかはどうでも良くなっている。
理知的で美しい女子高生ばかり狙っているのか、殺人衝動の捌け口がたまたまそういうタイプなのかもあの結末で分かります。

クリスティの『アクロイド殺し』や貫井徳郎の『慟哭』とは一味違います。読後感はモヤモヤを残したまま、世間的にも捜査関係者的にも「ハサミ男」の正体はバレていないわけだが、殺人衝動を抑えられない以上いずれ正体が露見するのは避けられません。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.166:
(4pt)

ネタバレする前に

この作品に登場するトリック自体は単純なものなので、ネタバレが気になる人はレビューなんか読まないでさっさと本を手に取った方が良いと思います。
トリックはミステリを読んでる人間ならば簡単に気づくかもしれませんが、トリックがわかってしまってもサクサクと読ませてくれる外連味のある文章なので楽しめると思います。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.165:
(5pt)

三年ぐらい積んどく本だったのですが。

面白かった。

でも、
日高が千夏へと変貌を遂げて、再び社会に紛れ込んでいってしまった歯痒さがありますけどね。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.164:
(5pt)

必読の一冊

ミステリー好きは必読。それ以外の人も、まず間違いなく楽しめる。
殺人犯の視点で綴られ、意外な方向に進む展開は、ミステリー史にも残る傑作と言える。
レビューの中に、展開が読めるとか色々言っている人がいるが、ひねくれ者としか思えない。本当に楽しい作品だった。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.163:
(4pt)

見事に騙された

ハサミ男が自分を模倣した殺人の第一発見者になるという、ぶっとんだお話でした。なんだその奇跡はと思いましたが、まぁ小説なので私は許容できるかなと。
巧みな文章と構成で、硬い文体ながらもすらすらと読むことができ、あっという間に読み終わりました。そして騙された。
全編通して、他者への理解について作者なりの見解で描いていたように思います。そこらへんの描写が特にユーモアにあふれていて面白かった。
ちょっと冗長に感じる部分もあったので☆4にしましたが、叙述トリックを楽しみたい人にはおすすめです。トリック云々以前に、物語自体が面白いので。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.162:
(5pt)

思考トリック。心理を深く描いた名作。レビューに左右されず、味わうべき。

読み終わった印象は、”本格的なミステリー本を読んだ。堪能した。良書と出会った”という実感。
有名作品の中にも、読後感が非常に悪いものがある。いい加減な種明かし、軽薄な印象。
しかし本作品は、そうしたものではない。

この本が以前から話題になっていることは知っていたが、すぐには手に取らなかった。
ブックオフで棚にあり、何気なく開いてみると、巻頭扉には、XTCの歌詞。巻末の参考文献には
ジェイムズ・ジョイス。”おや?”と思って、読書意欲が湧いた。

冒頭、主人公の独白が続く。これが淡々としていて、事務的で、
でもどこか狂っていて。そのかんじが不快で、ページを繰るスピードが速まらなかったが、
3人目の被害者が登場し、刑事たちが捜査に乗り出し、ハサミ男ではない人物による
ハサミ男的殺人事件が勃発してからは、通常のミステリー小説が持つドライブ感が発揮され、
読むことは楽しくなった。

以下、根本的ネタバレあり。
まず、本作が「叙述トリック」であるとあるが、それはある意味当たっているが、それが全てではない。
タイトルからして読者をある方向へ誘導するものだが、それは理不尽な仕掛けではない。
ネタがばれてからも、ラストで全てが明かされるタイプではないから、読者の評価が低いのかもしれない。
しかしそれは本作が持つ豊かな広がり、余韻となっている。
そして謎解きの後、もう一度、最初から味わいつつ読むという楽しみが残っている。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.161:
(5pt)

おもしろい

小説というものを全く読んだことがなかったが、特に苦になる所も無く、あっという間に読み終わってしまった。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.160:
(5pt)

あなたは本書を読了後、必ず再読するだろう

……と勿体つけてみたものの、内容は素晴らしいの一言です
まず題名が素晴らしい!読み終えた後まさにこの題名しかないだろうと思うこと請け合いです。
そもそもこんな題名だったら犯人が……おっと。
文章も絶妙の緩急で読んでいて気持ちよく、終盤の大どんでん返しには思わず大声を出してしまいました。
ミステリ好きでも、ミステリ好きじゃなくても楽しめる素晴らしい小説です。
惜しむらくは作者が若くして急逝されたこと。もっとたくさんの作品が読みたかった……
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.159:
(5pt)

騙されたい人におすすめ

筋に乗って読んでいってもふつうに面白いですが、最後には爽快に「騙されたー」と思えると思います。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.158:
(4pt)

これは騙される。

ほどよい具合の騙し具合。あ、これは筋が読めたな、と思ったらそれがミスリードされている方向で、真実はそれとはまた異なるもの、という展開。面白かった。

(以下、ややネタバレ)
ただ、もう少し物語に登場してくる人が最後の最後の中心になってくれればより面白かった。正直、あのときのあの人はそういえばどうしてるんだろう、とずっと思っていて、あーここで出てくるか、という展開だった。もちろん面白かったが。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.157:
(4pt)

レビュー見過ぎは良くない

古典ですが言うほどの良さは感じられませんでした
レビューを見過ぎてあまりハードルを上げない方が良いです
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.156:
(4pt)

メフィスト賞受賞作

メフィスト賞受賞作なので、当然、真梨幸子や浦賀和宏の名前が浮かぶ訳ですが、物語の途中で解離性人格障害が関連しているらしいことに気付いたところで、浦賀和宏の例のやつかと一瞬嫌な予感(同じ場面を視点を変えて記述するのもよく似てるし〕。
最後、それも裏切って大団円。よくできたミステリーでした。
ハサミ男 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!